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おっぱい!おっぱい!!
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【おっぱいは幻だ!】
大皿の上には巨大な半円プリンが二つ並んでいた。
ボールだけなら大きいと思えないが、食べ物として目の当たりにすると威圧感すら感じさせる。ゼラチンを使用したためかプルンと震えるそれは子供時代の夢、バケツでプリンに通ずるものがあった。
ただしそれを前にしても、
草薙 龍八
は露骨に不満な表情を見せて初島を睨みつける。
「これはなんの冗談だ」
「え、え。なんか問題あった? 綺麗に取り出せたし、うまく出来たと思うんだけど」
怒りに震える龍八の言葉に、優は少なからず怯えた様子で冷や汗を掻く。しかしその怒りの原因が分かっているのか、下心、そして貞二までもが同意に頷いていた。
皆目見当のつかない優、そしてあらこめはキョトンと顔を見合わせる。
「駄目なところ、ある?」
「さぁ」
言葉に、龍八は吐き捨てる。
「ダメなところ? 愚かな、なぜ重大すぎる部分が欠けていることに気付かん! そう……」
一度瞳を閉じ、大仰に腕を振る。
「このおっぱいプリンには、先っちょが存在していない!!」
ズギャアアアアアン!!
場に、あらゆる意味での戦慄が走った。
「分かるか
初島 優
! 先っちょが存在していないゆえに、これはただのでかい半円プリンでしかない! なぜ頂上にイチゴのコインチョコとピンクのマーブルチョコをちょっと溶かしてトッピングするという発想がなかった! いや、さらに言うならプリン自体ももう少し柔らかく固め、皿に盛った時に少々横へ流れるように仕組めば完璧! そう、この大きさのおっぱいが仰向けの時、天へ向かって聳えているなど! ありえない!」
力強く熱弁する龍八に、周囲は唖然と口を開けて沈黙する。
ただ下心、貞二だけは、感動の涙を流しながら龍八と肩を組んだ。
「素晴らしい……お前は立派なエロリストだ……! 無機物など認めぬ俺でも、お前のそのおっぱいへの愛情、しかと心に響いたぞ……!」
「そうだ、tkbのないおっぱいなんておっぱいじゃない……! 感動した! 草薙、そして横嶋……! お前達は俺の心の師匠だ……!!」
「なにを言っている、DT。俺達は共におっぱいに魅入られた運命の戦士……! そこに上下などあるものか!」
それにしてもこの三人、ノリノリである。
「まぁしかし、ないものは仕方がない。せっかくのおっぱいプリンだ。
初島 優
、二つの間に棒を挟んでみよ。天国の扉が開かれるぞ」
「棒?」
不敵に笑む草薙の言葉を訝しみながら、ペンケース内にあった極太油性ペンをプリンの間に挟んでみる。
瞬間、男子に衝撃が走った。
DT「これは……!」
下心「エロい!!」
優「なにこれエロい!」
あらこめ「こ、これは破廉恥!」
草薙「ふっ、そうだろう。どういう状態を想定してエロく見えるかは詳しくは言わんが、素晴らしいだろう」
以下、プリンを前に顔を赤らめてはしゃぐ男性陣に、女子三人は呆れた視線を送っていた。
月詠「男とは悲しい生き物だな」
絵梨菜「なんか残念だねー」
黒子「そんなもんなんだろ」
仕方ないんだ。思春期真っ盛りだから。
そして、ついに疑似おっぱいの試触へ至る。黒子の作った疑似おっぱいは、絶妙の柔らかさでプルンと震えていた。
ちなみにベタベタするので、あるものに入れられている。
ちょっと形が独特な風船である。
黒子はビニール袋を提案したが、ガサガサ音がするおっぱいなど論外だと憤慨した龍八が取り出した、ちょっと平らな個包装をされている風船だった。
あくまでも風船である。
しかしその発想と完璧な形に、男子は全員打ち震えてその場に平伏した。
「ついに……ついに女子のおっぱいを触るための布石が出来上がった……! 本当に、本当に俺が最初に触っていいのか!?」
「当たり前だ。お前の勇気ある行動がこれを生み出したと言っても過言じゃない……。さぁ、遠慮なく揉みしだくがいい!」
「ありがとう横嶋! その好意、遠慮なく受け取ろう! いただきます!」
食べるわけでもないのに、音を鳴らせて手を合わせる貞二。
しかしその時、美しい軌跡を描いて窓から舞い降りる影があった。
玉の汗を輝かせて伸身宙返りを決めたその影は、素晴らしい完成度で着地を決める。
ただし美しさに目を奪われた直後、ブチュルルルという恐ろしい音を聞き、男達、そして黒子は顔を青褪めさせた。
「その試触アタシも混ぜて……って、あらぁ?」
「ぎゃあぁああああー!!」
化学室に、断末魔の叫びが響き渡る。それもそのはず、
尾鎌 蛇那伊
が着地したのは、今まさに感触を確かめようとしていた疑似おっぱいの真上だった。
特に、目前で潰された貞二の悲しみは計り知れない。
「おっぱいが……俺のおっぱいがぁあああ!」
「あら、ごめんなさい。思ったより飛んじゃったのねぇ……。お詫びと言ってはなんだけど、アタシのおっぱい、触る?」
「やめろ! 堂島を雄っぱいの世界に引き込むな!」
泣き崩れた貞二を労わる蛇那伊を、必死に遠ざけようとする横嶋。その傍ら、見事に四散した疑似おっぱいを見つめ、黒子は深いため息をついた。
「潰れちまったもんは仕方ねぇなぁ……。あんたら、あとでレシピやるよ。あと……」
するりと音を立て、蠱惑的にブレザーを脱ぐ。
「そんなにおっぱいが触りてぇなら、俺の美乳(Cカップ)、揉んでもいいんだぜ?」
本日何度目かの衝撃である。
「いいの!?」
「いーぜ」
「マジで!?」
「マジで」
蛇那伊以外の男子、思わず手を合わせて黒子を拝む。
「女神様や……寝子高に舞い降りた女神様や……」
「自ら俺達の飢えを満たしてくれるなど……! この好意、無下には出来ん! 行くぞ、お前達!」
「おう!!」
誰かの掛け声を合図に、全員がぎらついた目で黒子ににじり寄る。
許可が出たとなれば、臆する必要もない。その目は血走り、息は荒く、指先は不穏な動きを繰り返していた。
予想以上のがっつきに、思わず黒子が後ずさる。
「ヒッ……!? ちょ、落ち着い……!」
通常は強気な女子の涙目。これはこれでアリだった。
「いただきま……!」
「や、やっぱ無理ぃいいい!!」
飛び掛かる男子、悲鳴を上げる黒子。
伸びた指先があわや、たわわな果実に触れるかという瞬間だった。
「超音速……美脚乱舞!!」
まるでスローモーションのように男達が宙を舞う。
天高く掲げられた白い足が胸元を的確に蹴り上げ、黒子を守る砦として立ちはだかっていた。
音もなくそれを降ろし、ツインテールが勇ましく揺れる。
「許可を取り下げた乙女に対し、それでも近付く狼さん! エッチな人はお仕置きよ!☆」
蹴り飛ばされた男子に、絵梨菜のその声が届いていたかは分からない。しかし意識を手放す間際スカートから垣間見えたピンクのフリルに、彼らはとても幸せそうな笑みを浮かべていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
井之上
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月15日
参加申し込みの期限
2013年02月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年02月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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