this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
花残し月のあなたへ
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
自己管理ほど難しいものはない。
作家
大道寺 紅緒
は乗りに乗っていた筆を、断腸の思いで止めた。彼女はまだ十代。可能性を信じ、健康を最優先にするため休憩をとることにしたのだ。
夕食どき後の桜花寮の廊下は密やかだ。皆就寝準備をしているのだろう。
誰にもすれ違わないのをいいことにスキップなどしてしまったりするが、正面からきた人影に気づいてバタバタと両足を揃えた。
「ご機嫌よう」
「ご機嫌だね」
しまった、見られてた。紅緒は
恵御納 夏朝
の歪む唇から目を逸らしたが、ふと違和感に気づいた。黒目を正面に戻して夏朝をまじまじと見た。
「貴方」
「やぁ……【夏夜】だよ」
夏夜——端的に言うと夏朝の別人格の彼女とは、自称調香師の起こした怪事件以来だった。
「最近の調子はどうかな?」と聞かれ、紅緒は黒髪を派手な仕草で後ろへなびかせた。
「渦中へ堕ち、運命の刻が迫るのに震慄しておりましたの。しかし私は闇ノ吟遊詩人! 盟友たち在るこの世界なら、黄昏も恐れませんわ」
「それは良かった」夏夜は血走った目で吐かれた台詞へ頷く。
「疲れているようなら、5……いや、1分で良いから小休止を勧める」
「有難う、実は目がショボショボしてて」紅緒は瞼をこしこし擦る。
「もうすぐ
陽毬
がランニングから帰ってくる時間ですの、良かったらご一緒にお茶でも如何?」
「伊橋さん、こんな時間に大丈夫なのかい?」
「ええ。ランニング仲間が、いつも寮の近くまで送ってくれるのだそうですわ」
本当は走るスピードも違うだろうに、義理堅いと言うか優しいと言うか、とにかくまめまめしい男だ。紅緒も陽毬の親友として、ポイントを高く設定してやっていい。
紅緒が会話の途中で深い思考に落ちる癖を、夏夜は面白そうに観察している。そんな静かな時間を、話題の中心の彼女が切り裂いた。
「たいへん、大変なのっ!」
身軽なランニングウェアで廊下まで走りこんできた陽毬は、紅緒と夏夜を見つけて急ブレーキをかけたものの、はくはくと口を開けたり閉じたりしている。
「漫画のような登場ねえ。落ち着きなさいな」
「いま音くん、
音春
君が教えてくれて」
「何を?」夏夜に覗き込まれた顔を、陽毬は仰け反るように勢い良くあげた。
「
イリヤ
くんと
エリ
・
レナ
先輩と
泉
くん、アメリカに引っ越しちゃうの!」
*
送別会が行われるのは、それから少し後のことだった——。
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
花残し月のあなたへ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月11日
参加申し込みの期限
2017年05月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!