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【星幽塔】第六階層 祈り星と雲海を懸けるタランテラ
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転:拒む手と差し出される手
――翌日。
鎌八 まもる
は前日に引き続き署名を集めていた。それだけではなく友達に協力してもらい、反戦のチラシも作っていた。前日の間に輪転機を見つけ、借りて印刷していたのである。
解りやすいように書かれた漫画は友人の力作だ。子供が読みやすいようにルビも振ってあり、多くの人が受け取り、読んでくれた。その効果もあり多くの人々が署名してくれたのだった。
そこでまもるは前の晩の連続放火事件を聞き眉を顰める。そのほとんどが義勇軍を狙った物というのが引っかかるのだ。
(まるで、和解を阻止しようとするような感じだ)
彼は「スパイダー・スバイダー」と掛け声を書け、ろっこん『クモ男』を発動させると糸をつかって別の浮島へと進んでいった。あと2、3箇所回って星守たちの集会場へ行くつもりである。
「許す事を出来る人は強い人だと思う」
別の場所では、
鴻上 彰尋
が星守の人々と共に義勇軍の人々と対話していた。彼は城で見つけた遺品から得た思いを語りながら真摯に対応する。
「許した人に悲しみや怒りがなくなったわけじゃない。それを抱えても許すことを選んだ事は確かな心の強さだと、俺は思う」
自分が出した答えに自信を持って欲しい、と迷える人々に彰尋は優しく言う。そして、こうも言った。
「許せない人は弱いんじゃなくて、許せない理由でずっと心が傷ついている。その痛みが和らげばいつかは許せる日が来ると信じているんだ」
だから今は許せなくてもいい、今一度彼女に償うチャンスを与えて欲しい、と願いをこめて伝えていると、彼の元に
椎井 莉鳥
が現れた。莉鳥は星守での集会場での事を伝えると、彰尋は表情を引き締める。
「場合によっては、覚悟を決める必要があるな」
彼はすぐに穏やかな表情に戻ると、その場を星守の人々に預け、莉鳥と共に現場へと向かった。
* * *
星守たちの集会所がある浮島に、義勇軍がやってくる。だが、義勇軍側は、そこに身を寄せる
ゲース・アイルンアルム
を代表に決闘で決めようではないか、と言ってきたのである。
* *
「決闘とかでスマートに物事決めようじゃないの!」
内紛よりはすっきりするのではないか、と彼は義勇軍の人々に提案してのである。そして自分が勝ったら星守に魔女を差し出させるから、全額賭けろ、と。そして己が負けたらおとなしく矛を収めよう、と。
ラプターはその提案を聞き、面白そうに笑い声を上げた。
「ええやろ。好きにしぃ。ここに僕の
現在の
全財産がある。皆は出せる分だけでええから、賭けぇ」
ラプターは懐からお金がずっしり入っているだろう小袋をテーブルに出し、そこに義勇兵たちもお金を出していった。
* *
「さぁ、腕に覚えのあるやつ出て来い!」
特設のリングにたつゲースに対し腕に覚えの或る星守の男たちが次々に名乗りを上げる。彼らと対峙しながら、ゲースはちらり、と周囲に目を凝らした。
(本当の敵は、このどこかに居るかもしれねぇな)
ゲースは、内心でにやり、と笑った。
そうやって盛り上がるなか、バイオリンの音色が聞こえる。
結城 日和
は、少しでも説得する人の手助けができないか、とバイオリンを奏でろっこん『音楽のちから』を発動させていた。同時に魔風の力も発動させ、より広い範囲に音を届けられるよう工夫する。
(私は人が大好き。だけど、人って怖いよね。こうやって戦争が起きるんだ。たぶん私達の世界でも一緒。でも、私は止めたい。戦争なんてさせたくない)
先日、義勇軍と対峙した際矢を撃たれた日和であったが、その時から手ごたえを感じていた。ろっこんが効果を発揮していたからこそ、己が狙われたのだ、と。怖くないと言ったら嘘になるが、そんなことを言っている場合ではない。だから、日和は願いをこめて奏でるのだ。
「お姉さんのバイオリン、綺麗だねぇ。ねぇ、ラピちゃん?」
そういいながらぬいぐるみに和む
曖浜 瑠樹
。彼のろっこん『ゆるゆる和みと恩恵の輪』はふんわりと発動し日和のろっこんとの相乗効果で義勇軍の人々の戦意を喪失させる事に成功していた。
「先代のアステリズムさんの時は皆、怒れなかったんだね」
瑠樹が穏やかに語りかける。そして、竜が怒りを見せた一件も踏まえ、考えながら言葉を重ねる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
【星幽塔】第六階層 彷徨い星と動かぬオルゴール
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月26日
参加申し込みの期限
2017年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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