this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【星幽塔】第六階層 祈り星と雲海を懸けるタランテラ
1
2
3
4
5
…
14
つぎへ >>
起:探り合う手
(戦争、ねぇ)
鎌八 まもる
は深いため息をつきながら、辺りを見渡した。義勇軍を支持する人の家には赤い花、星守を支持する人の家には白い花が飾られており、どこか住人達の間にも距離が生まれている。
「ペンは剣より強いらしいな。本当かどうか試させてもらうぜ」
まもるは真面目な顔で頷くと早速酒場で情報収集を開始した。義勇軍に大義はあるのか、それが他者に利用されていないか。弱い立場の人々からみてこの流れは歓迎されるのか……、などを食事をしながら聞いているうちに、まもるの表情が少し険しくなった。
義勇軍の大半が先代・現代のアステリズムに何らかの形で家族を奪われたりしているのはわかった。その背後に他者が居る様子も無い。義勇軍支持とまでは行かなくとも、彼らに同情的な言葉を残す人もちらほらいた。
(複雑な事情が絡んでいるのは解った。でも、戦争は避けないとな)
まもるは或る程度話を聞くと、次の行動に出た。広場に出、より多くの人たちに現状を問うことにしたのである。また、反戦の署名として白い布に名前を書いてもらう事にした。
「反戦の署名?」
1人の騎士らしき男性の問いかけに、まもるは頷く。
「あぁ。やっぱり戦争っておっかないじゃないか。みんな仲良くが一番さ。今のアステリズムであるあの子もきっとそう思ってるよ」
まもるの言葉に興味を持った男性は、気になって事情を聞く。まもるは彼が義勇軍側の人間という事を知らないまま、己の事情を話すのだった。
だが、それが結果的にいい方向へ転がる事を今のまもるは知らない。
そして、まもるの行動に対し義勇軍が何か言ってくることは無かった。まもるの話を聞いた男性は礼を述べると、彼と似たような雰囲気の冒険者から話を聞くのだった。
一方その頃。
「私は1階層で薬屋を営んでいてね。こちらのにも出店できないかと思って試供品を配ってるんだ」
腰痛が酷いとか何か悩みは無いかな? と、
アルレッテ・ザメニス
は星守の人々が集まる集会所で朗らかに問いかけた。
先日、第六階層は色々あって地震に見舞われている。その怪我人がいれば手当てしようと思っていたのだ。
アルレッテの言葉に足を引きずった人や腕を包帯で巻いた人など数名が現れる。彼は手にした杖『パディァル・ナ・イーハ』をふり、人々の怪我を治療する。
銀のリングに通された数枚の板がしゃらり、と音を立てる。月光にも似た光が現れ、人々は次々に癒えていく。そうしながらもアルレッテはさりげなく話を聞いた。
何故魔女を呼ばれた彼女を許す事にしたのか、と問えば人々は言う。
――彼女は過ちを認め、償うといった。
――彼女は謝ってくれた。
――私達も、彼女を先代と同じ道を辿ると思い込み虐げた。
彼女に協力する事で償いたい。
いくつもの言葉に頷きながら、アルレッテは納得できるような気がしていた。そして星守の女性達にこっそりと
「古来より男の怒りを鎮めるのは女性が得意な仕事だと言われている。……どうか身近な男性が悲しい選択をしていたら、叱ってあげて欲しいよ」
と言えば女性達は少し頬を赤くしながらも頷いた。
「長閑だなぁ」
そんな感想を漏らしたのは、
優木 遥斗
だった。彼は服の中に金属の板が入ったベストを着、長く重い黒剣を持って様子を見ていた。
彼は義勇軍の人間が星守の人々を襲った場合、守るのが仕事である。だが、今のところその様子は見られない。街中の僅かに張り詰めた空気と違い、そこにはほのぼのとした光景が広がっていた。
ちらり、と部屋の中を見れば義勇軍を説得しようと考えたメンバーが星守の人々と話し合っている。
(うまくいけばいいが)
遥斗がため息混じりにそう思っていると、軽い足音が近くでした。情報を集めていた
椎井 莉鳥
が戻ってきたのだ。
「何かつかめたか?」
遥斗の言葉に、莉鳥は僅かに表情を曇らせる。
「ラプターを中心としたメンバーが、魔女の居場所を探しているぐらい。まぁ、宣伝もしてはいるみたいだけど。だからと言って反戦運動をしていた人の妨害とかもしていなかったわ。それぐらいしか掴めなくて」
「いや、それだけでも十分だ」
遥斗にそう言われ、莉鳥は小さく「ありがとう」と言うのであった。彼女は他のメンバーにも報告するために建物へと入っていった。
1
2
3
4
5
…
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【星幽塔】第六階層 祈り星と雲海を懸けるタランテラ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
【星幽塔】第六階層 彷徨い星と動かぬオルゴール
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月26日
参加申し込みの期限
2017年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!