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異世界転生勇者系 ~君のためのクロニクル~
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■JJH・オリジン
高杉 かよう
は高校球児……に、なる予定の少年である。
中学で白球を追いかけ青春をグラウンドで過ごした彼にとって、寝子高入学は寝子高野球部への入部を意味していた。
早速始まる部活勧誘シーズンの中、夜の自室で彼は入部届にサインをしていた。
「よし……! 待ってろよ甲子園!」
ぎらりと未来に希望を見て、いざ就寝。
と、思ったら。
「どこだここ!」
謎の宿屋で目を覚ました。
粗末なベッドと狭い部屋。ぱっと見木造っぽいが、窓らしい窓はない。よく見るとついたてでちょっと風通すための木窓があるだけである。
なんだよ縄文時代かよと(縄文時代ではないが)外を覗き見ると……。
頭が動物みたいになった人があちこちを歩き、露天の商人からリンゴを買っていた。
巨大なカエルにひかれた馬車ならぬ蛙車が通り過ぎていく。
「おいおいなんだよ、ファンタジーだな」
と、そんな言葉を口にしたところで頭にずきんと痛みが走った。
そして一時的に飛んでいた記憶が、高速で芽吹く花のように広がっていく。
窓から入ってきたハチにさされて運悪く死にそうになったこと。
魂を転生させて異世界へと逃れたこと。
魔王を倒すことでその報酬として元の世界で生き返ること。
「つってもなあ、俺に出来ることつったらコレだけだぜ」
そう言って、彼は木製のバットを翳した。
っていうか普通に持っていた。
もっと言うとグローブも持っていたし、野球部のユニフォームと帽子もあった。
「うお、やべえ! 寝子高のユニフォームだ! 先に手に入るとかさすがファンタジーだぜ!」
ひゃっほうとテンションをあげて、あげて、ひとしきりあげて、そして素に戻った。
「異世界の魔王倒す装備としてナシじゃねえ?」
重ねて言うが、
高杉 かよう
は高校球児になる予定の男である。
ユニフォームとバットを渡されたらとりま着て振ってみるのが定めである。
おーおー手になじむなあこのバット、と思っていたら。
「我はガマ王。人類を支配する者なり!」
巨大なカエルが民家を片っ端からなぎ倒しながら現われた。
自分の泊まっている(と思われる)宿屋も破壊されたことで、かようは慌てて外に飛び出した。
「カエルが人を襲うなんて!」
「カエルさんは人間の友達なのに!」
「えっそうなの? そういう世界なの?」
当然だがいまいちこの世界の常識に疎いかようではあるが。
「なんだ人間。おかしな格好をした人間よ、まずは貴様から生け贄としてく――」
「うっせえ!」
必殺高杉ホームラン。
説明しよう。高杉ホームランとは明日へ向かってスイングしたバットが綺麗に弾をとらえて観客席へ飛んでいく……時の感じを思い出しながらバットを振ることである。相手は死ぬ。
「げぶあ!?」
一瞬でお月様の一部となったカエル王。
そこへ。
「カエル王がやられたか」
「奴は四天王の中でも最弱」
カエル皇帝とカエル大統領とカエル天皇が現われた。
やれいと命ずるままに投石機から巨石が放たれるが、そこは高杉である。
「見えた。お返しだ!」
飛んできた石をバットで次々に打ち返した。
「「ぎゃあああああ!」」
カエル四天王が早くもやられた!
「ククク、やるようだな人間」
すさまじいまき具合でカエル魔王があらわれた。
巨大なカエルが飛びかかる。
かようは今度こそ潰される――と思った途端、彼の身体は突如としてハチに変わっていた。
「うおっ、なんだこれ! こんな力貰ったっけか!?」
よく分からないが、よく分からないままでも動けるのがかようという少年である。
カエル魔王のスタンピングをかわし、人間へと戻る。
「よくわかんねーが、とりあえず……!」
拳を握る。すると先端から八の針がつきだした。
「逆転ツーランだ、なんかの魔王!」
繰り出した拳。
魔王の腹に突き刺さった針は毒を放ち、魔王をしとめ――。
た、ところで目が覚めた。
「うおお夢か!」
自室で目を覚ました。
バットもグローブもない。入部届はある。
なんだ夢だったのかと拳を握る。
と、そこからにょきっと針が突き出てきた。
「夢じゃねえ!」
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担当ゲームマスター
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月30日
参加申し込みの期限
2017年07月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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