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荒野のウェスタン ~ネコジマ大陸は夕日に暮れて~
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■夕陽とガンマン
酒場のドアに立つ
ジュスト・ランベール
。
彼の背丈では腰どころか胸まで隠れそうなドアを強引に押し開くと、注目するゴロツキたちをやりすごしながらカウンターへと歩いて行く。
「やあ、久しぶりマスター。ウェイトレスって呼んだほうがいいのかな?」
カウンターを布で拭いていた
檜扇 舞華
は、『いらっしゃい』と一言いってカップを準備し始めた。
「最近見ませんでしたね。ご注文は?」
「いつもの……」
「「ミルクだろ!?」」
後ろのゴロツキたちが声を揃えて呼びかけてくる。
次いで笑い声。
酒の入った男たちは今日も陽気で乱暴だ。
ジュストは肩をすくめて目を瞑った。
彼の前、金属カップが二つ置かれる。
「うん? 僕、一つしか頼んでないけど……」
言ってから、もう一つのカップを取り上げる者が居た。
長い旅をしてきたのだろう。マントはぼろけて、帽子もどこかくたびれていた。
けれど彼の雰囲気は妙に洗練され、振る舞いは貴族の若者を思わせた。
「誰だい、きみ」
「
八神 修
だ。旅をしていてね、今日ここへきたばかりなんだ。隣いいかい?」
頷きによって応じるジュスト。修は彼の隣に腰掛け、ミルクの入ったカップを掲げた。
「乾杯だ」
「ああ、乾杯。僕はジュスト。きままなカウボーイだよ。修はなぜ旅を?」
「なぜって……少し恥ずかしいんだけどね、宝探しさ」
照れ笑いする修に、ジュストはつられるように笑った。
修はこの土地に隠されているという富豪の財産を探しにやってきたと語った。
「資金を手に入れたら、子供の頃からの夢を叶えるんだ。想像してごらんよ、鋼でできた船が空を飛んで、大陸と大陸を結ぶんだ」
「船が飛ぶ? ははっ、鳥みたいにはばたくっていうの? そんなまさか!」
笑うジュストに、修もまたつられて笑う。
「子供っぽい夢だろ? けど、旅をするのはいいものだよ。色んな景色を見られる。ジュスト、きみも知らないかな、莫大な富を持った鉱山主が残した遺産の噂」
「鉱山ね。この辺で鉱山って言えば……」
ジュストが語りかけたところで、酒場の扉が乱暴に開かれた。
黒いスーツを纏った恰幅のいい男が店の中へと入ってくる。
客たちの視線も、ジュストや修へ向けるものとは全く異質のものだった。
「やあ舞華、今日も繁盛しているようじゃあないか」
身なりの綺麗さや金の指輪からして、貴族の者だ。
鉄道事業に関わっている貴族の男で、ここ一帯の経済をかつての『金鉱帝』と二分していた存在である。
「ようこそウェインさん。今日は求人のお話で?」
舞華は満面の営業スマイルで応対した。
ジュストたちと対応が違うのは、住む世界ゆえの違いである。
彼らはミルクや酒を出したところで喜ばない。
喜ぶのは労働者と愛人。
そう……。
「ああ、今日は労働者はいいんだ。新しい美人が入ってやしないかと思ってな」
腹をさすりながら壁際を見やる貴族の男ウェイン。
「いやですよウェインさん。先月買っていったばかりじゃないですか」
内心を隠しながらそう語る舞華。
ウェイン越しに視線をやると、当の『買ったばかり』という愛人がドレスを纏って立っていた。
椎井 莉鳥
。氷のように冷たい目をした女である。
「こいつはなかなかだが、新しいものが欲しくなるのは男の業というもんだろう?」
豪快に笑うウェイン。愛想笑いを浮かべる舞華。
ぴくりとも笑わない莉鳥。
そんな中でジュストと修は居心地悪そうにしていた。
「うむ、どうやら新入荷はなさそうだ。いいのが入ったら声をかけてくれよ。礼は弾むからな」
そう言って出て行くウェインの背を、舞華は隠れて『イーッ』とやりながら見送った。
「今のは?」
「ウェインさん。ウェイン建設の社長で、鉄道建設でいろいろ強引なことをやってる人ですよ。うちをひいきにしてくれてるんですけど、困った人で……」
「いや、後ろにいた女性のほうさ」
手を翳して言う修に、ジュストは驚いたように目を開いた。
「あの人が気になったのか? 元はここで働いてた女性さ。人気はそれなりにあったんだけど、ウェインが札束を積んで愛人にしたんだ」
「私もそういう不幸なことはしないほうがいいって言ったんですけどねえ……本人が了承しちゃって」
困った困ったといった様子で頬に手を当てる舞華。
修は『ふうん』とだけ言って、ミルクのカップに口をつけた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月28日
参加申し込みの期限
2017年05月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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