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寝子島高校
<三羽烏の襲撃2の3>寝子島高校が空に浮上しました
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●ループ:07・寝子島高校の入学式……らっかみ(11)●
【寝子島高校:クレーター周辺】
らっかみ・ののこ、無事(?)にこの地上へと落下──全ての神魂をばら撒き、らっかみの能力も喪失。
そして夏朝の頭とごっちんした ののこは、元々夏朝が屋根に開けていた穴からそのまま、講堂の中へと落っこちていった。
固唾を呑んでその一部始終を見ていた
鴻上 彰尋
が、安堵のため息をもらす。
「よし、野々さんが何とか無事講堂に落ちてくれた……!」
ちなみに夏朝の方は、ばったり屋根の上にのびて目を回している。この間、夏朝は心の中で、ののこと会話をしていた訳だけど、外から見るとほんの一瞬の出来事だったようだ。
「多少史実と違う所もあったけど、まぁ……うん、大丈夫かな」
鴻上が、自分達の胸で変わらぬ輝きを放っている、神魂の光を確かめながら、
「神魂も本来の歴史通りに、ばら撒いてくれたみたいだし」
だが、全ての神魂を地上にばら撒いたことで、ののこ本人からは「誰かの願いを叶える」万能の能力は失われてしまった。この先鴻上たちが、新たな願いを叶えることはもう出来ない。
けれど、その条件はクローネとて同じだ。
クローネも自分勝手な願いを実現させることはもう出来なくなり、またののこの能力が失われる前に叶った2つの願いについては、ののこがいなくなっても、まだ効果継続中のようだ。
すなわちもれいび側は、暴走ろっこんを自らの意志でコントロールすることができ、
クローネの方は、その暴走ろっこんを無制限にコピーして使うことができる。
「これで恐らく、条件は五分と五分……」
いや、と鴻上は口を引き結んで、頭上を高々と舞うクローネを強い意志で見据える。
五分五分では駄目なのだ。仮に決着を付けられずにこの周回を凌がれたら、クローネは次のループで必ず修正点の対応をしてくる。鴻上の願いが叶うのは今回の1度きりだけ、次に同じことをしてもその行動は間違いなく未然に潰される。だからクローネを倒すなら今、この7周目の周回しかもうチャンスはないのだ。
「必ず勝つ。皆の力で、やっとの思いでここまで漕ぎ着けたんだ。
必ずこの周回で勝って、今度こそループを断ち切ってみせる……!」
『必ずこの私に勝つ? ここでループを終わらせるぅ〜?
だ・か・ら・! ありえないのよ、そんなことは!』
そしてクローネがコピーろっこんを使って、もれいび達への最後の攻勢に出る。ズゴゴゴゴ……と青空を押し割り、講堂めがけて再び落ちてきた校舎を見て、
楢木 春彦
が自分の目を疑う。
「ちょ、マジ勘弁しろよ!?
今、俺とティクスさんで弾き返したばっかりじゃねぇか!」
「いや楢木、あれはさっきの北校舎じゃない」
ティクス・ソル
が、自身の記憶と照合させて言う。
「もう1つの、南校舎とかいう建物の方だ……!」
天吏とヒルズが渡り廊下を破壊して分断し、その後は暴走雨崎の念力で、ずっと空の向こうに浮いていた、あの南校舎だ。クローネが同じコピー念力で浮遊場所から動かし、また講堂にぶつけにきたのである。
「それでも、幾らなんでもしつこ過ぎます。
どうしてあの講堂ばかり、執拗に狙うんです?」
スハイル・アルムーリフ
のこの疑問には、
獅子目 悠月
が答えた。
「これは推測だが、恐らく……もう1つのループの時間軸、
九夜山の方でも、クローネは俺達の味方に苦戦を強いられてるんだ。
だから講堂にいる過去の彼らを死亡させ、未来の戦況も何とか覆そうとしている」
成る程、講堂狙いの理由は分かった。つまりクローネが、向こうの時間軸でも追い詰められている証左でもある。ティクスと楢木が頷き、そして力強く言う。
「だが、校舎は校舎。何度落ちてこようと同じことだ」
「俺達の足場で、また空に跳ね返してやるぜっ!」
同じ軌道で落ちてくるなら、すでに講堂上空に展開済みのW足場で、跳ね飛ばせるはず。2人の予想通り、落下してきた南校舎の全重量を、空気のクッションがその中心でキャッチし……
ッ パアァアアアアアアアアアン!!
