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キョンシーにご用心
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【ホラーでキュートなモンスター対決(悲鳴付き)】
ホラー愛好会の、
雨崎 荒太郎
、
屍 骸
、
篠原 美嘉
が、オカルトじみた格好で桜台を歩いていると、前方からやけに親和性の高い格好をした人物が歩いてきた。
「あーっ! 美嘉の真似っこだぁ!」
一人でふらふら歩いていたのは、同じホラー愛好会の
夜榊 水月
だ。
彼もまた、キョンシー風の衣装に身を包んでいる。
「夜榊くんも肝試しかのう?」
「こんばんは~。……僕は、キョンシーさんがお散歩してるって聞いたから~」
あくび混じりの眠そうな声で、水月はこたえた。
「キョンシーならそのへんウロウロしてやがるぞ?」
「わあ、本当に……いるんだねぇ~」
双子の妹の制作物の中から、無断で借用してきた衣装を着てきてよかった。
ぼんやりとそう考える水月に、美嘉が提案する。
「ね! せっかく集まったんだから、キョンシーが増えたところで記念撮影しよー♪」
「よござんすなー!」
座敷童子とキョンシー、それにゾンビが、おもいおもいの格好で写真を撮る。
「……じゃあ、また~。僕、キョンシーさん、探すから~……」
撮影を終えて、水月が墓地の方へと姿を消すと、すぐにまた新たなモンスターが現れた。
包帯をぐるぐる巻きにした怪しい人物は、『のばら』の人格が前面にでている、
添木 牡丹
だ。
素顔を隠し、月の下を歩く姿は、キョンシーもたじろぐほどに禍々しい。
「あらぁ。怪我人発見でございます~」
うっとりとした眼差しで、のばらは打ち身をいくつもこしらえた荒太郎へと近づいた。
「チャイナ服のミイラ……!?」
アンデッドのコスプレ要員がまた一人増えたのかと考え、カメラを向けるホラー愛好会の面々。
「いいえ、通りすがりのマミーさんなのですよぅ」
のばらはそっと、痛々しいアザができている荒太郎の手をとった。
「お気の毒ですわね~。すぐに包帯を巻いてさしあげましょう……」
「えっと、いやぁ、そこまでの怪我ではないんだがのぅ」
拒む荒太郎に、のばらはにっこり笑顔を向けて、ナイフを取り出し、突きつけた。
「ふぎゃ!」
「なにヤベェもん取り出してんだよ、おい!」
気色ばむ骸に目を向け、歌うようにはずんだ声でのばらは脅した。
「アハハ、ッフフ……、動かないでくださいねぇ、包帯を巻いてさしあげるだけですからぁ」
目を配りながらも、のばらは手際よく荒太郎に包帯を巻き付けていく。
ぐるぐるぐるぐる、巻いていく。
「ん~、素敵なお姿になりましたぁ」
喉を鳴らして、のばらが喜ぶ。
「いい声を聞かせてくださいねぇ。大丈夫、ちょっと激痛がはしるだけですから……」
彼女のろっこん『傷移し』が発動する。
「うんぎゃあああぁぁっ……!」
荒太郎が、悲鳴をあげて飛び跳ねた。
「あ~ぁ、素敵な鳴き声ですね~。染み入るようですぅ」
「おいこら、何しやがった!!」
瞳をとろけさせるのばらに、骸がつかみかかる。
「あらぁ、邪魔をなさるなんて、無粋なお方。私の能力で少しだけ、痛いのをわけてあげただけですのよ~」
膝をつく荒太郎に、美嘉が駆け寄る。
「コータロー、大丈夫!?」
「あううう、痛かったぁ~。ズキズキするのじゃ~」
「いかれてやがる。ガチで腐れヤベェぞ、こいつぁ……」
誰も、包帯で隠された素顔が、見知った顔であることには気づいていない。
「冗談じゃすまねぇぞ、そのナイフを捨てやがれ」
「ふふっ、それは私と遊んでくださるという意味ですかぁ?」
そのとき、睨みあう骸とのばらの耳に、場違いな声が届いた。
「おっぱい! おっぱい! 魅惑のおっぱい!!」
「ゴージャスおっぱい! むっにむに-!」
「……聞き間違いかよ?」
骸の口がへの字に曲がる。
しかしもちろん、聞き間違いであるはずがない。
声はどんどん近づいてくる。
「おっぱい! おっぱい! 美乳に貧乳、夢のおっぱい、ウェルカーム!」
路地を折れて現れたのは、おっぱいの探求者、
冴木 竜司
と
桃原 空音
だ。
キョンシーとなりながらも、おっぱいへ帰ろうとする、熱意ある者たちである。
「ほわわわ、おっぱいだよーぅ!」
空音が、おっぱいの気配を探り当てて、のばらに突進してくる。
「ダブルおっぱあああい!!!」
竜司も、のばらに美嘉、二人のおっぱいを前にして、どちらに先に帰るべきかと迷いをみせた。
突っ込んでくる空音に、のばらはナイフを向けるが、硬質化した空音にナイフは通用しない。
「……残念ですが、撤退したほうがよさそうですわね」
不利を悟ったのばらは、骸を突きとばし、生じた隙を逃さず退却した。
表人格のことを思えば、ここで素顔をさらすわけにはいかないのだ。
「オイコラ!? 待ちやがれってんでぃ!」
たたらをふんで、骸が叫んだ。
しかし、待てといわれて素直に言うことをきくようなのばらではない。
彼女の姿は、すぐに夜闇にまぎれて見えなくなった。
「やっだぁ! 美嘉、モテモテすぎて困っちゃうよーっ」
怪我を負った荒太郎にすがりついて、美嘉は札をぶんぶんと振り回した。
「分が悪ぃな、こりゃぁ」
のばらが消えたことで、竜司と空音のターゲットが美嘉のおっぱいへと絞られる。
骸は美嘉と荒太郎を背中にかばい、キョンシーに対抗するように、両腕を前に突き出した。
「しょーがねぇ。ここは俺にまかせて、篠原後輩はとっととそいつを連れて逃げな!」
「やーん! ゾンビちゃん、かっこいいよーっ」
「今のうちだ、それ!」
気合いを入れると、骸は腕を震わせながら、キョンシーと対峙した。
「うぃーん、うぃーん、うぃ――――ん…………」
なんとなくすごい音波っぽい音を口ずさみ、骸は威嚇した。
うぃーんうぃーん
にかばわれて、美嘉と荒太郎は、この場を無事に脱することがかなった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月23日
参加申し込みの期限
2013年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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