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囚われの月、隠すは悪魔の夢 ~機鋼世界マシナリア~
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その世界の空は濃密なピンク色であった。
荒れた大地に廃墟が立ち並んでいる。人のいた形跡はあれど、生活していたような様子は微塵もない。
そんな世界のあるビルの屋上。
落下防止のために作られた手すりの上に座る少女が一人。
通常であれば危ないと言いたい所だが彼女にはその言葉は意味を成さない。
なぜならば彼女の背には悪魔の翼が生えているのだから。
「ほんとに、人間ってすごい事考えますよねー。この機械……スイッチ操作で遠隔的に物体を振動させるんですもの。しかもワイヤレス。便利ですよねぇ、って聞いてますか? ツクヨさん」
「うぅ、ううぅああぁぁッ! やめ、も、う、ああぁぁぁあんんッ!」
金髪の少女ツクヨは虚ろな瞳で磔にされた身体を捩って悶え苦しんでいる。その表情は何かに必死に耐えているようにも見えた。
軽く開かれた口からは透明な涎が一筋、頬を伝って彼女の首元を通りボロボロになった着物へと染み込んだ。
「あはははは! いい光景ですよっ! ふふ、戦闘狂なあなたも女の子……この手の攻撃にはぁ、何も抵抗力はないんですねぇ?」
いつのまにかツクヨの背後に回った少女――ダストはツクヨの腰を撫で回し、その手を更に下へと伸ばしていった。
手の動きに反応する様にツクヨの身体はびくびくっと震え、息は荒くなっていく。既に目の焦点は合っていない。
「あぅぅ、あ、あぁぁ、はっ……はっ……んんッ!」
身体を強く震わせたツクヨは脱力するようにがくりとうな垂れるが、お構いなしに続く振動によって彼女の太腿内側の肉はいまだぶるぶると揺れていた。
息を荒く吐いているツクヨの身体からピンク色のオーラが立ち昇るとダストはそれを見て満足そうに微笑んだ。
それはそのオーラこそが彼女の食糧だからである。
ツクヨの金色の髪を掻き分け、綺麗な首筋に甘噛みでかぶりつくとじゅるるっとダストはそのオーラを吸い上げていく。
吸われる度小刻みにツクヨの身体は震え、びくっびくっと足を閉じて悶えている。
「あぁっぁああああっ! はっ! ううぅあぅあうう……ッ!」
「ちゅぱっ……うふふ、もう果ててしまったんですかァ? あなたは堪え性がありませんねェ……ですがそこもまた魅力ですよ。敏感ボディは好かれます、男にも、女にも……ね」
背後からツクヨの脇の下を通る様にして手を回したダストは下から持ち上げる様に両手でツクヨの両胸を揉んだ。
まわす様にぐにぐにと揉み上げ、主張を始めるある一点を重点的に弄った。
身体が跳ね、ツクヨは快楽の波に流され意識を失う。
気絶しながらもビクビクと素直な反応を返すツクヨの身体を満足そうに弄ぶダストは背後の気配に気がついた。
「あらあら、お楽しみ中に覗きとは……無粋ですねぇ? アナタの名前の通り、骨の髄まで吸い上げてあげましょうかー?」
「いやいやあっしは敵対する気はないんでさぁ。むしろ、手助けと言うかお力添えをね?」
その声の主は
骨削 瓢
であった。
彼はただ一人皆とは違うこの場所に転移したようである。
少し警戒しダストではあったが、敵意は見えないという事で骨削との会話に興じた。
「そっかぁ、アナタが……ズ……が…………て……お……なのね。それならば他と違って私に呼び寄せられたのもわかりますね」
ダストとの会話の重要と思われるところで頭痛の様にテレビのノイズの様な物が彼の意識に走った。
(つっ!? い、今のは……何……がッ)
次第に強くなる痛みに耐えかね視線を落として彼はぎょっとする。
なぜなら、彼の右手におびただしい数の不気味な幾何学模様が何重にも重なって赤黒く明滅していたからであった。
「……聞いているんですかぁ?」
「……っ! あぁ、勿論」
音がノイズで聞こえない間も彼女は何か話していたようだが骨削にはさっぱりわからなかった。
だが無能と思われない為にも話を合わせ、有利な状況を作ろうと彼は行動を開始する。
「やはりこれもハガルの旦那の指示ですかね?」
「ハガル? 誰です、それ。私に指示できる人なんていませんよぉ、うふふふ」
骨削はダストの顔を慎重に見てみるがどうも嘘をついているわけではないらしい。
「それならこの痣については、何か知ってるかい?」
