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新年度のはじまりはじまり。普通科編
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●2年2組の自己紹介
「それじゃ、せっかくだし自己紹介といきましょうー!」
美和の言葉、そして順番に名前が呼ばれていく。
名を名乗るだけだったり、愉快なPRも含まれていたり、自己紹介も人それぞれ。衛は『牛乳は敵!』と言い切っていた。
「はい、次。
恵御納 夏朝
ちゃん!」
美和の声に夏朝がはい、と立ち上がった。
「恵御納、夏朝……です。好きなものは、猫」
(よし、猫さんって言わずに耐えた!)
夏朝は更にグッと拳を握る。
2年生ともなれば、新たに後輩もできる。しっかりとした大人の女性として歩まなければならない、と夏朝の頭の中は使命感でグルグルしており。
高校2年生らしく。後輩にも立派に思われるように。子供っぽさを少しでも減らして……
「去年同じクラスだった人も、別のクラスだった人も……」
手には、いつも携えている猫パペットのハルくんをしっかり装着し。
「どうかよろしく……にゃー!」
満面の笑顔で『にゃー』
可愛い。とてつもなく可愛い。クラス中が優しく微笑ましく温かい表情で夏朝を見守っている。だけれどごめん、高2らしさは絶賛彷徨いだした。
いやでも待て。
夏朝は気付いた。ここは2年2組。この場に後輩はいない。しかも担任は前年同じく美和先生。
何を恐れるものがあるだろうか、いやない(即答)
ありのままの自分を受け入れてもらうチャンスでもあるのだ、そうだそれが自己PRだ。
パペットのハルくんを左手に装着したまま、夏朝は決心した。周りを見渡し深呼吸し、思いの丈をぶつけた。
「2年2組……つまり、にゃんにゃんクラスー! 楽しい一年になりますように!」
ハルくんと共にペコリとお辞儀をすれば、大きな拍手。
先に自己紹介を終えていた衛も「そう言えばにゃんにゃんだなー」と楽しそうに声をあげ。
ドキドキした胸を落ち着けながら、夏朝はまた席へと腰かけた。
鬼河内 萌
は名を呼ばれ、元気に立ち上がった。そして明るい笑顔と共に
「ボクはMMR……あ、萌ミステリーリポートって意味なんだよ☆ で、兼『究極のカレーを求める会』会長の鬼河内萌です」
クラスメイトの何人かが急激にカレーを食べたくなる魔法にかかりつつ。
「カレーが大好きです! 今後ともヨロシクね☆」
八重歯をこぼれさせつつ、笑顔を見せる萌だった。
己の名を呼ばれると、
如月 庚
は無言で気だるそうに立ち上がり。
「あー……如月庚。知ってるヤツも知らねーヤツもまぁ、なんだ。……テキトーによろしくどうぞ。……以上」
ぶっきらぼうな表情と態度で自己紹介を言いきると、ガタタッと席へ座り直す。
庚くん相変わらずねー、と美和は思いながら、微笑ましいとばかりに赤い眼鏡の奥の目を細めた。
そして、名を呼ばれたのは
椎井 莉鳥
。
いつもと変わらぬ表情で立ち上がり、淡々と口を開いた。
「椎井莉鳥、1年の時は4組にいました。名前で呼ばれるのは嫌いなので、私のことは苗字で呼んでもらえればいいと思います」
有無を言わさぬ莉鳥の雰囲気に、クラスメイト達は彼女を苗字呼びするのを肝に銘じるのだった。
七夜 あおい
は自己紹介で「今年こそはお弁当を毎日自分で作りたいな」と意気込みを語る。
その後、呼ばれた
日々野 結衣香
は
「私の趣味は読書です」
と、のんびりとした口調で話せば、同じく読書好きな庚がチラ、と視線を向ける。
「主に読んでいるのは歴史物で、時代小説が大好きです。夢は史跡巡りをすることです」
特に好きな歴史上の人物を数人挙げた後。
「文芸部と新聞部をかけもちしています。その関連でお話を伺うこともあるかと思いますが、その時はよろしくお願いします」
丁寧に頭を下げ、そして更に丁寧に席へと座り直すのだった。
(美和ちゃんか……。私生活はだらしない印象が強いんだけど流石に学校ではそこまで酷くないだろう……と、思いたい)
過去に美和の部屋掃除に出掛けた一人である刀。あの時の惨状を思い出す。
一見、刀はぼーっとした雰囲気を見せているが、美和の話や周りの自己紹介はしっかり頭に入れている。
己の自己紹介は簡潔に。
「元1年1組の
御剣 刀
。剣道部と学園支援部に所属している。今年度もよろしく頼む」
挨拶を終えると着席する。その時、刀は一つの提案を思いついた。
鞄の中を調べると。
(あった)
刀は1人こっそりと、口角を上げるのだった。
夢呼・ステイシー
も、実家の和洋菓子店でアルバイトを始めたことや、最近ハマっているのはヨガであることを交え自己紹介を行う。
「洋菓子も、和菓子も。サービスするからどうぞご贔屓に!」
と伝えれば、美和が「行く! 絶対行く!」と少女のようにはしゃぎだす。
その言葉に夢呼は八重歯を見せて嬉しそうな笑みを見せた。
また庚がボソッと『花より団子』と言えば、美和が頬を膨らませ。
「あたしだって女の子なんだから、仕方ないでしょー!」
「……女の子?」
「うぅう、いいじゃない、女の子って思ってたってー!」
愚痴が始まりそうな美和に、刀がまぁまぁ、となだめれば。クラスは笑いに包まれるのだった。
●2年2組の記念撮影
和やかに自己紹介も終わり。
「よし、それじゃあ。これから皆でピクニック行ーくよー!」
そう言う美和の声に、「先生」と手が上がった。
「お? どうした刀くん?」
立ち上がった刀は美和や周りを見渡すと、一つの提案をした。彼の手にはデジタルカメラ。
「折角だし集合写真でも撮らないか?」
完全な初対面でもないし、何だかんだで知った顔だしさ、と続ければ、皆が笑顔で立ち上がる。
美和を真ん中に、黒板をバックにし。これからの一年の抱負や、自分の好きな言葉などをそれぞれ黒板に自由に書いて行く。
美和はこっそり『女子力アップ!』と書き添えて。
刀がタイマーをセットすれば、2年2組の皆が撮影される。
目、つぶっちゃった! あ、ブレてる! などとキャッキャしながら何カットか撮影し。
きっと、また写真を見た際には、こうして撮影を楽しむ時間も良い思い出となっていることだろう。
こうして、皆がOKと思えるベストショットが撮影できた。
「これからの一年が終わる時に、また撮ろうぜ」
刀の声に、美和を始め皆が笑顔で頷くのだった。
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担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
1000人
参加キャラクター数
51人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月23日
参加申し込みの期限
2017年06月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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