限界まで撓んだ足場が限界を超え、飛行船の破片のように散り散りに弾けて四散した。
「「なっ、何いィイイイイイイイ!?」」
2重の足場を破砕して、そのまま落下し続ける南校舎を見下ろしながら、クローネが2人をあざ笑う。
『アッハ〜? あんた達ご自慢のW足場とやらも、
この南校舎にはさすがに、太刀打ち出来なかったみたいね!
この……九夜山10コ分の重さを誇る、超々重量級校舎にはねぇ〜!』
「だから、言えばいいってモンじゃねぇー!?」
クローネが夏朝のコピーろっこんを使って、南校舎を山10個分の重さまで加重したのだ。ガビーンってなる楢木たちに続いて、慌てて展開した獅子目とスハイルのW障壁も、微塵の破片に砕かれて突破されてしまう。
「うわあああああああああああヤベェ、講堂が!!」
【講堂:屋根の上】
『アハハハハハハ! 今度こそ、正真正銘のオシマイよ〜!』
W足場とW障壁、4重の防御を突破して、南校舎が頭上に迫る。その講堂の屋根の上で、またしてもこの場所に出戻ってしまった
夢宮 瑠奈
は、伸びている
恵御納 夏朝
を必死に揺り起こしている最中だ。
「ふぇえええええ、かーさちゃん、起きて起きてぇ!」
クローネが今使っているコピーろっこんの、本家オリジナルは夏朝だ。夏朝さえ目を覚ませば、クローネの荷重操作だって対抗で打ち消せる筈なのに。けれどその夏朝は、ののこ激突の衝撃で失神したまま起きない。
そして今このエリアに、重さを自在に操る【重く軽く】のコピー能力に、対抗できるろっこんを持つ能力者は他には誰1人いないのだ。瑠奈の暴風でも、九夜山10個分の重量物は流石に跳ね返せない。
「ど、どうすればーー!?」
絶体絶命のピンチ……だが、その時だ!
「いいや、まだだっ! まだ、この俺が残ってるぜ!」
聞き覚えのあるその声に、がばっと瑠奈は顔を上げ、そして落ちてくる当の南校舎の窓に、1人の先輩の姿を見つけて、目を丸くする。
「え、あなたは……!」
その男はニカッと白い歯を見せると、窓枠から躊躇なく身を躍らせ、講堂めがけてダイビング。瑠奈たちの近くに素早く着地すると、頭上を振り向きざまバッとその両腕を突き出した。
その頼もしい背中を見上げて、瑠奈が彼の名を呼ぶ。
「龍目くん!!!」
「安心しろ、夢宮、恵御納。
この俺が今──あの校舎を受け止めてみせるぜ!」
激突、南校舎VS
龍目 豪
「ファイトオオオオオオオオオオッ!!」
『なっ、何ですってえええええええ!?』
気合い一発の大声とともに、南校舎を素手で受け止めたその男──
龍目 豪
の思わぬ登場に、クローネが空で仰天の目を剥く。
『嘘よ、嘘よ、あり得ない!? だって九夜山10コ分の重さなのようっ?』
そうとも、生身の人間がこの重量を支えて、平然としていられる筈がない。だが龍目は言う。
「ハッ、山10個分の重さだろうが何だろうが!」
その背後に瑠奈の、夏朝の、そして講堂にいる全ての人命をたった2本の腕で守り抜きながら、龍目がクローネに向かって、きっぱりと言い返す。
「ここにいる1人1人の命の重さに比べたら、
俺にとっちゃこんなモノは──【軽いぜ!】」
▼
龍目 豪
ろっこん【軽いぜ!】
☆通常能力……掴んだ物の重さがゼロになる。
↓
★暴走能力……掴んだ南校舎の重さをゼロにする。
「龍目先輩……あれは龍目先輩か!」
講堂の屋根で生身の生徒が校舎を受け止めた、そのどうかしている光景を見上げながら、楢木も叫ぶ。
そう、重さを操る【重く軽く】の暴走ろっこんに、唯一対抗できる能力者が、まだここにいた。山10個分の校舎の荷重を、龍目がキャッチした一瞬でキャンセルしたのだ。どんなに大きく重い校舎だろうと、重さをゼロにしてしまえば、後は受け止めることなど造作もない。
そして南校舎の重量を軽減するこのアイデアは元々、龍目がこの楢木や雨崎と連携してやろうとしていたことでもある。南校舎の2〜3年生の避難にいちどは失敗したり、雨崎が暴走してしまったりで、結果的には実現しなかったけど、校舎内でそのまま待機していた龍目が見事、この土壇場でやってのけたのだった。
「そういうことかよ! やってくれるぜ、龍目先輩!」
『知るもんですか、そんなことぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!』
しかし予想外の邪魔者にキレたクローネが、さらなる攻撃を上乗せする。
ゴオオオオオンッ、講堂上空から特急列車以上のスピードで突っ込んできた、もう1つの校舎を目の当たりにして、ティクスと楢木が今度こそクローネを呪う。
「くそ、さっき弾き返した北校舎まで」
「なりふり構わなさ過ぎっだろ!」
激突、南校舎+北校舎VS
龍目 豪
『九夜山10コ分+1コ分=合わせて11コ分の重さ!
