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【調理編】
如月 庚
は台所にて、闘気開放スキルを炸裂させた。
「いい肉だ……。これを俺の好きにできるのか……!」
彼の料理への情熱がマグマのように熱く滾り、湧き出てくる。
思わず包丁を握る手に力が篭る。喧嘩でもここまで昂まることは極めて珍しいと感じた。
「肉ってもんは単純に焼けばいいんだろうが……、それじゃ詰まらん……」
この肉に相応しいレシピは何だ? 最高のひと皿に仕上げるにはどうするべきか?
如月は脳内に記憶されし多種多様なレシピを必死に検索し始めた。
その横では、寮生の
李 飛龍
が不敵な笑みを浮かべる。
彼は華僑3世で、主に中華レストランでアルバイトしながら生計を立てている。
当然、料理の腕は抜群だ。
「まさか、この寮に肉が大量に来るとは思わなかった」
やり甲斐がある、と引き締まった上腕をピクッと躍らせる。
「肉野菜炒め、レバニラ炒め、チャーハン、麻婆豆腐、麻婆茄子、親子丼、チャーシューメン……。牛豚鶏、全て揃ってるからこれら全て作れるぜ!」
如月は李が口に出したメニューを脳内から打ち消した。
「では、私は豚肉が『豚汁』で、豚バラ肉を。牛肉が『牛飯』で牛筋を。鶏肉が『チキンのトマト煮込み』で鳥もも肉を使いますね」
大和も希望のレシピを申し出た。当然、如月の脳内からこのレシピは消去される。
「あぁ、合い挽きにする手間があれば、煮込むハンバーグも作りたいですね」
ニコッと大和が微笑むと、如月の額から脂汗がツーゥ……と垂れ流れる。
「それ、僕がやっていいかな?」
モブっぽい仕事だしね、と
多喜 勇生
が挙手。
エプロン、三角巾、ボサボサの髪は縛った衛生的に配慮した格好は、彼の意気込みを感じさせる。
「こう見えてDIYで力仕事は得意なんだ。他にも男手が必要なら声を掛けてよ」
合い挽き機がないこの場で人力での合い挽き肉作りは、かなり骨が折れる。
このメガネ男子、なかなかやりおる。
彼の言動は女性陣の労力の軽減が見込まれるだろう。
「私も手伝うわ、何をすればいい?」
エプロン姿の藤堂も気合充分。
その藤堂に旅鴉が手招きをする。
「では、藤堂。君には野菜の調理をお願いしよう。このメモの通りにやってくれないか?」
旅鴉から渡されたメモに目を通した藤堂は、一瞬目を見開いた。
「変わってるね、この料理」
「そうか? 確かに見た目はユニークだが」
そう言って旅鴉は「ちょっと米の炊き加減をみてくる」と言って台所を一旦離れた。
「人参と牛蒡と大蒜とインゲンっと……、よし!」
藤堂はこの手伝いで、色んな人からレシピを学ぼうとしているのだ。
故に、変わった料理なら尚更やる気が湧いてくる。
「わいは宣言通り、究極のカレーを作るんじゃあ!」
鬼河内が寸胴4つをコンロに掛けて中身をかき回し始めた。
「わいの超能力! 『カレーなる一族』を発動じゃあ! どんなカレーもわいが美味しくするんじゃあ!」
カレー番長の発言にギョッとする一同。まさか、堂々とろっこんを使う気なのか?
「お前、もれいびなのか?」
如月が尋ねると、鬼河内は急に遠い目をしだした。
「……そんな超能力が欲しいんじゃあ、って、思わず叫んでしまったけんのう……」
つまり、
ただの妄想
である。
「驚かせるなよ……。アンタ、カレーが好きなんだな……」
と、ここで如月の脳内で1つのレシピが浮かび上がる。
カレーのようにご飯の上に掛ける肉料理……。
「そうだ……。これがあったじゃねぇか」
会心の手応えを感じた如月は、早速牛肉に手を伸ばした。
「あら、皆さんはモツ系は興味ないのですか?」
こちらも寮生の1人、
鈴野 加代
が首を傾げていた。
「如月さん、肉の下ごしらえ、私もお手伝いしましょう。で……、もしも牛タンが余るのでしたら、タン塩にして野外のバーベキュー会場へ持っていきましょうか。ミノやモツも持っていけば、皆さん喜ぶでしょうね」
鈴野は如月と一緒に牛肉のブロックをまな板に載せ、適度な大きさに解体しだした。
恵御納とももも豚と鶏の下ごしらえに取り掛かる。
余分な脂肪を肉切り包丁で削ぐと、ルビーのように輝く赤身が顔を出す。
鶏も筋を引っ張って取り除けば、桜色の柔らかな肉が煌めいている。
もう、そのまま食べてみたい……。
そんな誘惑に駆られそうになった、その時だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月21日
参加申し込みの期限
2013年10月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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