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ミートダークファンタジー!
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館内でも料理が出来上がり、既に宴会が始まっていた。
桜崎は「勝手に食ってんじゃないよ!」と怒鳴り散らすも、食欲に突き動かされる寮生をもはや食い止めることができない。
「仕方がないね! せめて横取りしようとする奴らを見張るとするよ!」
自身も料理に手を付けながら、会場内を金属バット片手に巡回する桜崎である。
「なんか肉や食材が増えてねぇか?」
如月が首を傾げる。
「差し入れが沢山ですね、これは腕の振るい甲斐があります!」
大和は更に気合が入っている様子。
「……ねぇ、僕も高級肉、……分けてもらえないかな? 50g、いや30gでいいんだけど……」
恵御納がおずおずと誰とでもなく呟いた。
すると、李が「いいと思うぞ」と賛同の意を示す。
「ここまで食材が増えるとは思ってなかったぜ。ま、ここの連中なら明日の晩まで持つかどうか分からねぇけどな!」
ちゃっかり自分個人で食べる肉を既に確保してある李は、臆面もなくそう言ってのけた。
「ん~、50gとは言わず、もう少し持っていっていいんじゃない? 夏朝さんは色々持ってきてくれたし」
多喜も同意した。皆で騒がしく調理するこの場の雰囲気を楽しんでいるようで、時折鼻歌が混じっている。
「私は他寮の者だから、ここの主に聞くべきだろう」
「それって、庚さん?」
旅鴉の言葉に、ももは思わず如月の顔を見た。藤堂と鬼河内も同様だ。
「……主って俺かよ。まぁ、恵御納、なんなら500g位持っていけ。桜崎に見つかんなよ」
この計いに恵御納は猫のように目を丸くして驚いた。
「いいの? ……ありがとう……!」
帰ったら、甘めのタレで焼いて、キャベツの千切りを添えて食べようと心に誓う恵御納だった。
宴に興じる寮生を傍目に、神無月は「この寮に温泉があるとききました。案内願えますか?」と適当な寮生に声を掛けるのだが、肉しか見えていない彼らがその場を離れようとはしなかった。
「……何なんでしょうか。皆さん、肉に必死すぎですね」
これは隠し録りしているボイスレコーダーの内容が酷いことになりそうだと呆れながら、館内のいたるところをデジカメで撮影する神無月。
「取り壊しの資料作成のためにも、念入りに調査をしましょうか」
こっそり外へ出て、彼女は軒下に入るべくほふく前進を開始する。
懐中電灯の明かりを頼りに、柱のヒビなどの欠損箇所を探す。
「思ったより汚いですね。これはいい成果が期待できそうです。あとで温泉も視察しましょう。そこから何か布石を打てるはずです」
ほら、私は正しいことをしている。ここは取り壊すべきなんだ。
1人で納得し、更に奥へ進もうとした、その時だった。
「貴様、そこに肉はないぞ?」
神無月の左足首が、むんずと何者かに掴まれたのだ。
そして無理矢理に彼女の体は、軒下の外へ引きずり出されてしまう!
「な、何をするんですか!」
突然の行為に顔を引きつらせる神無月。
目の前には、暑苦しそうな緑のロングコートを着た、短髪の男装少女が仁王立ちしていた。
「その言葉、そっくり貴様に返すのじゃ」
不遜という言葉がしっくりくる態度で、彼女、
大田原 いいな
が口を開いた。
「貴様、何をしておる?」
警戒心を隠さず、刺すような視線を向けられた神無月は、咄嗟にデジカメを指差した。
「ここに来たの初めてでして、レトロな建物が珍しくて撮影していたら、うっかりデジカメを軒下に転がしてしまったんです……」
我ながら苦しい言い訳だ、と彼女は思った。
だが、大田原はあまり気に留めてないようで、神無月に手を差し伸べた。
「でじかめ、壊れてなかったかの? まぁ、いつまでも地べたに座っておらずに立ったらどうじゃ?」
神無月は無言でその手を取って立ち上がった。
そして彼女は温泉を見ていきたいと告げると、大田原は案内を買って出た。
「儂も部外者なのじゃが、幸い、
詳細な地図
があるのじゃ。自治会長の士殿は多忙ゆえ、儂が案内するのじゃ」
こうして2人は、通称『裏寝子温泉』へ踏み入れる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年10月21日
参加申し込みの期限
2013年10月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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