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【お花見】しづ心なく花の散るらむ
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「ユウくん、この前の九夜山と違って桜満開だね☆ しかもステージで何かやってるし」
鬼河内萌と野菜原ユウは、ステージからいくらか離れた桜の下で、ついに到来した本当の花見を行っている。
「いやー、ほんと、幸せだよねえ。カレー日和だよねえ」
というわけで今回も、萌が用意した弁当は、カレーだ。もちろんおなじみ保存容器を使っているから、熱さほくほく保証付きだ。
「おう、まあ俺もカレーは好きだから気分いいぜ。今日のも美味いじゃん、いやマジ」
「あーりがとーっ☆ ところで今日は、お花見にちなんだパウダーをかけるサービス付き、だぞっ」
「パウダー? 辛みスパイスとか何かか?」
「ノー。桜の花パウダーなんだよね。これで味に深みが……」
得意そうに語っていた途中で、萌は思わず「ギョッ!」と口に出して言っていた。驚いたときの効果音、というやつだ。
ユウが口を「ム」の字状にしていたからである。桜パウダーはひょっとしてお気に召さなかった……?
と思ったが、どうもそうではないらしい。ユウはキリッとした昔の男前風真顔になっており、眉も心なしか太く立派に釣り上がっていいたからだ。メイクこそしていないが、歌舞伎の決め顔的な、といえばいいだろうか。
そのときステージからは、熱い熱い男の熱唱が聞こえていたのである。
「♪男ォ、ううぅみだァァァ~! カァツオ一本釣りィィィ~!」
歌っている人(?)はそう、ご存じサンマさんこと寝子サンマであった。
「ユウくん、それ、もしかして……あの歌に感化されて……?」
歌が終わるまで、キリリ濃い口の海の男的男前フェイスがユウの顔から消えることはなかったという。
その後萌とユウは、桜川に移動してスワンボートに乗ったのだった。
「おー、これこれ、これいっぺんやってみたかったんだよなぁ」
嬉々としてペダルを踏み込むユウは、高校生というより、腕白な小僧といった様子だ。
「桜川からの花見もまた、見た目が違っていいよね~」
「おうよ」
このとき萌のペダルが、少し止まった。
「そう言えば、ユウくんは桜よりも桃の花の方が好きと言っていたよね。花見に誘ったのは迷惑だった……かな?」
「ま、最初はちょっと飽きたかな、と思ったけどよ。考えてみれば毎回シチュエーション違ったわけだし、それはそれで良かった、って思ってるっつーか」
俺はさ、とユウは言ったのだ。
「あれだな、美味いもんが食えてそこそこ楽しいとこなら、別にどこだってなんだっていいわけだからよ」
その言い方はあっけらかんとしていて、特に含みはなさそうだ。表裏のない言葉はユウらしい。
だからかな、と萌は思った。
ボクがユウくんに惹かれているのは。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
117人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月20日
参加申し込みの期限
2017年05月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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