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ミートダークファンタジー!
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握 利平
はラップに巻いたおにぎりを前にして、胡座をかいて唸りを上げた。
おにぎり。それは日本人のソウルフード。米と塩だけというシンプルさなのに、決して国民の心を手放さない美味しさ。
「でもよォ~、いくら美味いからって3日3食連続じゃそろそろ飽きるぜ……」
人間の欲望は厄介である。
冷蔵庫には、とある事件で手に入ったしいたけの佃煮があるのだが……。
「しいたけ……キノコ……
ホモ以外帰ってくれないか……
うっ、頭が……!!」
彼の抱えたトラウマが、しいたけの佃煮を食べることを阻害するのだ。
このままでは、4日間連続で具なしのおにぎりを食べることになりかねない。
そこへ「肉が来たぞ~!」という寮生の歓声が握の耳に飛び込んでくる。
「肉かぁ。肉は良いよな。でも妄想じゃ肉は食えないんだ」
ばたんっと仰向けになってぼーっと呆ける握。
しかし彼はすぐさま起き上がって部屋を出ると、黒山の人盛りになっている台所までやってきた。
その目にしかと映る、肉、肉、肉!
「えっ? 最高級の肉がKg単位で? 会長が福引で当てた? チョットナニイッテルカワカラナイ……、マジなのか?」
尋ねられた寮生はこくこくと頷いてみせる。
握の表情がパァッと輝きだした。
「妄想ではない肉が喰えるッ! 肉祭りだ! 煮込み! すき焼! 素敵なステーキ!」
み な ぎ っ て き た !
そこへ
初島 優
が突然号令を飛ばす!
「寮生諸君ー! 肉も大事だけど、米も食えよー!? 肉と米は最強タッグだからねー!!」
初島の主張に、寮生たちは「確かにそうだ」と納得する。
「肉だけ食べると油で胃もたれして、却って肉食えなくなっちゃうよー! 米も食え米もー!」
初島は右手には飯盒(はんごう)を、左脇に鉄釜を抱えていた。
「諸君ー! 自治会員である俺の願いを聞いてほしいー! この寮の全ての釜と炊飯器をフル稼働させ米を炊くんだー!! 物置小屋にデカい釜を見付けたけど、俺1人では運べないから、裏庭まで運んでくれー!」
おおおーッと一気呵成に寮生は物置小屋へ突撃を開始!
五右衛門風呂で使われるような鉄釜を懸命に運び出そうと奮起する。
初島が準備のために裏庭へ機材を運ぼうとしたその時、握が声を掛けた。
「初島、米は足りるのか?」
「あ、握くんー。見抜かれてたかー」
取り繕うこともせず、初島は素直に白状した。
「この寮生の浮かれ具合を見てると、米が足りないのは確実だよねー。米で腹を膨らませればその分、均等に肉がみんなに行き渡るからねー?」
「初島、お前って奴は……!」
ちょっと腹黒い初島の思惑だが、結果的に肉の分配を促進させることには間違いはない。
握は胸を打たれたと言わんばかりに、彼自身の胸を拳でドンッと叩いた。
「俺に任せろ! こう見えて義理堅いんだぜ、俺は! 肉を頂く手前、俺も米を提供しよう! そうと決まったら行ってくるぜ!」
握は自室に戻ると、おにぎりと財布を握り締めて、米を求めて猛然と山を降りていった。
握と入れ替わりにやってきたのは
旅鴉 月詠
だ。
「肉の噂を聞き付けやってきた暇人だ。なに、ちゃんとアポは入れてある」
その両手には、旧市街の商店街で買い込んだ野菜類が入った袋をぶら下げている。
更にその背に、
群馬のお米『ゴロピカリ』10kg
を背負っていた。
「群馬県の肉に群馬県の米が合うだろうし、野菜もちゃんと摂ろうね?」
これには初島、大感激!
「うおおおお! 米追加キター! ありがとう、旅鴉さんー!」
「喜んでもらえて何よりだ。私も調理を手伝うので、よろしく頼むよ」
「どんな料理が出てくるか楽しみー!」
こうして、徐々に食材も集まり、米炊き出しの準備も進んでいく。
飯盒と炊飯器、そして五右衛門風呂が出来そうな大釜に米を投入し、一斉に炊き出し始める。
薪をくべると炎が踊り、飯盒や大釜が赤い熱気に包まれた。
まるで寮生の食への熱意が可視化しているかのようにも思えてくるほど、赤々と炎は勢いを増していく。
「真央ちゃんもこの近くに陣取るのだー!」
食キング後木も、炊飯場のすぐ近くにバーベキュー機材をセッティング開始。
懸命に炭火を起こし始めた。
米の近くで肉を焼く。
誰もが胸が熱くなる展開である。
しかし、それはここがまもなく戦場と化すと嫌が応にも理解できる展開でもあった……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月21日
参加申し込みの期限
2013年10月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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