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<月華>秘恋哀華 ―裏切られた姫―
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結:そして導かれるは、1つの……。
――嵐の国
「そこ、無駄な動きが多いわよ? ほらほら、そんなやり方じゃ筋を痛めちゃうでしょ?」
尾鎌 蛇那伊
の激が、鍛錬所に響く。集まっているのは、各国から集まった志願兵たちだ。蛇那伊は一般兵の実力を向上させようと彼らを3人一組にして鍛錬させていた。
方法は至って単純。受け役を1人きめ、攻め役となった2人が放つ攻撃を捌き続ける、という物だった。ある程度攻撃を受け続けたところで交代させ、訓練を続けさせる。
彼は志願兵たちへ説明をした際、こんな事を言っていた。
「兵士にとって最重要なスキルって何かわかる? それは『生き残る事』なの。ぶちまけてしまえば、剣で斬ったり槍で突いたり、というのは誰でも出来るの」
まぁ、上手く斬ったり突いたりするには技術が必要だが、それ以上に防御そのものの技術も必要だ、と彼は言葉を続けた。
(古今東西、攻撃する瞬間は大きな隙が生まれるもの。その攻撃を防御できる人が居れば、近くに居る人がその隙を突いて攻撃できるのよ)
訓練する志願兵たちの様子を見、時折アドバイスをする蛇那伊なのであった。
「……なんかこう、かなり長い時間やってない?」
月長石の発掘をやっていた
志波 武道
がぽつり、と呟く。傍らで作業していた
御剣 刀
は何かを悟ったらしく、作業の手を止めないままちらり、と鍛錬の様子を見た。
「大方、休憩抜きに戦わせて極限までに疲労した状態での戦い方を身につけさせようって寸法じゃないか? 敵が休む時間をくれるとは限らないわけだしさ」
蛇那伊同様武の道を行く刀の言葉に、武道は「そうなのか……」と眼鏡を正しながら相槌を打った。
武道と刀は住人達と一緒に月長石を掘っていた。白虎族になっていた武道は白虎状態になり掘り出された月長石の原石を籠に入れて運ぶ。
「おつかれさまです~」
洗い場に到着すると、手伝っていた
椿 美咲紀
が出迎える。傍らには天狼族の巫女、アオハも一緒だ。2人は月長石で新しい武器が作れないか職人さんたちと話し合いをしていた所である。
武道は嬉しそうに尻尾をぴん、と上げる。そして一声あげれば職人さんが籠を受け取って、新しい空の籠を乗せてくれた。
「ん~、もふもふあったかいです……」
「み、美咲紀ちゃんくすぐったい~!!」
美咲紀がふわふわもふもふ姿の武道の頭を撫でると、武道も擽ったそうに身を竦める。その仕草がかわいくて、アオハはくすり、と笑ってしまった。
武道は改めて発掘へ。それを見送ると、美咲紀とアオハは職人さんとの話し合いに戻った。
「槍の穂先とか、長刀の刃には加工できそうですね! 問題は斧、ですか……」
美咲紀は職人さんから聞いた話を思い出し、少し考える。彼ら曰く、月長石を磨き削れば槍や長刀の刃にしやすいし、鏃も作れるとの事。刀や剣は一度溶かした上で鍛えて作っているそうだ。
斧の刃も同じように作るのだが、戦斧となると若干軽くなって攻撃力が足りないかもしれない、との事だった。それでもチャレンジしてくれるとの事で武器のバリエーションも増え、ちょっと嬉しい。
「聖水で月長石の浄化力を上げる事も多分可能です。資料によると、昔病を振りまく荒神と白虹様が戦った際も武器を強化する為に使われた手段として行われていたようですから」
アオハが資料を見せながら美咲紀に説明し、聖水を神官たちに頼んでみる、と言っていた。
「『事前の準備如何で勝敗の八割は決まる』と言っても過言ではないのです。この月長石が『影の魔物』への攻撃や防御に優れるのは周知の事実ですし、兵士達が皆この武器を持てるようにしたいのです」
美咲紀は真面目な顔で力説し、ひとまず武器の種類が増えそうでよかった、と少しだけ安堵の息を漏らす。だが、まだ防具が残っている。
「あとは防具ですか……。御剣さんが先ほど急所だけを防御するタイプのを頼んでいましたね」
美咲紀はふと刀が職人さんに話していた事を思い出すと、ぽん、と手を打つ。彼女は刀にそのアイデアを希望する他の兵士の武具にも生かせないかと相談。すると、刀は「役に立つならば」とOKを出した。
「とりあえず、先ほど御剣さんと話していた職人さんに事情を説明したら、兵士さんと一緒に防具の手入れをするのですっ!」
そうすれば兵士たちがどんな戦い方をしているのか知る事ができる。美咲紀はやる気に満ちた瞳で強く頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月03日
参加申し込みの期限
2017年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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