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<月華>秘恋哀華 ―裏切られた姫―
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「大丈夫かい?」
どこか疲れた様子の
後木 真央
を気遣い、
呉井 陽太
が問いかける。彼女は愛憐が出現した理由を書庫で夢として体験し、彼女の悲しみを追体験しているのだ。
だが、真央はいつもの明るい笑顔で頷いた。
「もう、落ち着いたのだ。真央ちゃん、きっと愛憐たちを助けて見せるのだ」
力強い少女の笑顔に、陽太も励まされたような気持ちになる。真央は自分が体験した事を報告し、仲間たちは内容に緊張を走らせる。そして、
新田 亮
や
ミーツェ・M・フェリス
が書き打ちした手紙などからも、白虹と藍音の間のすれ違いを知った。
「……白虹は、藍音の恋に気づかなかった。それが……原因?」
「なんか、解るような気がしますぅ」
亮の呟きに、
椿 美咲紀
が悲しげな声をあげる。それに頷きながら、
八神 修
はちらり、と部屋の隅に視線を向けた。
「貴方も動く必要がある、という事がはっきり解りましたよね、白虹さん」
その言葉に周囲の者が驚く中、白虹は姿を表し、静かに頷いた。彼は自分の墓の近くで静かに調査を続けていた所を修に発見され、一足先にそこへ来ていたのだ。
「武器の方も発掘し聖水で浄化能力を強化した月長石を使って量産できるみたいよ。希望者は職人さんを連れてきているから、相談してみたら?」
尾鎌 蛇那伊
が、そう報告する。彼の傍らでは
御剣 刀
が見本として作ってもらった防具と刀を装備してした。
「俺のはこんな具合だ。試着してみて話し合いながら作ってもらう事を薦めるぞ」
刀の言葉に遥斗は自分もそうしようかな、と頷いた。
あれこれと話し合っているうちに、夕食の時間となった。蓮采は疲れていると頭も回らないだろうから、と休憩を提案する。
「それもそうね。一旦、食事にしましょうか」
紫が静かに頷き、全員で片付けて夕食の準備を行う。その間に給仕の人々が美味しそうな料理をいくつも運んできてくれていた。
だが、いざ食事にしようとしたその時、外から争う声がした。最初に気づいた真央は不審に思い、外に出る。彼女を気にかけていた陽太は慌てて追いかけた。
「真央ちゃん?!」
「なんか嫌な予感がしたのだ。先ほどまで居た白虹がいないのだ」
真央がそういいながら駆け出す。確かに、気がついたら白虹の姿が無かった。陽太はその事実に、何故か背中に冷たい汗が流れた。
真央と陽太を追いかけ、幾人かが2人と共に庭に出る。と、彼らは
光に貫かれ、消えうせる白虹の姿を目撃した。
「えっ?!」
思わず声をあげるミーツェ。膨れ上がる《陰気》に嫌な予感を覚えた武道が彼女を下がらせ、刀と蛇那伊が2人の前に立って様子を見る。
白虹の剣を手にしたサキリは、ぎゅっ、とそれを抱きしめた。目の前で起こった出来事に困惑しながらも、これだけは守らねばならない、と思ったのだ。
空を見ると、雲が渦を巻いている。そして、稲光が走った瞬間、大きな影が雲に映った。
「何が起こっているんだ?」
「あれは……龍?」
サキリの呟きに、蛇那伊が珍しく困惑したような声をあげる。そして、空から雲母に似た輝きをもつ何かが、いくつも舞い落ちる。
――さぁ、世界を終わらせましょう。
呪皇の元に平伏さないと言うのならば……。
天から聞こえた声に、サキリたちは、ただ呆然となるしかなかった。
外に出た面々が部屋に戻ると、酷く傷つき消えかかっている星華の姿があった。話によると真央たちが飛び出した直後、この部屋へと飛び込んできたらしい。
「……なかなか厄介な事になっているみたいだよぃ。星華は、愛憐を止めなければまずい事になると言っていたんだけど……」
「どうやら、帳が愛憐に加勢しているようだね。星華は帳との戦闘でこの話を聞いたそうだ」
骨削 瓢
と月が星華から聞いた事情を語り、一同は表情を曇らせる。
愛憐がついに動き出した。それは、ある意味決戦の時が近づいてきている事を実感させていた。
「今、白虹がどこへ行ったか調べています。……なんとなく胸騒ぎがします。もしかしたら、この世界はじまって以来の大厄災がおこるやもしれません」
蓮采の言葉に、その場にいた者たちは全員口を閉ざす。
――愛憐が齎した呪い。
果たして、彼らはそれを解く事ができるのだろうか?
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
菊華です。
まずは桜 月さん、ガイドに登場してくださりありがとうございます。
つぎに参加してくださった皆様、ありがとうございます。
とりあえず、リアクションを一通り読んだ後後書きをご覧ください。
ネタバレががっつり入っていますので。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
恋は、人を狂わす薬である。 ――シトラス・ガムダン
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
今回の結果
・情報を一定量集めることが出来た
・白虹の剣を見つけることが出来た
という事で『成功』判定となっております。
また、
ラスボスは。今回確定しましたので判明までお楽しみに!
今回の情報を整理しますと……
・愛憐=元雲の国の女王・藍音(あいん)
・当時、頼りない女王だった藍音を励ましたのは、英雄の卵だった白虹。
彼は彼女を勇気付けるために「側にいる」と言ったが……。
・藍音の恋心に白虹は全く気付かないまま、別の女性と恋に落ちる。
・藍音の告白を白虹が断り、その結果地雷を踏む。
・藍音は負の感情に染まり自害(その際になにかあり)→呪皇となる。
・その事実を知らないまま白虹は戦死→英霊化
となります。
また、
・白虹は本当は自分の妻となった女性と星幽塔への移住を考えていた為星幽塔の第十階層に資料があった(移民が置いた)。
・白虹が雲の国の人々から複雑な感情を抱かれているのは、女王であった藍音との婚姻を望んでいた人々が多かったため。
結果的に別の女性と結ばれた事と藍音が亡くなった時期が少し重なるので自害を疑ったというのもある。
(表向きは病死になっている)
という背景がありました。
最終決戦が近づいてまいりました!
皆さん、お楽しみに! ……といいたい所ですが少々お時間を頂きます。しばらくお待ちくださいませ。
それでは縁がありましたらよろしくお願いします。
菊華 伴
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月03日
参加申し込みの期限
2017年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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