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粘土にぶつける俺たちのパッション!
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【夢見る少女と筋肉】
尾鎌 蛇那伊
が、全身の筋肉を躍動させて、裸像と向き合う。
その姿をうっとりと、
桃原 空音
が眺めていた。
「ふぉぉぉおぅ、筋肉、筋肉ぅ! きゅっと引き締まり、もりもりと膨らむ、つやっつやの筋肉だよぉ!」
上気した頬で凝視する空音の鼻息は荒い。
「あああ、オカマちゃんの筋肉いいなぁ。あっちの庚ちゃんの腕も太いなぁ」
空音の視線が、蛇那伊から庚、そして
草薙 龍八
へと移る。
「エロ筋肉さんも、普段コートで隠してるけど、うまうまな体してるんだよねええっ」
ふふふ。
はぁ……はぁ…………。
ふふっ、ふへへへへへ……!
妄想をのせて、ふくみ笑いが漏れる。
上質な筋肉を求める空音の視線が、
宇佐見 望月
にそそがれた。
「ああ……っ。宇佐見先輩。引き締まっててかっこいいのだぁ………!」
望月と空音は、同じ陸上部だ。
部活中も、なんていい筋肉なのだろうと思っていたが、タンクトップ姿もまたおいしい。
「なでなで、すりすりしたいなぁ……。たまんないなぁ……」
皆の作業を邪魔しないように、見るだけにとどめておこうと思った理性がぐらぐらと揺れる。
「ちょっとだけ……、ちょっと近くで嗅ぐだけだから……」
ふらふらと吸い寄せられる空音の視線に気づいた望月が、ぱっと振り向く。
「おわっ、びびった! 背後から忍び寄るなよ、びっくりすんだろ」
「敏捷性を秘めた筋肉……。先輩、無防備すぎ! でもそこが素敵!」
興奮を隠そうともしない空音に、望月はやや引き気味だ。
「お、おう……?」
「宇佐見先輩、ちょっとだけ、ちょっとだけ触ってもいいかなぁ!?」
にじり寄る空音の頭に、こつんと軽くゲンコツが落ちる。
「おーい、そこまでにしとけ。お触りは禁止だ」
暴走の予兆を察知した
邪衣 士
が、いつの間にか空音の背後に立っていた。
「わあ、クマさん! あれ、今日はクマじゃないんだね……?」
トレードマークの熊のかぶりものを脱ぎ、士はワイシャツ姿で、腕や顔にところどころ粘土が跳ねている。
「ワイシャツ……、薄い生地の向こうに隠された肉体……、あいたっ」
空音がもう一度ゲンコツをくらう。
「落ち着け。授業中だ。まったく、絶対何かやらかすと思ったんだよな」
「あああ、先輩の筋肉がぁ~」
士に引きずられて、空音は作業台へと連行されていった。
「……空音ちゃん、やっぱ怖ぇな」
上腕をさすって、望月は気を取り直そうと、周囲を見回した。
「お。見て回ってんの? もしかして終わった?」
皆の作業を見て回っている
浮舟 久雨
が、ちょうど脇を通りかかったので話しかける。
「ああ、うむ。完成ではないが、だいたいは。人によって作っているものがまちまちで、面白いと思って」
「そうだよなー。いろんなヤツがいるよな」
「これは……、どんぶりだろうか?」
久雨が望月の作品を指さす。
「そうそう。いや、実はこのあいだ姪っ子と飯喰ってたとき、俺様の茶碗割られちまって。その代わりにな」
「ああ、なるほど。たくさん食べられそうな器だな……」
「だろ? 俺様、けっこう食べるからなー」
自作の器を眺めて、これで白いごはんを山盛り食べたらおいしそうだと、望月は考えた。
【夢見る少年と女体】
「龍ちゃーん。これ、もし出来が良かったら、御神体として量産できないかな~」
粘土で裸体を造形しながら、桃色破廉恥小隊の資金繰りについて考えを巡らせる
横嶋 下心
に、こちらも裸体を造形しながら、
草薙 龍八
は答えた。
「売るなら付加価値をつけたほうがいいな」
「おお! さすがは我が隊の参謀!」
龍八は、体のラインの細かい部分を、ヘラや爪楊枝を駆使して作り上げていた。
「……表情は大事だな」
「そうだね、いいこと言うね~!」
細部にこだわる龍八は、納得のいくまで表情をいじると、御神体に下着とガーターベルトをつけ加えた。
「お。龍ちゃん、完成?」
「いや、まだこれからだ」
龍八は、持参していた和紙とレースの生地で、御神体用の衣服を作成した。
「え。え、作業細かくないかい?」
「何でも試みてみることは大事だからな」
話ながらも、手は止まらない。
「この服に、水でゆるめた粘土を塗布していく……」
