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【天下一ボビナム大会(2)】
「モッ ハイ バー ボン シダ ダダ ダダda!」
「ぐう……ッ!?」
新田 亮
を襲う、嵐のような蹴りの乱打。
試合は進み、なんだかんだで勝ち抜いた亮と
シダ 美穂戸
の決勝戦は、激闘必至!
「くっ、打撃じゃとても優位には立てないな……なら!」
主催者だけあってか、シダのキックはきっと本場ベトナムにあっても見劣りしないほどの鋭さを誇ります。まともにやり合っては不利!
対する亮には、ボクシング、柔道、テコンドーと複数の動きを使い分けられる柔軟性がありました。けん制のジャブを囮に、シダのふところへ潜り込んでの投げ技を狙います。
「そこだっ!」
蹴りの雨をかいくぐり、見つけた隙に足元を踏みしめ一気に加速。シダのアオザイの胸元をがっちりつかむと、稲妻のようなスピードで繰り出す背負い投げ!
「みんな 強いな つよい たのしいな」
けれどシダはしなやかな身体とバネを活かして背をそらし、しゅたんと着地。至近距離から膝を突き出し一撃を加えると同時に、反動で間合いを離します。
時間にして1~2秒程度、めまぐるしくも一瞬の攻防を、観客たちが半ば怒号めいた歓声と拍手で称えました。
シダはあけっぴろげに、にかっと歯を見せて笑います。
「大会 大盛り上がりだ みんな カムオン カムオン」
「こちらこそ。こういう機会はなかなか無いからな、貴重な経験だよ」
シダの呼びかけで始まったこの大会。エイプリルフールのウソとはいえ、こうしてたくさんの観客たちを楽しませてくれているのは確かです。
格闘技には大いに興味がある亮にとっても、これは得難い機会であると言えました。
「もっともっと 盛り上げるぞ 盛り上げる シダ いくぞ」
「ああ! ここからは俺も本気で……ん?」
と。その時でした。
空から降ってきた謎の光線がシダめがけて、びびびびび!!
「チアントーーーイ(へんしん)」
それは大盛況なボビナム大会の最後を飾る、シダのとっておきのウソ。
天から降りそそぐ宇宙線を浴びて、シダの下半身はベトナムユニコーンの呼び名で知られるサオラのごとく四本足に。身体はむくむくと大きくなっていき……シダはなんと、巨大なサオラケンタウロスに大変身!!
「シダ ラスボスだ ラスボス みんなで たおせ」
武舞台には全高3~4メートルほどにも巨大化したシダケンタウロスと、その向かいにちょこんと立つ亮。
「そうきたか……!」
どよめく観客たち……なにしろ大きさが違い過ぎるものでして。シダがぐわっと前足を振り上げて地面へどかんと叩きつけただけで、武舞台の床には蹄型の跡がくっきりです。あんなもので踏みつぶされてしまっては、ひとたまりもありません……控えめに言ってもぺしゃんこです!
「おーっとぉ、シダ選手変身~! これはちょっと強すぎるかも、まさしくラスボスーっ! て感じよね、どうするどうなる~!?」
「……助太刀する!!」
入江 みつび
のアナウンスに呼応するかのように響く、凛と通る声。
武舞台へと飛びこんだのは、にやりと笑う
添星 叡知
!
「せっかくの大会だ。最後まで楽しませてもらおうか」
「もちろん、バニーもやるわよ!」
続く小さな影は、こちらも朗らかな笑顔の
バニー・オークレイ
!
「天下一の大会だものね。みんなで思いっきり、盛り上げましょ?」
「お前たち……」
巨大サオラケンタウロスに立ち向かう亮、そして並び立つ叡智とバニー。
なんともヒロイックな展開に、観衆の盛り上がりは最高潮に! マイク片手に、みつびのアナウンスにもいよいよ力がこもります。
「さあ、戦いはいよいよクライマックス! 巨大シダちゃん対三人の英雄たち、一体どちらが勝利を飾るのか!? いざ、ボビィーーーゴーーー!!」
威勢の良い掛け声とともに飛び出した叡智は、さっそく黒いサーベルタイガーへ変身! 重量級な肉食獣はやっぱり迫力満点、どかどかと走り寄りシダへ飛びかかる姿には客席の子どもたちが大興奮!
亮は息を止めてろっこんを発動。相手とこれほどの体格差があるなら、もはや加減を考える必要もありません。すっと取り出したのは野球の硬球で、六倍となった身体能力で、思い切り投擲!
巨大シダの足元では、バニーがぱちりと指を鳴らして、エア弾を連射連射連射! 巨大だからこそ、ひとたびバランスが崩れた時には致命的な隙を見い出すことができるでしょう。
踏みつけを辛くも避けた亮が硬球を全力投球して肩口へびしりとぶつけ、振り払う腕をひょいと飛び越えた叡智は長大な牙でかぷり。その隙にバニーがエア弾を足元へと集中砲火!
時には同時攻撃、時には体を入れ替えながらの絶妙なコンビネーションで攻める三人。余裕の笑顔で彼らを迎え撃つシダ。
「たのしいな たのしいぞ ヴイヴイヴイ!」
激闘は続きました。
やがて、
「いっけぇ~~~っ!!」
亮の投擲が作り出した隙に、跳躍した叡智の背中から宙を舞うように飛び出したバニーが繰り出した、渾身のダッ! が決め手となりました。
ゆらりとよろめいたシダの巨体は徐々に傾いていき……ずずんっ!
「やられた やられた 良い勝負だったな シダ 満足だ まんぞく」
「シダ選手、ダウーーーン! 第一回ボビナム大会、これにて決着ぅーーー!!」
みつびが叫ぶと、叡智やバニー、亮、元の姿に戻ったシダへも、観客席から割れんばかりの拍手喝采が降り注ぎ、彼らは笑みを浮かべて手を振り返します。
ボビナム大会優勝は、この三人! シダが亮と叡智の手を取り空高く掲げ、バニーが銃口のように指先をフッと吹くと、歓声はとどまることなく大きくなっていきました。
「ふう。思い切り身体を動かしたら、腹が減ったな。何かうまいものでも食べに行かないか?」
「いいわね! 何が食べたい?」
「俺は、からあげが好きだな」
満足そうな顔で叡智が言うと、バニーもにこやかにうなずきます。
「なら 食べいこう 優勝祝いだ シダ おごるぞ おごる」
「いいのか? じゃ、お言葉に甘えるとするか」
主催者シダの太っ腹や器の大きさには亮も感服しつつ、みんなでごはんを食べに行くことになりました。
「ちょっ、私も! みつびちゃんも! 今足ぐきってるから、誰か連れてって! つーれーてーってー!」
こうして、第一回ボビナム大会は幕を閉じました。
きっかけはエイプリルフールのウソではありましたけれど、始めてみたならその枠はボビナムに留まらず、さまざまな格闘技やろっこんも交えての異種格闘技戦! 多彩な技の応酬には、観客たちも興奮することしきりでありました。
「ヴイヴイ 楽しかったな またやろう♪」
第二回ボビナム大会の開催も、そう遠いことではないかもしれませんね!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
109人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月09日
参加申し込みの期限
2017年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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