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年の差を埋めることができたら何かが変わると思ってた。
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待ち合わせ時間まであと1分30秒。シーサイドタウン駅を目指して
東条 あんず
は全力疾走していた。
ショート丈のブリーチデニム、ビビットピンクのTシャツ、淡いピンクのレースパーカー、トレードマークのサイドテールは2粒の苺が支えている。
横断歩道を渡れば、もう待ち合わせ場所。というところで、あんずは信号に捕まる。
そわそわしながら道の向こうにいるだろう待ち人を探した。
彼女は大きな噴水の前に立っていた。
丸襟のタックシャツに不思議の国のアリスを思わせるサックスカラーのジャンパースカート。
白地に桜の花びらが散っているデザインタイツは彼女の愛らしい髪色によく合っていて、自然とあんずの頬が緩む。
信号が青くなる、と同時にあんずは彼女の元へ走り出した。
「ゆっきのー!」
名前を呼ぶと、彼女――
楠木 ゆきの
が長い髪をなびかせながら振り返った。
「……あんず」
「よし、時間ピッタリ!
さ、ゆきのと遊びに来たぞー! まず何からするー?」
ゆきのから返事はなかったが、ゆきのがじっくり考えていることはあんずは重々承知している。
だからこそゆきのの思考を邪魔することはせずにその間にあんずはぐるりと辺りを見渡した。
そうして見つけたのが、肩を大きく見せるブラウスに、ショートパンツ、黒と青が入り交じる艶やかなロングヘアーの女の子。
「あー! 楓子だ!」
「ん?あんず氏とゆきの氏ではないか」
千歳飴 楓子
はあんずとゆきのに気が付くと、ゆる~く微笑んでひらひらと手を振った。
「いい天気だしたまには外に出ないと、と思ってな」
「やっほー! 楓子も一緒に遊ぶか?」
「……特別用事があるわけでもないし、一緒に遊ぶか」
一瞬悩む素振りを見せたが、楓子はすぐに頷いた。
となればあんずの頭の中はもう、何をして遊ぼうかで一杯になる。
「あ、うち喉乾いた! ジュース飲みたい!」
……わけではなかった。
「ジュースだと? まあそれくらいなら良いだろう。自販機ので――」
「やったー! じゃああそこのカフェに行くぞー!」
「え? カフェ? ちょっと待てそこは良いとは言ってな――」
あんずはあまり人の話を聞かない。
人と話すのは大好きだが、それ以上にじっとしているのが苦手だった。
心が弾むままに、体が勝手に動き出す。
「くっ、走るのが速い!!」
一度動き出したら、あんずを止めることは容易くない。
背後、遠くの舌打ちなんてまるで役には立たないのだ。
強引ではあるが、楓子と一緒に入ったのは、雑誌やテレビに出てくるような明るくてお洒落なカフェ。
とても小学生だけで満喫できるお値段設定ではない場所だ。
「わー、何にしようかな~! あ、私、オレンジジュースがいい! オレンジがのってるゴーカなやつ!!
ゆきのは? 同じのにする?」
ゆきのは遠慮がちに頷いた。ほんのり頬が赤らんでいて、彼女も喜んでいることがあんずにもよくわかった。
「1杯620円のオレンジジュース2杯……これでガチャが何回……」
残念ながら楓子の呪詛はあんずの耳には届いておらず、あんずはスペシャルなオレンジジュースの到着は今か今かと待ちわびていた。
そしてカウンターの方からやってきたウェイトレスがオレンジジュースを2つお盆に乗せているのを認めると、身を乗り出して喜んだ。
「きたー!!」
「……ごちになります?」
「……ああ」
あんずはすぐさま頂きますと手を合わせ、ストローに吸い付いた。
「オレンジジュースおいしいー!」
ジュースの中にはツブツブとした細かい果実部分が入っていた。甘く、酸っぱくこれぞみかん。そんなジュースをあんずは一気に吸い上げた。
このジュースを更に美味しく感じるために大切なのは、やはり共感。
あんずはすぐさま、ゆきのに同意を求めようと振り返る。
ところが隣に座っていたゆきのの様子は、どこかおかしかった。
「あれ……? ゆきのなんかおっきくなってないか?」
「?」
不思議そうにゆきのは首を傾げる。
気のせいだろうか。真実を確かめるためにあんずは正面に座っている楓子に尋ねることにした。
「ってあれ? 楓子が消えた! どこー!?」
けれどあんずの正面には誰も座っていなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月09日
参加申し込みの期限
2017年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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