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ぼくらのフツウをまもるため
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【弱肉強食の世界で】
呉井 陽太
は鷹の翼が生えていた。
「もう、どうぶつになったくらいじゃ驚かなくなっちゃったねぃ。それじゃあ早速始めるよぅ。ニャッタ君、ドリー氏、パド君、カスミさん、頼んだよぅ」
陽太は、自身のろっこんを発動すると、相棒の粘土細工達に、それぞれの配置へ着かせた。
(ニャッタ君はののこちゃんを観察、ドリー氏、パド君、カスミさんはそれぞれ物陰でミルが来ないか、その他あやしい動物がいないか監視、と)
頭の中で、それぞれの役割を再確認しつつ、陽太はそれぞれの粘土細工と視覚を共有する。
一人でも、一匹でも多くの人間・どうぶつを視覚内に捉えて、いざというときに行動を起こすのが自分の役目だ。
西の方角には、タヌキの獣人になって沢蟹などを貪りくう
岡野 丸美
の姿があった。
「お腹空いたなぁ。もっとおいしいものないかなぁ……。あ、こんにちわ。よかったら食べる?」
「うん。ありがとうねぃ」
丸美にプレゼントされた沢蟹を受け取りながら、陽太は如才なく彼女を観察する。
(この子は、ののこちゃんに害を加えるつもりはなさそうだねぇ)
敵は、敵の姿をしているとは限らない。
だから、陽太はさらに注意深く、ろっこんで見つけた人物(どうぶつ?)達の様子を観察していく。
東の方角には、小さなハイイロリス――
バナーテイル・シートン
がいた。
「うん、どんぐり、おいしよー」
適当に、そのあたりのドングリなど食べつつ、襲ってきたミルには強烈なアッパーカットをお見舞いしている。
陽太が聞くところによれば、彼はリスの獣人の『ほしびと』で、気がつけばこの大草原にいたのだという。
「ともかくとして、ぼくはなんとかしておくよー」
少なくとも、ののこに危害を加えるつもりはないらしい。彼も要注意対象からは外してもいいだろうか。
そんなことを考えながら注意を巡らせていると、脳がパンクしそうになってくる。
事実上、自分のものも含めて、十個の目を持つことができる能力だが、それらの大量の視覚情報を処理する脳は一つしかないのだ。
それでも、
(……無茶は承知。それでもやるしかないんだよねぃ)
全ての目を使って、蟻の子一匹見逃しはしない。
陽太は軽妙な笑みの奥の瞳に決意の光を宿らせて、くいっとズレかけたメガネのブリッジを持ち上げた。
薄野 九月
、
鴻上 彰尋
、
畑中 華菜子
の三人は『情熱』のメンバーとして、ミール大草原で行動をともにしていた。
「私、鳥になってしまったアルー」
華菜子は百舌という鳥になり、くるくる空を飛んでいた。
「私はお猿さんだ!」
九月は手足が猿になり、お尻に尻尾が生えていた。
そして、
「まさかキツネザルになるとはね……。まあ人語を喋れるのは不幸中の幸いだったかな……」
彰尋は、その言葉通り、全身がキツネザルになっていた。
「二人ともミルには触れないように気をつけて。襲ってきたときは俺にまかせて」
「はいアル!」「うん!」
地面の石を拾い上げつつ言った彰尋の言葉に、華菜子と九月は頼もしさを感じつつ頷く。
だが、二人も守られてばかりいるつもりはなかった。
「うーん、クローネはどこにいるのかな?」
九月は猿になった身軽さをいかして、木に登って、あたりを見まわし、
「あっちに木の実があったから取ってきたアルよー」
百舌になった華菜子は三人分の木の実を彰尋達のもとに運んでくれる。そのチームワークはまさに抜群だった。
「クローネはカラスの姿をしてはいないかもしれない。もし、ほかの動物に襲われていない動物がいたら、あやしいかもしれない。二人とも注意してみて」
「わかりました!」
「了解アル!」
かくして、三人は広大な草原をしらみつぶしに探していく。
それにしても、その草原は広かった。
「ウシさんいけいけ、わおばっびゅーーーーーんっ!」
その草原を、
野々 ののこ
はウシにまたがって、えっちらおっちら歩きまわっていた。
その様子は、ごく普通の(ちょっとおバカな)女の子そのもので、とても彼女が偉い神様には見えない。
「おもいっきり楽しんでいるわね……。ていうか、ミルとかクローネとか何もわかってないんじゃない?」
一頭のジャガー――
レナ・フォルトゥス
が、そんなののこの様子をなかば呆れ顔で見つめていた。
「ありえるわね。だって、ののこなんだもの」
レナの言葉に、一頭のハイイロオオカミが、やはりやれやれといったふうに頷いて言った。こちらは、レナの妹の
ティナ・フォルトゥス
が動物化した姿である。
「それで、どうしますの……って、ちょっとレナ!?」
ちらり、と姉の横顔を覗ったティナが思わず悲鳴じみた声を上げた。
レナが、いつのまにか、そこにいた牛ミルをガブリムシャムシャしていたからだ。
「ちょっ……!? 魂喰われてもしりませんわよ!?」
「あら……? いけない、つい肉食動物の血が騒いで……」
ぺろりと食後の舌なめずりをするレナはだいぶ動物化しているようだった。
(駄目ね。レナは使えないわ……。こうなったら、あたしがののこを何とかするしか……あ、おいしそうなウシですわ)
と、次の瞬間には、ティナもまた目の前の牛をガブリムシャムシャしていた。
「腹が減っては戦はできないわ」
「そうね。まずは腹ごしらえをしましょう」
こうして、ハイイロオオカミとジャガーの姉妹の活躍(?)により、ののこの周辺の牛ミルはややその数を減少させていくことになる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
1000人
参加キャラクター数
126人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月06日
参加申し込みの期限
2017年05月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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