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年の差を埋めることができたら何かが変わると思ってた。
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(抱っこメッチャ楽ちん)
なんて思っていたのは最初のうちだけ。
千歳飴 楓子
の小さく幼い胃はキリキリと、容赦なく雑巾よろしく絞り上げられていた。
最初の関門は喫茶店を出てすぐのことだった。
「あ! あれ楽しそう! プリクラ撮るぞー!」
東条 あんず
はゲームセンターの店頭に出ていた最新機種のプリクラに気が付くと、
楠木 ゆきの
や楓子に確認を取ることなく全速力で駆けていった。
ちんちくりんの服から今にも零れ落ちそうな胸(軽く見積もってFカップはある)をばいんばいんと揺らしながら、おへそをチラリどころか完全に露出しながら駆けていった。
当然のように目立つ格好をしている彼女に周囲の視線が集まる。
「あの子、可愛い。声掛けよう」なんて色気を出した男どもは、まだいい。
ふと聞こえた「どっちが母親? まだ若いよね」みたいな会話の方がよほど楓子の胃を締め付けた。
「おっきいゆきのも小さい楓子もかわいいなー!」
2機種ほどで撮影(1回400円×2)を終えると、あんずはご機嫌に鼻歌交じりで写真を眺めていた。
ゆきのも口には出さないものの、食い入るように写真を眺めていて、喜んではいるらしい。
(まぁ……2人が楽しんでるなら、それで、いいか……)
楓子もゆきのにしがみつきながら自身に言い聞かせていたのだが、そこに見るからに怪しい2人組の男が近づいてきた。
どちらも腰パンにサングラスに金髪にエトセトラエトセトラ。
「バブッ!?」(訳:これ、駄目なやつだ……!)
人を見た目で判断してはいけないとは思うものの、だからといって警戒しない方がいいというわけではない。
「ね~ね~、おね~さんたち~? ちょっと俺らと遊ばね~?」
「バブゥ!?」(やっぱりこれ駄目なやつだ!!)
必死に声を上げても、駄目なやつらは楓子の方をちらりとも見ようとしなかった。
「ん?おにーさん達、誰?」
「え~と、おに~さん達は、観光に来ててさ~。ちょっと案内して欲しいな~なんて?」
「えー……知らない人についていっちゃダメって教わったぞ!」
「俺はね~、北野 團士。あっちは~南 乃音。ほらこれで知り合いでしょ」
「……うーん」
「バブバブ!?」(訳:いや、知り合いじゃないから!)
胃が痛い事にあんずは本気で悩んでいるようだった。救いはゆきのの方は明らかに警戒しているということだろう。
「とりあえず~、なんかケーキでも食べてさ~?」
「え、ケーキ? じゃあ行――」
「バブ!? バブバブ!! バブバブバブー!!」(訳:待てあんず氏! これはナンパというやつだ! 付いて行ったが最後ペロリと頭から食べられるぞ!)
「お~、バブバブ。泣かないでくだちゃいね~。おに~さんがベイビーにもケーキ買ってあげるからね~」
泣き叫ぶ勢いで伝えるがあんずには伝わらない。
「…………」
それでもゆきのは察した。
(……ような気がする)
楓子はゆきのの思考を読み取ろうと彼女をじっと見上げるが、彼女は相変わらず黙り込んだままだった。
かと思えば、突然ゆきのはむんずとあんずに楓子を押し付けるようにして預け、駄目なやつらに向かい直った。
「お~。キミカワイーネー! 名前は――」
ゆきのは何も言わずに駄目なやつらの手を取り、そして2人に握手をさせる。
一瞬戸惑っていた駄目なやつらだったが、意外にもノリ良く「ウェ~イ!」と言いながら愉しそうに手を繋いでいた。
「……ごめんね?」
ゆきのの呟きに気付いたのは恐らく楓子だけ。彼女の表情が何故か妙に怖く見える。
「あ、あれ? おい、早く手ぇ離せよ」
「は!? お前こそ離せよ」
すると、最初は愉しそうに騒いでいた駄目なやつらが、突然仲間割れをしだした。
「今……」
そう言ってゆきのはあんずと楓子を連れて、その場を後にした。
「これで……いい……?」
しばらく歩いた後に、ゆきのはくるりと振り返り楓子に問いかけた。
「バブ!」(訳:偉いぞ。知らない人にはこれからも付いて行かないようにな)
と褒めたつもりなのだが、ゆきのは首を傾げていて、やはり言葉は伝わらないようだった。
「よし、じゃあ次は……映画観るぞ! よーいドーン!!」
「バブー!? バブ!?」(訳:何!?まだ遊ぶのか!?映画!?楓子の金で!?)
ちっとも伝わらないようだった。
その後、映画(大人1800円×2+2歳以下無料)を観た後、入場者プレゼント(※中学生以下)のネコモンキーホルダーがもらえなかったとゆきのが凹んだ為、楓子は自分が貰ったキーホルダーを彼女に譲ってあげることにした。
――まではよかったのだが、私も何か欲しいとあんずがゴネた結果、映画館のグッズショップでボッタクリと言いたくなるような値段のキーホルダーを買わされたのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月09日
参加申し込みの期限
2017年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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