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【星幽塔】最終決戦! すべての希望に火を灯せ!
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【赤の扉】狼煙あがる
左翼、右翼が激しい戦闘を繰り広げる間、中央の部隊は互いに平原を挟んでにらみ合いを続けていた。
こちらが優勢である旨は、逐一、
小犬丸 信乃
によって情報を得ていたが、実際に戦況が動いたのは、右翼の平原の奥で狼煙が上がってからだった。
狼煙を上げたのは
ゲース・アイルンアルム
の部隊。
彼の遊撃隊は影御剣隊へ向うと見せかけて迂回し、城門偵察へ向かったのだ。ゲースははじめ、新田樹からコピーさせてもらった物体を瞬間移動させるろっこん「箱庭(リトルガーデン)」を使って自分たちを馬ごと移動させようとした。が、うまく発動しなかった。
「んー、なんか条件違ってたかー?」
何度か試すうち鞍だけなら移動させられるが、自分や動物もいっしょには移動させられないことを発見した。どうやらそういう能力のようだ。仕方がないので、目立たないよう少数のみで城塞近くまで移動し、橋が渡れるか罠がないかを遠目に調べた。橋は頑丈そうな石橋だった。外から見た限り罠らしきものも見当たらない。ゲースたちは偵察のみで取って返すと、機を見て「全軍前進」の狼煙をあげたのである。
平原に真っ直ぐ立ち上る狼煙を背に、ゲースは自部隊と、合流した右翼部隊に向け号令をかける。
「野郎ども、城攻めの時間だ! ティクス、スハイル、ストレイトの隊は横から中央隊の突破を支援! 遊撃隊は俺について来い! 反転し、アクラブ隊背面を切り崩せ!」
そのころ、敵のアクラブ隊と真正面で対峙し、最前線を護っていた死神隊では。
「狼煙があがったね兄さん」
「ああ。いっちょ暴れるか」
兄の
新田 亮
を副将に従えた大将・
新田 樹
は自軍に合図し、進軍を開始する。
「本陣も死神隊に続け! 数で押して一気に攻め落とす!」
本陣のレオーネが獅子に跨る。
本陣後方で魔法部隊を形成していた
旅鴉 月詠
は、魔火の光を操るということでスカウトしたほしびと、
ティオレ・ユリウェイス
に片目を瞑って見せる。
「隊の名前は旅鴉隊でいいかな。それともティオレ隊がいいかい?」
「おまかせするわ。というより、こんな最終決戦とやらに参加するつもりなかったのよね、ほんとは」
「なのになぜ、と聞く流れかな、ここは」
「……まあいろいろとしがらみというやつがあって。言っておくけど、元々が気ままな盗賊稼業で集団行動は苦手よ、私」
「それはまあ、見ればわかるよ」
ティオレは踊り子のような身軽な衣装で、耳とへそにピアスをつけていた。茶色の髪をポニーテールに結い上げており、一見二十前後かと思われる美女だが、その青い瞳は自由さと老獪さを湛えている。集団行動なんてのはむしろ、目の敵にしていそうな古強者の気配だ。
「ま、そうは言っても、よ。戦場にポンっと放り出された以上、好き嫌いで動くわけにもいかないわよね。とりあえずは部隊の作戦行動には忠実に動くわ。指示してちょうだい」
「了解した。まずはこの金剛ドリンクを飲んで各自攻撃力と防御力を高めよう。それから――……」
また、エイロス隊では。
「狼煙だ。まだ戸惑いがあるかい、エイロス」
サキリ・デイジーカッター
が副将につき、大将
エイロス・レヴィ
を励ましていた。この最終決戦の直前に自分がおうし座のアステリズムだということを知った優しい彼は、敵以前に、自分の背に突如かかった重みと戦う羽目になった。サキリは、そんな彼に声を掛け続け、激を飛ばして励まし続けている。
「将の迷いは兵に伝染する。堂々と構えてくれ」
「ふふ、君のような少年に諭されるとは。これでも私はダソス城の騎士団団長。部隊にとって大将がいかに要であるかはわきまえているつもりだ。ただ、アステリズムという役目はどうも……未だ馴染まなくてね」
「君は立派なアステリズムだよ。自信を持って良い」
「自信、か。アステリズムとしての自信なんてものはまだないが……騎士として、星幽塔に暮らすひとりとしての自信と覚悟は持ち合わせている」
エイロスは凛と胸を張り、エイロス隊の仲間たちに告げる。
「この戦い、決して負けられない! 私たちの住む第八階層の城と森を護るためにも!」
「「おうっ!!」」
鋭い気勢。第八階層から駆け付けた騎士団員で構成されたエイロス隊の面々は高く剣や槍を掲げた。サキリも蛇腹剣を高く掲げ、彼らの高揚に身を浸す。
(この隊は強い。寄せ集めじゃなく、訓練を積んだ騎士隊だ。エイロスの鼓舞でさらに強くなった)
金色の旗が振り下ろされる。
「エイロス隊、前へ、進め!」
エイロス隊が動きだしたのを見て、蒼蝶隊の副将・
屋敷野 梢
も自部隊に呼びかけた。
「副将の屋敷野です。長い間、苦しめられてきました。多くの人が、傷つきました。けれども……それも、今日で最後にしましょう! みんな、生きて、家に帰りましょう!」
応! と上がる声に、梢は大将の
如月 庚
を引っ張り出す。
「ほらっ! 我らが蒼蝶隊大将、如月将軍も一言っ!」
「将軍って……そういう柄じゃあねぇんだがな……まぁいい。こういうのも、また一興だ」
庚は彼の戦闘服であるスカジャンをばさり、はためかせる。
中学生の頃、いけ好かない不良たちを前にした時と同じ喧嘩スイッチが入るのを感じる。
前髪をかき上げる。
狼のように鋭い瞳に宿るは、決意の光。
「テメェら小難しい事は抜きだ。今まで散々苦しめられてきた。だったら、やる事は一つだ。各々の思うがまま、応報しろ」
「如月庚が蒼蝶隊に告げる――
徹 底 的 に ブ チ の め せ!
」
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担当ゲームマスター
星のサーカス団
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
73人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月20日
参加申し込みの期限
2017年07月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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