「そうですね……何を言っても人間では理解の範疇外でしょうから端的に言うと……呪い、でしょうね。それもとびっきり深刻な」
「呪い……」
深刻そうな表情にでも見えたのだろう、ダストは明るく言葉を続けた。
彼女なりに心配というか骨削の心情を配慮したようだった。
「大丈夫です、あなたがどうこうなるというものではありませんから。寧ろ、近くの不特定多数を……と、お客さんが来た様なので手伝ってくれます? 達成していただけたら……そこのあの子を好きに汚してもいいですよ?」
ダストが指を差す方向には気絶したツクヨがいた。
彼女はボロボロの着物――既に衣服としての役目をほぼ失っている――を身に纏い、身体のあらゆる所に軽く噛まれたような痕が見受けられた。太ももや胸の谷間などは何かの液体で濡れているらしく、光を反射して光っている。
「それはそれは。魅力的な提案でさぁ」
そう答えた骨削を見てダストはニコリと笑うと自らの影から全く見た目の変わらない自身の分身を作りだした。ただ一点違うのは色が影のままということぐらいである。
「これは私のシャドウ。これを援護するだけならば他の者には見つからないでしょう? あはは、上手くやって下さいねえ?」
その言葉に頷いて了承の意を返すと骨削は背を向け、ダストが指差す方向へと向い、シャドウダストを連れてその場を去った。
残されたダストは空を見る。
そして呟く様に言葉を吐いた。
その表情は髪で隠れており、窺う事はできない。
「……ノイズ。私と同じ様な存在でありながら、道を踏み外したなれの果て……今頃になってあの子を使って何を企むんですかね……まぁ、私には関係ないですか」
◆
廃墟となったビルのちょうど一階部分のロビー。
そこは上階へと続く階段が螺旋状に配された大きな広間であった。
その場にちーあによって召喚された者達の姿がある。
それぞれ武器の確認をする者、作戦を立ててどう進行するか相談する者達など過ごし方は様々。
だがその中心にて高らかにある事を宣言した者がいた。
彼は水色髪の幼女……ちーあの肩に手を置くととびきりいい笑顔を浮かべる。
「ちーあちゃん、ツクヨちゃんは俺が必ず助けて見せるよ! それでツクヨちゃん、ちーあちゃん、ついでの今回の元凶のダスト、全員のお胸をもみもみさせてください!おっぱいに貴賤はなぁぁぁぁしッッ!」
「あ、その、ありがとうなのです……揉み揉み、です? えと、わ、わたしだと……揉むほどない……のですよぅ? それでもいいなら、は、恥ずかしいけど……救出できたら、ど、どうぞ……ッ!」
恥ずかしそうにもじもじしながらちーあは言葉の最後に胸をちょっとだけ寄せて――それでも肉はほぼ無いに等しい――真っ赤な顔で彼を見上げる。その瞳は羞恥で多少潤んでいた。
「はあぁううっ! なんという破壊力! これが、これが……うん、最高ですッ!」
「何してんの……お兄ちゃん……おっぱい? 揉み揉み? 最、高……? あはは、また私の知らない所で、知らない女の人と仲良くしてたんだぁ……そっかぁ……ふふ、ふふふ」
「……なっ!? つくしちゃんっ!?」
「お兄ちゃんの……お兄ちゃんの……ッッ!」
背後から凍るような視線を感じた
冴木 竜司
が振り向くとそこには俯いてわなわなと震える
鬼崎 つくし
が立っていた。
彼女はぐっと拳を握り締めるとそれを力いっぱい、ぶぉんっと振り被る。
「浮気者ぉぉぉーーーッッッ!」
「どうしてここに……えっ、浮気? ちょ、待って、何の話……どいひぃぃぃーーッ!?」
渾身の力を込めて放たれたストレートパンチはボクサーも青ざめる勢いで竜司の腹部へと吸い込まれていった。辺りに鈍い音が響く。
痛みに苦しんだ竜司であったが、ダメージに耐えながら彼は事情を必死に説明する。お世話になってる人達を助けたいのだと。
「いつつ、というわけで俺と一緒に行動しようよ、つくしちゃん!」
「な、なんでよ……さっきのちーあちゃんだっけ、あの子と行ったらっ」
拗ねたようにふいっとむくれてそっぽを向くつくしを説得する様に竜司は彼女の両肩を掴んで真っ直ぐな瞳を向ける。
「な、なに……?」
「こんなエロエロ空間につくしちゃんを置いてはいけないんだ。だってつくしちゃんは……俺の大事な人だからな」
「……っ!」
大事な人、その単語で彼女の思考が止まった。
周りに人がいる中で言われた言葉。竜司にとっては愛する妹を守りたいといった感情であったにしても、彼女にとってはそれ以上の意味を持つのだ。
(うぅ、こんなに人がいる所で、お兄ちゃんが、私を……大事な人って!!)
