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【修了式】ラストスパートは華やかに
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財前 華蓮
は上気した顔で下駄箱にやってきた。自身を褒め称える言葉が止まらない。
「私のスピーチは最高ですわ。通知表はエクセレント。大掃除での私は一流の女優でしたわ。つまらなくて地味な作業も、私に掛かれば舞台の一場面に早変わり。華麗な掃き掃除にクラスメイトの目は釘付けでしたわ」
靴に履き替えて外へと向かう。周りが見えていない状態で軽く肩がぶつかった。隣を見ると
剣崎 エレナ
がいた。
「朝に続いて、またですの?」
「それはこちらの台詞よ。わかったわ。あなた、私の追っかけなのね」
「オーッホホホ! 大したギャグセンスですわ。この私には剣崎さんを追い掛ける理由がありませんわ」
華蓮は先に校舎の外に飛び出した。エレナは澄ました顔で横に並ぶ。
「理由はあるわ。私がアイドルだからよ。そんなファン心理もわからなくはないわ」
「そのような顔でアイドルを名乗るなんて、酔狂にも程がありますわ」
「あら、あなたのスピーチよりはまともなことを言っているつもりよ」
早足のまま、華蓮は横目で睨む。
「私の愛らしい過去を伝えただけですわ。スピーチで言った通り、財前華蓮は最高ですわ」
「その通りね」
エレナが認めた。
その瞬間、華蓮は目を丸くした。軽く頭を振る。湧き起こる強烈な笑みを必死に堪えているようだった。
「その通りですわ! 財前華蓮は最高ですわ!」
「あなたの言葉は正しいわ。財前華蓮はサイコよ」
「そうですわ! 財前華蓮は……剣崎さん?」
「なによ」
「発音がおかしいと思うのは私の気のせいですの?」
「どうかしらね」
エレナは足を速めた。先に正門を抜けて右手に折れる。加速した華蓮が横に付けた。
「あなたは桜花寮よね。帰る方向が違うわ」
「剣崎さん、答えを聞いていませんわ」
「あなたの耳がおかしいって話ね」
エレナは口元に手を当てて笑った。目にした華蓮は荒い鼻息で制服のポケットから生徒手帳とペンを取り出す。
「先程の言葉を、ここに書いて欲しいのですわ」
「路上でのサインはお断りよ」
エレナは薄ら笑いで対抗した。華蓮は目の色を変える。
「チョココロネ、書くのですわ!」
「うるさいカレーね!」
「財前華蓮ですわ!」
二人は肩で押し合う。朝のウォーキングは午後に入って徒競走となった。
「財前華蓮は最高ですわー!!」
絶叫に近い声が星ヶ丘に響き渡った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
59人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月15日
参加申し込みの期限
2017年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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