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キョンシーにご用心
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【墓地で跳ねる謎の影と、ぬいぐるみ】
月の丸い夜だった。
ここ、桜台墓地のはずれで、
鈴木 修一郎
は一人の時間を楽しんでいた。
「やあ、マリアンヌ。月の光が実に似合うな。そうか、外に出られて田中も嬉しいか」
笑顔の修一郎をとりまいているのは、つぶらな瞳のぬいぐるみたちだ。
クマのマリアンヌも、ネコの田中も、イルカの蘇我も、サルの田彦も。
他にも修一郎の自作のぬいぐるみたちが、元気に周囲を駆け回っている。
「うむ、そうだろう、楽しいだろう。ああこら、ケンカはよくないぞ」
彼のろっこん『擬獣騒乱』によって、ぬいぐるみには意志が宿っていた。
そんな布製の友人たちと気ままな時間を過ごすのが、修一郎にとっては大切な癒しの一時となっているのだ。
ろっこんを使用するため、人目につくところでは遊ばせてやることができない。
そこでこうして、夜間の墓地まで足を運んだというわけだ。
「む、何だ? このような時間に人がいるのか」
少し離れたところに、不自然にぴょんぴょんと飛び跳ねる人影がある。
修一郎はぽんと手を叩いた。
「そうか! 気の毒に、怪我をしているんだな」
困っている人がいるというなら、放ってはおけない。
親切なところのある修一郎は、気さくに声をかけた。
「フハッ、フハハハ! 貴様、難儀をしているようだな。どれ力を貸してやろう、遠慮は無用だっ!」
転倒でもして、足を痛めたのだろう。
そう考えた修一郎は、肩を貸してやろうと、規則的な動作をくり返す人物に近づき、背中に手をそえた。
「――むっ!?」
途端に頭にかすみがかかり、ぼんやりとした修一郎の腕が前に伸びた。
「……そうだ、帰る時間だな。帰る、帰るぞ、桜花寮に! フハハッハハハー!」
うつろな眼差しのまま、威勢良く修一郎は笑う。
「フハッ! フハハッ、ハハッハハハハァーッ! 行くぞ我が友よっ!」
すっかり寝ぼけた頭でも、大切なぬいぐるみのことだけは忘れはしない。
ゆるみきった顔をしている修一郎を見て、新しい遊びだとでも思ったのだろうか。
ぬいぐるみたちは真似をして腕をつきだし、彼のあとをついてぴょんぴょんと飛び跳ねだした。
既に、修一郎が触れた人影は墓地を去っている。
その人影を追うように、修一郎とファンシーな彼のぬいぐるみたちも、両足そろえて進んでいった――。
【静かな夜を乱す異変】
「本当に今宵は月がきれいですねぇ……」
静かなシーサイドタウンの高台で、
氷雨 潤一
は一人、天体観測をしていた。
足に深い傷を負ったことのある彼は、この日も車椅子に乗っている。
穏やかで品の良い横顔を、やわらかな月光が包み込む。
この時間、変電所の外れに人の気配はない。
川を挟んで反対側には、墓地があるものの――、と、そちらを何気なく見つめた潤一の瞳に、何やら動く人影が映る。
「おや、あれは何でしょう」
気にはなったが、遠目には目鼻立ちの判別もつかない。
「……気になりますね。少し気をつけて見ていることにしましょうか」
墓参りにしては不自然な動きをしている。
念のためにと、潤一はねこったーにこう書き込んだ。
『今宵 夜歩きには お気をつけて』
【動き出す人々】
「事件の予感がする。今度は何のろっこんが暴走したんだ?」
ねこったーの画面を閉じて、
八神 修
は自転車に飛び乗った。
飛び乗った……とはいっても、運動面にはあまり期待のできない彼のこと。まあ、普通にまたいだだけなのだが。
「いや、ろっこんが関わっているとは断定できるだけの情報もまだないな」
とはいえ、ろっこんの暴走が近頃では異変の定番になっている。
新聞部の部長としても、何か異変がありそうだというならば放っておくわけにもいかないだろう。
小型のデジタルビデオを持って、彼は街へとくりだした。
「キョンシーとは、穏やかではないね」
一方、猫鳴館では、ねこったーをチェックしていた
逆巻 天野
がつぶやいた。
ぞくぞくと寄せられる情報の中に、『キョンシーを見た』とのコメントが、いくつか見受けられる。
事の真偽のほどは不明だが、どうやら何かが起きている様子。
「本当にキョンシーなのかどうかは置いておいて、……結局は、異常だな」
荷物を持って、彼は寮を出る。
「念のために、これ。寮のことは任せたよ」
玄関に、大量のお札を置いていく。
この用意のよさは、さすがは寺育ちといったところか。
「これは?」
そんな天野に気づいて、
邪衣 士
が声をかけた。
いきさつを聞き、納得の表情を浮かべた彼もまた、外へ出ることにした。
「え。大丈夫? 夜道はいっそう迷いやすいよ」
借りてきた自転車に乗って、天野が士の方向音痴を気遣う。
「平気だ。地下の通路を使うから」
残る寮生に注意をうながして、天野は自転車で、士は地下の穴ぐらを使って、猫鳴館を後にした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月23日
参加申し込みの期限
2013年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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