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【天下一ボビナム大会(1)】
「シンチャオ シダだ」
シダキック! でおなじみ、
シダ 美穂戸
ちゃん。せっかくのエイプリルフールということで、ひとつでっかいウソをついてみることにしました。
「『天下一ボビナム大会ある』」
途端。またたく間に現れた、四角い武舞台。周囲を埋める無数の観客たちからは、どわーーーっと大歓声!
第一回・天下一ボビナム大会、ここに開催決定!!
「ボビナム ちがうでもいい 武器 ろっこん 自由 たたかおう しあい!」
勝負は何でもありのアリアリルール。武舞台から落ちたり、気絶したり、『まいった!』と言ったり泣いたら負けです。
さっそく数々の猛者たちが名乗りを上げて、会場は早くも熱気ムンムン。観客たちも試合の始まりを今か今かと待ちくたびれております。
「大会 はじめるぞ スタートだ みんな チュックマイマン☆」
ウィンクしながらの投げキッスを合図に、今、激しい戦いの幕が切って落とされます!
さっそくたくさんのモブ選手たちが飛んだり跳ねたり、目にも楽しい名勝負を繰り広げる中。
「次の試合は、
バニー・オークレイ
対
添星 叡知
!」
どっからか湧いてきた審判が、ふたりの名前を呼びました。
「ハイ! バニーは小さいけど、負けないよっ」
かたや元気なカウガール、バニー。対するは眼光鋭い巨漢、叡智です。
「ああ、分かってるさ。同じボビナム道場の者だ、油断はできまい」
まずは一礼。
「「ギー、ニン、ニンレー、レー!」」
向かい合ってじりりと構えたところで、試合開始!
最初に飛び出したのは、小さなバニーです。床を蹴ってしゅばっと突撃、ローキックからミドル、ハイと素早い連打!
対する叡智は防御を固め、受けきった直後に大振りなミドルキックを放ちひとまず間合いを取ります。
「ふふっ。ボビナムは、低身長者の味方! バニーと相性はいいのよねっ」
「ああ、確かにな。ボビナムは本来、自分より体格で勝る相手を倒すことを想定した格闘技だ。俺には少し、分が悪いな」
かなりの長身、パワー重視な叡智にとっては、ボビナム勝負となると不利は否めません。
そんな状況を活かすべくバニーは再び距離を詰め、小刻みな突きと蹴りの連打でスピードに劣る叡智を攻め立てます。
けれどそれとて、バニーの真の狙いではありません。右へ左へと目まぐるしい攻撃を囮に、するりと懐へもぐりこんだところで、
「そこっ!」
「!! 何っ」
ぱちり、指を鳴らしてろっこんを発動! 指先から発射したエア弾がびしりと足をとらえ、叡智はついにぐらりとバランスを崩します。
そこに生まれた隙こそ、バニーの本命でした。よろめいて体勢を低めた叡智のあごを目がけて、全体重を乗せた渾身のダッ(キック)!!
「やあああぁぁぁッ!!」
「つうっ……!」
どっかん! 鋭いキックが見事炸裂!
けれど。叡智はゆらりと体勢を戻しながら、にっと笑みを浮かべます。
「効いてない……!?」
「やるな、さすがだ。だがこちらも、ボビナムの動きはそらんじている。先を読めば、致命打を避けることはできる」
いかにも肉体派、かと思いきや頭も回る叡智。加えて強靭な身体能力と、そこから繰り出されるパワーこそが彼の本領です。
そして彼にもまた、ろっこんという切り札がありました。
「ここからは、俺も本気でいかせてもらう……!」
剥き出しの犬歯をがりりと鳴らし、叡智は影のように黒いサーベルタイガーへと変身!! 何でもアリな天下一ボビナム大会なので、ろっこんでの変身だってもちろんアリアリです!