そうすれば、焼いたときに紙が燃え、薄い粘土だけが焼き上がって残るという寸法だ。
そこへ、龍八の試みに気づいた沙穂がやって来た。
「あらあら、ちょっと待って……」
龍八の持ち込んだ和紙や生地を、まじまじと見て少し考え込む。
「うーん……。あまり、粘土以外のものを窯に入れたくはないのよね。でも……」
「危険な素材は混入してませんが」
「そうねえ。……わかったわ。これ以外のものは入れないって約束してくれる?」
「わかった」
「あと、上手く焼けない可能性が高いよ。大丈夫?」
そこも検証したい部分だ。
「ああ」
沙穂が立ち去ると、龍八と下心の様子を
吉祥寺 黒子
が覗きに来た。
「……てめぇら、何作ってんだよ!?」
あまりに露骨な作品に、目を丸くする。
一度は顔をしかめた黒子だが、舌打ちをひとつすると、二人にアドバイスをくれてやった。
「しょうがねぇな。……少し、柔らかさが足りないんじゃねぇのか」
「うーん。どうしたって、本物の女性には敵わないんだよね~」
「柔らかそうに見せる工夫ってもんがあるだろ……」
親身になって指導する黒子との会話を聞きつけ、少し離れた作業台で、
旅鴉 月詠
がぽつりとつぶやく。
「……おっぱいか。作るのはいいんだが」
月詠は、納得がいかない様子だ。
いくらおっぱいをかたどったところで、焼いてしまえば固くなる。
「それで良いのか……? まあ、
おっぱいプリン
の型にでもすれば良いのか」
【小鳥と少女と、少女のうなじ】
御巫 時子
の肩にとまった小鳥は、大人しくはしていなかった。
気の向くままに、作業台の上をうろちょろしたり、窓枠から外の景色を眺めたり、時にはくちばしで粘土をつつくこともある。
「少し、窓側を向いてくれますか……?」
それでも、何かに夢中になっているとき以外は、時子のリクエストには応えてくれていた。
「そうです、外が見えるほうです……。ありがとうございます……」
小鳥とおしゃべりをしながら、時子は手を動かす。
後ろ姿を参考にさせてほしいと頼んできた
握 利平
のことは、作業に熱中する間に失念しかけている。
「けれど、これだとバランスが取りづらいですね……」
鳥の足は細い。
モデルがいるおかげで、足以外の部分はかなりそっくりに作ることができている。
少し悩んで、時子は手を上げ、沙穂を呼んだ。
「どうしたの、時子。あら、小鳥じゃないの。かわいいわね」
「沙穂先生……、実は、足元のバランスが取れなくて困っているんです……」
「あら、そうね。このままだと難しそうね」
沙穂は案をふたつ提示した。
「足だけを実際の鳥よりも太くしたほうが良さそうね。もしくは、足と一体化させて台座も作ってもいいと思うわ」
「台座……ですか」
「鳥の影のように、丸いプレートの上に立っているようにしてもかわいいと思うわよ」
参考例を余りの粘土で手早く作る沙穂に、時子は小さく拍手をおくった。
「わあ、先生、さすがです……。器用ですね……」
「試してみて」
「はい」
ひかえめな笑顔を、時子は沙穂に向けた。
一方、時子が動くたびに、揺れる後れ毛に興奮を覚える男がいた。
手のひらサイズの胸像に、利平はこだわりをぶつけていた。
顔や制服は、時子と判明しないていどのぼんやりとしたつくりになっている。
利平は、ひたすらうなじにばかり情熱をそそいでいた。
時子の首筋は、細部までじっくり見つめて観察している。
やわらかな耳たぶから、まっすぐに伸びる白い首の清楚なラインが美しい。
露出とも呼べないていどのささやかな露出箇所だ。
素材は粘土だが、利平の目には白くもちもちとした肌色に見えてくる。
横に流した三つ編みの質感もばっちりだ。
「ああ……。これが幸せっていうものなのかもな」
うっとりとして、利平は吐息をもらす。
うなじにして正解だった。
おっぱいだったら、ここまで落ち着いて見物できなかったはずだ。
もちろん肩には、カモフラージュ用の小鳥もちゃんと乗せてある。
「うなじ、最高!」
ひっそりと、机の下でガッツポーズをとった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月12日
参加申し込みの期限
2013年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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