「もう一度聞くよ。嫌なら無理強いはしない。俺と一緒に行動してくれ」
「しょ、しょうがないなぁっ。まだ許してないけど、お兄ちゃんの頼みなら……いいよ」
言葉の最後につくしはぼそっと大好きだからといったのだが……小さなその声は彼には届いていない様だった。
「ありがとう! それじゃ俺はこいつを装備してって、あ、これ力を溜めないと……でも困ったな、誰の胸を……ん?」
「そ、それっ! 私がっ……!」
「でもこれは胸を……」
耳まで真っ赤にしながら竜司の服の裾を掴んでつくしはもじもじと答える。
「し、知ってるよっ。さっき、説明聞いてたから。あの、ね……お兄ちゃん、私の胸なら……触っていいよ? だって、お兄ちゃんが誰かの胸を触らなきゃいけないなら……せめて私が一番がいい」
「……わかった、じゃあこっちに!」
「あっ、お兄ちゃん!?」
竜司はつくしの手を引くと、他の人から見えない物陰に彼女を連れて行った。
「ここなら大丈夫だ。つくしちゃんが胸を揉まれてる姿を誰かに見せるわけにはいかないからな!」
「お兄ちゃん……」
少しぽーっとした表情で竜司を見つめるつくし。その表情は恋する乙女特有の物だった。
甘く幸せな感情に満たされる彼女の心がもしも視覚化できたのならそれは薄い桃色をしていたに違いない。
「……じゃ、触るよ」
「ん、あ……待って、お兄ちゃん」
「えっ、あぁ、うん……」
えっちぃハンドをつけ、触ろうとした竜司を制止するとつくしは服をたくし上げスポーツブラに包まれた小さな双丘を露わにする。
流石の竜司も顔を赤く染め、慌てて目をそらす。
「な、な、にゃにを!?」
「あのね、その……肌に近い方が、えと……ぱわーいっぱい、溜まるかなって……」
「でも女の子がおっぱいを、おっぱいをみせみせ、み――――」
狼狽える竜司の腕を掴んでつくしは双丘のしたっかわに手を添えさせる。ふにっとした感触が彼の手を伝って脳髄をどぎゅんっと撃ち抜いた。
(ふにゅって、ふにふにって、ふにゅってぇぇぇ!?)
「お兄ちゃんになら……いいよ……ちゃんと、触って……ひぁんっ?」
顔から火が出そうなほどの恥ずかしさに耐えながらつくしは下着の中に竜司の手を潜り込ませる。
肌に直に触れると小さいながらその柔らかさは先程よりも更にふわふわとした感触であった。
(お兄ちゃんの手が、手が……私のおっぱいをむにむに、してる……! んっ、こんなぞくぞくするのなんて、初めてだよぅぅっ! あっ! な、何も考えられなくなっちゃぅぅっ!)
手の中で形を変えるマシュマロの感触を確かめるかのように竜司の手は動く。
「うぅ、んううっ……あぁ、あっ……お兄……ちゃん、嬉しいよ……んっ!」
竜司を強くぎゅうううっと抱きしめると小刻みにつくしは震え、ふっと力が抜ける様に竜司へと覆い被さる様にもたれかかった。
彼はそんなつくしをしっかりと抱き留める。顔を赤く染めながら竜司はつくしに礼を照れくさそうに言った。
「ん……お兄ちゃんの為だもん……私なら、いつでも……」
「あ、ありがとう、つくしちゃん」
(す、凄かった……これでまた、既成事実が……うふ、うふふふ)
竜司はつくしの呼吸が整うのを待って、彼女をおんぶすると走り出す。
彼の背中の上でつくしは小粋なサブマシンガンを構え、彼に密着する様に抱きついている。
それは合体と言うよりも彼氏彼女が仲良くいちゃついているようにもみえるが、当人達は大真面目であった。
「いくぞ、つくしちゃんっ! 俺は大切な君を守るよ! どんな攻撃も君に当てさせないさッ!」
「うん、行こう……お兄ちゃん!」
彼らの眼前にはこれでもかという程のゾンビたちが道一杯に密集しており蠢いている。
走り出した竜司は硬質化した筋肉を生かしその道をまるで戦車の様に突き進んだ。
ぎゅっと抱きしめられている為に背中で柔らかなマシュマロの感触を感じ正常な男子として別の部分が硬質化しそうであったが竜司は気にしないように留めた。
彼に跳ね飛ばされたゾンビは砕けるか、別のゾンビにぶつかって激しく転倒するかのいずれかであった。
時たま、飛びかかってくるような生きのいいゾンビはつくしのサブマシンガンがその頭部を吹き飛ばす。
頭部を失ったゾンビはぐしゃりとその場に崩れ落ちて活動を停止するのだった。
「その調子だよ! つくしちゃんナイスショットッ!」
「ふふっ……任せてっ」
連携する二人はいつしか一つの個となり、障害物を蹴散らしてビルの最上階を目指すのであった。
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SF・ファンタジー
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15人
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15人
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シナリオガイド公開日
2017年05月19日
参加申し込みの期限
2017年05月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月26日 11時00分
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