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■駅前攻防戦
大方の予想通り、最初の激戦区は駅前ポータルとなった。
西側改札の前にポータルがあるというだけあって、周辺にはケイサツがぴったりとついて目を光らせている。
「あの警戒をかいくぐってポータルにタッチするのは、簡単なことじゃないよね……」
物陰から様子をうかがっていた
檜山 立樹
は、手の中で小石を転がしながらなにごとかを考えていた。
ケイサツたちは同ブロック内にドロボウの反応があるということで周囲を注意深く探っているし、不意をつこうにも相手の数が多すぎる。
同じく物陰から様子をうかがっていた
御剣 刀
もまた、警備の多さに飛び込みあぐねていた。
「どうする」
「警備の数を減らすことと、残った警備をくぐること。この二つが最低限必要な要素になってくるかな」
「後者なら、俺に考えがある。前者はどうだ?」
「ちょっとベタだけど、囮作戦っていうのはどうかな」
「ベタなほうがいい。逃走ルートは確保してるんだろうな」
「そこはバッチリ」
とは言うものの、一人を複数人で囲まれては逃げ切るものも逃げ切れない。マーキングされてしまえば隠れることもできなくなるので、この場合はつかまるまでの時間をどれだけ延長できるかが重要になった。
刀は深く頷いて、いつでも飛び出せるように構えた。
「スタートは任せる。すぐにつかまるなよ」
「ふふ……なんだかいいね、本当のドロボウみたいで」
立樹はそう言うと、物陰からポータルへ向かって飛び出した。
『勢い余って飛び出した』といったふりをしたあと、目のあったケイサツに背を向けて一目散に走り出す。
「いたぞ!」
「住宅街へ行ったな」
「囲んで追い詰めろ!」
立樹ひとりを捕まえるために二人のケイサツが走り出し、それぞれ彼を追い込むように展開していく。狐狩りだかウサギ狩りだかのテンプレートである。
「この人数なら上々かな。さてと」
何分逃げ切れるかなと呟いて、立樹は速度をあげて去って行く。
ケイサツたちが彼を追って駅前を離れた所で、ようやく刀が動き出す番がきた。
「残りのメンバーは……うん、厄介だな」
近づいてみて、刀はげっそりとした。
高いところに登って周囲を見回す
椿 美咲紀
を見つけたのだ。
ポータルの真横では
日向 透
が腕組みをして待ち構えている。
「さあどこからでもかかってくるのです! 逮捕しちゃうでーす!」
謎のファイティングポーズでやる気満々の美咲紀。
体育会系ではないが、動くとなるとなかなか油断ならない彼女である。顔を合わせる機会の多い刀はそのことをよく知っていた。
「だが、しかし」
そう、だがしかし。
「一対一に持ち込めば、俺に負けは無い!」
刀の作戦はこうである。
ケイサツに一人ずつ接触するような位置取りから突撃して、ひとりずつ行動不能にしていくというものである。
目測。
一人につき三秒。
飛び出した所で美咲紀がホイッスルを吹き鳴らし、ケイサツの一人が飛びかかってくる。
「そこだ!」
スライディングで腕の下を抜けつつ足をひっかけて転倒させる。
「ここを通りたければ私を倒してかみゃん!?」
「すまんっ!」
次に飛びかかってきた美咲紀の腕をとって投げる。直後、物陰に隠れていたケイサツが飛び出してきた。目測を誤ったがまだ余裕はある。
「肩を掴まれさえしなければセーフ、つまり――」
自分の腕をぎゅっと握ってきた相手の顔を見た。
その相手とは。
「ごめん、御剣くん」
日暮 ねむる
、であった。
「しまっ――!?」
咄嗟に頭を庇うが、腕を引っ張る形で額に手を当てられる。
全身から力が抜け、刀はたちまち眠りについてしまった。
「ふう……」
ねむるは額の汗をぬぐって背伸びをした。
「御剣くんが相手側にいるとなると、流石に伏せ札なしじゃ勝てないからね。奥の手も、そうそう使うわけにいかないし」
ペットボトルに入った洗剤液をちらりと見る。足下の暗い駅前にこれを巻いておけば走行が困難になるが、午前零時を過ぎたといってもたまに人通りのある寝子島である。人としてダメそうだったので最後の手段にとっておいたのだ。
「椿さん、ありがとうね。おかげで注意を引けたよ。それに日向さんも」
「いえ、俺はただ立っていただけですから」
自分なんてまだまだ、といった様子で苦笑してみせる透。
ゆっくりと刀に歩み寄ると、彼の服やそのポケットに手を当てた。
「なにを?」
「携帯電話を持っていないかと思って」
ややあって、透は刀の携帯電話を見つけ出した。
勿論他人が開いたところでロックがかかって中身は見られないものだが、透には裏技があった。
『Psychometry』という、触れた物体に残った記憶を断片的に読み取るろっこん能力だ。
携帯で交わしていた仲間とのやりとりを読み取っていく。そう、ドロボウ同士のグループチャットで情報を綿密に交換していたのが、こと透に対してだけは弱点となるのだ。
「おっと、どうやらポータルへの救出に向かうチームがいるみたいですね」
どうしようかな、という顔で思案する透。
その一方で……。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月23日
参加申し込みの期限
2017年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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