バニーは両手の指をぱち、ぱちりと鳴らし、エア弾二丁拳銃で応戦。けれど剣牙虎は巨体ならではのタフネスと、おまけに獣の俊敏さを兼ね備え、有効打には至りません。
しばしギリギリの攻防が続いた後、やがて、
「きゃあっ! まいった、バニーの負けね。強かったわ、叡智……でも、次は負けないんだから!」
ぺろりと舌を出してバニーが言うと、黒いサーベルタイガーは天高く、轟くような咆哮を上げました。
「いっぽーん! バニー選手健闘するも、添星選手のパワーが勝利をもぎとりましたー! いやー、ふたりともすっごいな~」
入江 みつび
は選手でありながら、大会の進行役も兼ねていたりします。実況に解説なんかもやっていたりして、実に大忙しであります。
「向こうの勝負も白熱してるわね、うわっいたそー! あの人とは当たりたくないなー、すっごい強そうなんだもん……次の試合はどんな技を見せてくれるのか、みんな要チェックよー!」
「入江先輩、そろそろですよ」
「おっととと、もう出番?」
アナウンスがひと区切りついたところで、声をかけたのは
新田 亮
。次の試合、他ならぬみつびと戦う対戦相手です。
いそいそと武舞台へ上がったみつびを亮も追い、ふたりは中央で礼を交わします。
「ギー ニン ニンレー レー! いくわよー? いくらみつびちゃんがかわいい女のコだからって、油断しちゃダメよ!」
「ええ、分かってますよ。俺も本気でいかせてもらいます」
審判の合図で、試合開始!
とんとん、と軽快なステップは亮。彼は実のところボビナムについては良く知らず、そのファイトスタイルの基本はボクシングです。ほかにも柔道や、最近始めてみたテコンドーの知識もあり、攻め手に受け手にと豊富な技がありました。
まずはけん制のジャブを数発。するりと避けられたところへ、隙をついてのストレート!
「おおっと、あっぶない!」
「これは避けるか! さすがに強い……なら、これはどうですか?」
亮は立て続け、今度はパンチよりもリーチの長い足技で攻め込みます。右足のハイキックから勢いを殺さずくるりと一回転、左足のロー、ミドル!
みつびも負けてはいません。鋭い蹴りをどうにか払いのけてしのぐと、反撃開始!
「ちょいさーっ、かまぼこ三段蹴り~~~っ!!」
しゅばばばっ! どのへんがかまぼこなのかは分かりませんけれど、ともかくキックキックキック!!
「くっ……!? これがボビナムの蹴りか……!」
「まだまだいくわよーっ! かまぼこぼこぼこキーーーック!!」
しゅば、しゅばばばば! さっきとどう違うのか分かりませんけれど、やっぱりキックキック、キックの乱打! 時折くるりと身をひるがえしての跳び蹴りも交えて、みつび猛攻!
「ふッ!」
ところが今度は、亮が避ける番。攻撃をしのぐ間に鋭く息を吸い込み、ぴたりと呼吸を止めると、
(……発動! 倍化ッ!!)
ろっこんにより身体能力を6倍にまで高めると同時に、動体視力も相応に強化。息を止めている間限定とはいえ、速度的に絶対の有利を手に入れた亮は、みつびの攻撃をひょいひょいと紙一重で回避していきます。
「うわっなにこれ当たんない!? ええいちょこまかと~っ、こーなったらあの技を出すしかないようね!」
サーフィンで鍛えた瑞々しい下肢へぐぐぐっと力を込め、構えたみつびには亮も警戒。間合いを取り、繰り出される『あの技』へ対応すべく全神経を集中!
「これでトドメよ! 必殺・真空飛びかまぼこ蹴り!! チェェェェエエエストォォォ~~~っ!!」
みつびは溜めた力を解放し、大ジャンプ! 上空から急降下しつつの必殺キックが亮をずがっと直撃!
は、せずに。
「あっ」
亮は大振りすぎる必殺技をあっさりひょいっと避け、イキオイ余ったみつびはそのまま武舞台の床へ渾身の蹴りを叩き込み……ぐきっ!!
「……大丈夫ですか、入江先輩?」
「あっはっはー。やっちゃった☆」
足首をひねって、みつび戦闘不能。勝者、亮!!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
109人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月09日
参加申し込みの期限
2017年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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