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粘土にぶつける俺たちのパッション!
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【後日、猫鳴館】
――夕食時の猫鳴館。
逆巻 天野
は、自作の皿に、飴を入れて部屋に飾った。
皿が多少いびつでも、これなら用が足りるし、甘党の友人も喜ぶだろう。
(いつか、飴の数が追いつかなくなるくらい、人に囲まれたら……)
そんな淡い夢が胸をひたす。
飴をいくつか握りしめ、部屋を出ると食堂の方からいい香りがただよってくる。
食堂では
如月 庚
がさっそく大量の野菜炒めを大皿によそっているところだった。
「これは授業で作ったやつだよね」
顔をみせた天野が言う。
「おう。タダで皿が手に入ったんだ。いいことずくめだな!」
ご機嫌な庚に、天野は飴を差し出した。
「よければこれ、あげるよ」
「おお、いいのか。どうもな!」
お腹をすかせた寮生が、待ちきれないと騒ぎ出す。
とても心の安らぐ空間だった。
大皿の、今後の活躍が予想される。
【そして】
「これ……、この間、高校の授業で作ったんだ」
吉祥寺 黒子
は、ひとり静かに、墓参りに来ていた。
「いろんなものを作る生徒がいてさ。動物とか、食器とか、まあいろいろ」
墓石には、父母の名が刻まれている。
黒子は、眠る父母に向かって、ゆるやかに言葉をつむいでいく。
「これはね、夫婦茶碗なんだ。父さんと母さんにと思って」
墓前には、黒子の作った織部焼の茶碗がふたつ並んで供えてあった。
「作りながらね、考えたんだ。俺は少しでも、貴方達に近づけたのかな、って」
黒子の眼差しが遠くを見据える。
「父さんと母さんが、そっちで誇れるような娘に、なれたのかな……」
風がそっと黒子の髪を揺らす。
ここはとても静かだ。
「それとも、これからなれるのかな」
――なれるといいな。
草葉の揺れる音を聞きながら、黒子は大切な両親との語らいの時間の中にいた。
「……もうすぐ、夏が来るよ」
葉の緑も、いっそう濃くなることだろう。
「いろいろあるけどさ、季節は流れていくんだよなあ……」
供えた茶碗を指先でなでながら、黒子はひっそりと語りつづけた。
END
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あとがき
担当マスター:
瀬野 とうこ
ファンレターはマスターページから!
おつかれさまでした。
陶芸の授業は楽しんでいただけたでしょうか。
物作りは個性が出て面白いですよね。
飾ったり、使ったり、プレゼントしたり。
使い道も様々です。
思い出作りの一助となれば幸いです。
このたびはまことにありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月12日
参加申し込みの期限
2013年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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