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花粉撃退大作戦
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【1】許可と役割分担
翌日の放課後。
教室の片隅で
李 小麗
は、眉間にしわを寄せて、携帯電話の画面を眺めていた。
彼女が見ているのは、ねこったーだ。
昨日の夕方から、巨大ヒノキの情報と共に、花粉撃退大作戦についての話が何度も流れて来ている。
「ぬぅ、このままだと、花粉症だらけになってしまうのだ」
呟くと、やおらメールをし始めた。相手は、友人の
十文字 若菜
である。
しばしのメールのやりとりのあと、彼女たちは現地で合流することになった。
携帯電話をしまうと小麗は少し考え、担任教師や用務員に事情を話して、寝子高の倉庫から梯子と伐採用のノコギリを借りた。
ついでに保健室で使い捨てマスクをもらい、いざ出発とばかりに裏山へと向かう。
しばらく歩くと、あたりがなんとなく黄色く霞んでいるような気がし始めた。どこからか、ブシュッという音も聞こえて来る。
「ねこったーで見たとおりなのだ」
呟いて、小麗は足を止めた。
と、ちょうど登って来る若菜の姿が見える。
「若菜、こっちなのだ!」
大きく手をふって叫ぶ小麗に、若菜もすぐに気づいて手をふり返して来た。
ほどなく二人は合流する。
若菜の方は、ちょっとむずむずするかも……と、マスクとゴーグルを用意して来ていた。それと、来る途中の店で買った剪定バサミと剪定ノコギリを持参している。
「小麗ちゃん、梯子も用意してくれたんだ! さすがだね!」
小麗が担いでいる梯子に気づいて、若菜が声を上げた。
「高い所の枝を切るなら、必要だと思ったのだ」
小麗は笑ってうなずく。
二人はそれぞれマスクを装備し、音のする方へと歩いて行った。
ほどなく彼女たちは、巨大なヒノキがそびえ立つ場所へとたどり着く。
そこには
志波 武道
と五代 春香、それに今回の作戦を知って集まった者たちの姿があった。
「武道、しゃおりーたちも協力するのだ」
武道の姿を見つけて、小麗が声をかける。
「小麗ちゃんと、若菜ちゃんも。……助かるよ☆」
二人に笑って返す武道は、マスクとゴーグルを装着していた。
花粉は今のところ大丈夫だが、花粉症は前兆なく発症するから……と用意して来たのだった。
彼は、そのまま一同をふり返る。
「みんな、来てくれてありがとう☆ 土地の所有者に許可は取ってあるから、心置きなく花粉対策をやってくれ」
言って、続けた。
「ところで、この木は以前はこんな特殊な花粉の出し方は、してなかったらしい」
この土地の所有者は寝子高の理事長だった。
昨日、所有者に会って花粉対策する許可を得ないと――と彼が考えていたところへ、作戦のことを知った
八神 修
から電話があり、所有者が誰なのかがわかったのだった。
ちなみに修は、オンライン登記情報提供制度でそれを知ったのだという。
「理事長に、電話で一報を入れておくよ」
と告げる彼に感謝しつつも、この木の花粉の出し方について尋ねたかった武道は、自分も理事長の元を訪ねた。
そして得られた答えは、「ごく普通の木だった」というもので。
「つまり、もともとこの木が特殊なわけじゃなく……これは神魂のせいじゃないかと、俺は思う。――というわけで、俺はこの周辺を調べてみようと考えている」
「俺も、周辺を調べよう。神魂の影響だけじゃなく、他にも原因があるかもしれない」
武道の言葉に言ったのは、修だ。
「あたしも、一緒に調べるね」
軽く挙手して言ったのは、小学生の
佐藤 瀬莉
だ。
「あたしも、ヒノキの周辺に異変の源となるようなものが、存在している気がするから」
「私も、調査に参加するわ」
春香も同じく手を上げた。
「よし、じゃあ、俺たち四人は、周辺の調査っと」
うなずいて、武道は尋ねるように他の者たちを見回す。
「私は、調査はシュー君に任せて、ヒノキの花を重点的に落として行くことにするのです」
言ったのは、修と共に来た
椿 美咲紀
だった。
「私と小麗ちゃんも、枝を落とすね」
「しゃおりーたちに、任せるのだ」
若菜が言うと、小麗も大きくうなずいてみせる。
「俺は、ヒノキを切り倒してしまう方がいいと思う」
それへ、
御剣 刀
が言った。
「あり得ない量の花粉を巻き散らかすのを、防ぐためだ」
他の者たちが、そちらをふり返る。
「どうにもならない時は、切り倒してもいいって許可はもらったし、たしかに刀くんの言う方法が一番てっとり早いんだよな。けど、ここまで大きいと、残したいという気持ちもあるんだよね」
武道が、小さく肩をすくめて言った。
「それに、これだけ大きいのを切り倒すのは、かなり大変な作業だと思うわ」
春香が、横から口を挟む。
「切り倒すにしろ、周辺を調べて何かわかってからでも、いいんじゃない?」
「それもそうか」
低く呟き、刀はうなずいた。
「わかった。先輩たちからの情報を待つことにしよう」
「よし! じゃあ、俺たちはあたりを調べに行こう! レッツ探検隊☆」
調子よく片手をふり上げる武道に、苦笑しながら修と瀬莉が、そして春香が続く。
こうして一同は、役割分担して動くことになった。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年02月21日
参加申し込みの期限
2017年02月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年02月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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