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キョンシーにご用心
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【修正液と男の子のぱんつ】
漫画のためにかつて仕入れた知識もあってか、
常盤 四月
はキョンシーをうまいこと避けながら墓地の周辺に到達していた。
「このへんは多いねぇ」
ネタのためだと考えていても、急に飛び出てこられると、びくっとなる。
「わっ」
遭遇したキョンシーに驚いたのもつかのま、四月が喜びの声を上げる。
「わあ、わああ、眼鏡キャラのキョンシーもいるんだねぇ!」
大学生くらいの風体の、眼鏡をかけた青年キョンシーに、四月の鼻息が荒くなる。
「カチコチになった眼鏡キャラの心と体を解きほぐすのは誰かなぁ!」
突如たぎるBL妄想に、四月のろっこん『となりのドッペルさん』が発動する。
「とりあえず、あたしがほぐしてしまおうかなぁーっ」
ろっこんの効果により、四月の体はそっくり同じふたつに分かれていた。
「とりゃー!」
カンフーの構えをみせて、一人がキョンシーの注意をひいている間に、もう一人の四月が顔面めがけて修正液をぶちまけた。
「眼鏡に飛び散る白濁した液体! くうぅーっ!」
視界をふさがれたキョンシーの額に道中分けてもらった札を貼れば、退治は完了。
しかしここは桜台墓地の手前。
すぐに次のキョンシーが現れる。
「んー、どうしよ。お札もうないんだよねぇ」
こうなったら最終手段だ。
ちょうど手の届くところに、都合よく寝ぼけまなこの眼鏡男子が転がっている。
「キョンシーは、童貞のおしっこをひっかければ撃退できるんだって」
眼鏡についた修正液を拭き取ろうとする眼鏡の彼に、四月はねだった。
「さあ、出番だよ。今すぐアレに向かって立ちションして!」
「はあぁ!?」
すっとんきょうな声を青年があげる。
「大丈夫、見ないから! 少なくとも、正面から堂々とは見ないから。ねっ」
励ますように背中を押すが、青年はかたくなに拒む。
「んも~っ、仕方ないなぁ」
四月は目を閉じると、えいっ! と、青年のズボンと下着をずり下げた。
「ふんぎゃあ!」
哀れ、青年の口から悲鳴があがる。
「……何の騒ぎだ。騒々しいな」
文句を言いながら現れた
桐生 計都
(ラゴ)が、背後から腕を伸ばし、キョンシーに札を貼る。
そして顔をしかめて、不運な青年と楽しげな四月を見比べた。
「びびっときたぁ! 鬼畜な攻めキャラ!?」
ラゴの冷ややかな視線を浴びて四月の手がゆるんだ隙に、青年はズボンを引き上げ、逃げ出した。
「夜間に騒いでんじゃねぇよ」
吐き捨てるように言うラゴに、四月は詰め寄った。
「ねえ、ねえ! もっと蔑んだ眼差しで、ソレっぽいこと言ってみてくれないかなぁ!」
「は? ソレっぽいって何だ……? ふざけてんのか?」
ゆっくりと話す間もなく、再びキョンシーが襲来する。
「あっ、また来ちゃった! ねえ、お願いパンツ脱いでよ!」
ラゴは木の枝を手に、キョンシーに立ち向かう。
「うるせぇ黙ってろ。目障りだから近づくな。巻き添えくらいたくなかったら、どっか行け」
「あっ、キョンシー発見しましたよ、先輩!」
そこへ、札を構えた
新井 米太郎
と
霧切 翠子
も駆けてくる。
ろっこんを発動させた米太郎にとって、キョンシーはさほどの脅威ではない。
「先輩、僕の後ろにいてください。寝子島も先輩も、僕が守る!」
しかしこの場面において、本当に警戒すべきはキョンシーではなく四月の方だ。
分身中の四月の片割れが、米太郎に近づいて問答無用でズボンをずり下げようと手をかけた。
「わわっ、え、えっ」
あせってウエストを押さえる米太郎と、脱がせようとする四月。
動揺しつつも、米太郎の貞操を守ろうとする翠子のせめぎあいが始まった。
「おしっこさえあれば勝てるから!」
根拠はあるらしい四月の声は、誰の心にも響かない。
「おっぱいの気配だ! こっち、こっち~!」
混乱する現場に、三人のおっぱいハンターたちまで加わった。
「おっぱいだー! やったぁー!」
利平と竜司、空音の三人に囲まれて、翠子の表情がこわばる。
「ふざけんなよ、数が多すぎるだろ……」
悪態をつきながらも、好戦的なラゴはうっすらと笑みすら浮かべ、枝をふりかざしてキョンシーを怯ませた。
「こんなときこそ、おしっこだよ!」
「おっぱいが、ひとーつ、ふたーつ、みっつー!」
人とキョンシーが入り乱れて、迫る危険に翠子はろっこん『バジリカ』を発動させた。
「もうっ! 好き勝手なことばかり言わないの!」
翠子の周囲のキョンシーたちが動きを止める。
米太郎の下半身にすがりついていた四月も姿を消し、彼女は本来の姿を取り戻した。
「……あれ? 俺、何して……」
自分を取り戻した竜司の顔から血の気がひいた。
周囲の女子の眼差しが冷ややかなのは、気のせいではないはずだ。
キョンシーになっている間の記憶はおぼろげだが、ここは謝るべきタイミングだと、直感が告げていた。
「し、紳士にあるまじき行為だったわ、すまん!」
地面にゴチンと痛い音を響かせて、竜司はダイナミックなジャンピング土下座を披露した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月23日
参加申し込みの期限
2013年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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