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■救出作戦
ケイサツポータルに転送された刀は、肩を揺すられて目を覚ました。
「ここは……」
「檻の中、ってとこかな」
立樹は苦笑して周囲を顎で示す。
周りにはケイサツにつかまったドロボウの仲間たちがいた。数にして四人ほどだろうか。
全員がつかまればゲームオーバーだが、誰かに助け出されればこの条件をクリアにできる。
だが、誰かが助けに来ないと話は始まらない。
「まずいな。ポータルが一つも落とせてないのに半数もつかまったら勝ち目が無いぞ」
「いや、そうでもないよ。むしろ今一番キツいのは相手側じゃないかな」
立樹はポータルのそばに座って周囲を伺う
八神 修
を示した。
彼はいつも通りクールに振る舞っているが、周囲への警戒を一切怠らない。
目に見えるもの、見えないもの、そのすべてに凄まじい集中力を割いていた。
刀には分かる。むしろ危険なのは、ケイサツ側だということだ。
修は折りたたみ椅子から立ち上がり、いつでも走れるように準備運動を終えた。
「さて、どこから来る……?」
ドロボウのシグナルは、既にブロック内に入っている。
隠れて様子をうかがっているのか、仲間の合流を待っているのか。
どのみち、『あるパターン』でこられたらカバーしきれないだろう。
ドロボウはつかまるとケイサツポータル内に転送されて行動不能となり、全員つかまればケイサツの勝利となる。
一見すると数が減れば減るほどドロボウが追い詰められるように見えるが、半数をきる辺りからケイサツ側が不利になる。
これまでは三つのポータルを守護すればガードできていたが、そこにスタートポータルも加わると人数配分が散漫になってしまうのだ。
現に、今スタートポータルを守っているのは修だけだ。
四人がかりで来られたら、さすがに捕まえきれない。
「けど、俺もタダで負けるつもりはないよ」
手を握って開いて、集中力を高めていく。
そして、来るべき時が来た。
がさ、という音と共に茂みが動いたのだ。
「そこだ!」
修は意識を一点集中しやすいように手を翳し、音のした方向へと向ける。
飛び出してきた所で靴紐を『分解』して動きを鈍らせ、時間差をつけて捕まえるという作戦である。
が、そこには誰もいなかった。
反対側から飛び出してくる
ジュスト・ランベール
。
修は咄嗟に振り返り、分解能力を発動させる。
時を若干遡ろう。
ジュストは、ポータルを守る修を見つけて歯噛みしていた。
仲間の多くがつかまったことを受けて救出にやってきたが、他のポータルの警備にあたらず最初からスタートポータルを守るケイサツがいるとは予想外だったのだ。
「慌てた様子もないか。物音をたてたからってその場を離れるタイプには見えないなあ……」
小柄な身体を活かして樹木の後ろに隠れてはいるが、このぶんだといつまでも隠れてはいられまい。
他のドロボウがブロック内に入ってきたのを確認して、指鉄砲の構えをとる。
ジュストのろっこん能力は人差し指から空圧弾を放つというものだ。修を撃つため、ではない。
ポータルを挟んで反対側の茂みに打ち込み、音を鳴らすためである。
「今だっ!」
修の意識がこちらに向きそうになったタイミングを見計らって射撃。
空圧は目に見えないという特徴をも利用して、茂みに大きな音を出させた。
咄嗟に向きを変える修。
飛び出すジュスト。
修の分解能力は集中を要する。研ぎ澄まされた彼の集中力といえど、不意を打たれればブレるもの。
ジュストの靴紐をほどくまでに一度の仕切り直しを要した。
その隙に距離を詰める。
そこまで足の速いほうではないが、前へ前へと焦るように走る。
ついには靴紐がほどけ、転倒。
ごろんと転がってなおも走り続けようとするジュストに、修が飛びかかって組み伏せた。
組み伏せられて――。
「いいぞ、やれ!」
ジュストはポータルへと呼びかけた。
別方向から駆け寄ってきた三人のドロボウがポータルにタッチ。皆を一斉に開放したのだ。
修の腕をがっしりと掴んで、ニヤリと笑うジュスト。
対する修もまた、苦笑して彼の肩をタッチした。
「まさか、俺が裏をかかれるなんてね。滅多にないことだよ。次は、ない」
「わかってる。ふいー」
ジュストは両手両足を投げ出した。
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担当ゲームマスター
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月23日
参加申し込みの期限
2017年04月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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