そら、止められるモンなら受け止めてご覧なさ〜いっ!』
ズガアン、と落ちてきた北校舎が南校舎の上にドッキングし、その重みで龍目の両腕が砕け散った。
「があああああああああッ!!」
「うわああああ、龍目先輩!?」
龍目のろっこんは確かに掴んだ物の重さをゼロにできる。けれど追加で落ちてきた北校舎の方は、直接手では「掴めて」いないので、こちらには能力の効果が及ばない。結果、北校舎の山1個分の荷重が、龍目の両腕にまともにのし掛かったのだ。
潰れて砕け散る龍目の両腕──けれども次の瞬間、2つのことが同時に起こった。
エッ、と龍目が我が目を疑う。たった今、粉砕された筈の両腕が、逆回しのビデオのように巻戻り、2本の新品の腕にたちまち再生したのだから。
「こいつは……!」
驚き戸惑うその龍目に向かって、さらにすぐ近くから声が飛ぶ。
「よく凌いだ、龍目! ここからはこの俺も手を貸すぜっ!」
ハッと龍目が首を回すと、そこで同じように腕を頭上に掲げて、龍目と共に連結校舎を支えている男がいた。龍目が驚きに目を見開き、寝子島が誇るそのローカルヒーローの名を大声で呼ぶ。
「ザ・ストレイト!! 加勢に来てくれたのか!」
「ああ。だが今の俺は、ただのザ・ストレイトじゃねえ」
「ザ・ストレイト/バーストトランスをも超えた、究極フォーム……」
「ザ・ストレイト/アルティメットバーストだああああああああああっ!!」
▼
風雲児 轟
ろっこん【戦衣着装】
☆通常能力……自分の体と衣服や身につけた物を変化させて自作ヒーロー『ザ・ストレイト』に変身する
☆進化能力……身体能力が強化される。その間は『ザ・ストレイト/バーストトランス』と名乗る
↓
★暴走能力……身体能力が超絶強化される。とにかく凄い。『アルティメットバースト』はあくまで仮称。
「とにかく凄いのか! 恐れ入ったぜ、ザ・ストレイト/アルティメットバースト!」
「いま咄嗟に考えたから、フォーム名はあくまで仮だけどな!」
そうしてザ・ストレイト/アルティメットバースト(仮)こと
風雲児 轟
は、龍目がキャンセルできない九夜山1個分の重量を代わりに支えながら、クローネに向かって敢然と叫ぶ。
「どうだ、見たかクローネ! お前にはさんざんいいように
俺のろっこんを弄り回されたが、暴走さえコントロールできれば!
お前の猿真似の攻撃など、もう恐れるに足らずだぜ!」
『な、なななななななっ……』
そして一方の龍目の方は、屋根の上から向こうのグラウンドを見下ろし、自分の両腕を瞬時に復元してくれた、心当たりの姿を探す。
いた。祝花をポンポンみたいに両手に掲げ、ぴょんぴょんこちらを応援しているあの女子は、
「椿か! そうか、椿が俺の両腕を治してくれたんだな!」
そう、あれは
椿 美咲紀
だ。ヒーラーの美咲紀がろっこん【舞花の祈り】で、龍目の負傷をあの一瞬で超回復させたのだ。負傷者の戦線離脱を防ぐ、それを自らの使命とした美咲紀が、龍目たちに向かってありったけのサポートと声援を送る。
「大丈夫、またやれるのです!
この私がいれば、何度だって!
だから皆、頑張って!」
「サンキュー、椿! お前がいれば百人力だぜ!」
「俺と龍目で、合わせて2百人力だな!
よし龍目、このまま一気に校舎を押し返すぞ!」
「おお! ファイトオオオオオオオオオオオッ!」
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<三羽烏の襲撃2の2>ループ世界に囚われ、無限ループ中です
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ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
47人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年06月11日
参加申し込みの期限
2017年06月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月18日 11時00分
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