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空想ラストバトル!?
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ぴしゃり、
椎井 莉鳥
が放った雷撃が
ちびタイヨウ
を打ち倒す。しかし。
「雑魚といっても、数が多ければそれだけで十分脅威ね」
そんなに長くは戦えないわ、と莉鳥が零した通りに、ちびタイヨウ達の勢いは留まるところを知らない。
「これは……本当にキリがないわね」
鳥籠から召喚獣――漆黒の鴉だ――の群れを呼び出しながら、
大天使 天吏
もそんなことを言った。
天吏が召喚した鴉達に摘まみ上げられて、
『ぎゃー! 高いッスー!』
なんて、天吏達の頭上で、ちびタイヨウ達が悲鳴を上げる。
けれど、同胞達がどんな目に遭っても、数多いるちびタイヨウ達は進軍を止めない。
戦う力のない
ウイ
の前に立って、
サキリ・デイジーカッター
も蛇腹剣を振るっていた。
鞭状にしなる蛇腹剣が何匹ものちびタイヨウをなぎ倒していくが、
「やれやれ。このままじゃ、このちびっこいのに飲み込まれるのも時間の問題かな」
「私達の動きを阻害するのが目的ってところね。すべてを倒すのは無理だし、無視できたらいいんだけど……」
「どうやら、それを許してはくれないらしい」
という具合で、同じくウイを守るように立ち回る莉鳥と意見を一致させ、息を吐くサキリ。
今や、一行はちびタイヨウの群れに飲み込まれつつあった。
そんな中、戦うメンバーのフォローに当たることを決めていた
志波 武道
は、
(まずはこのチビぃをどうにかしないと……)
と、後方から打開策を考える。
そして――間もなく、武道の頭の中に閃きの光が散った。
「俺自身は、ダメージを与えられなくても……」
大きく息を吸い込み、じきに、ドーム中に響き渡るような声を上げる武道。
「皆! せーのっ、ジャーンプ☆」
軽い調子の掛け声でこそあったが、その中にはある種の真摯さが込められている。
「え? なになに?」
とくるりと目を丸くしながらも
桜庭 円
がぴょんと跳び上がったのと同様、武道の指示に従う一行。
それと同時に――武道は、最初の想像力を発動させた。
途端、その場に足を縫いつけられたように、手をじたばたとさせ始めるちびタイヨウ達。
中には、つんのめって転び、そのまま起き上がれなくなるちびタイヨウもいた。
「これは……とりもち、かしら」
足元に纏わりついていたちびタイヨウの上に着地して、天吏が言う。
立ち上がった武道が、ずびしっ! と天吏を指差した。
「そのとーり! 触れた床をもっちもちにする! ってネ☆」
イメージもしやすいし手ごろかなって☆ と、親指を立てる武道。
「すすむときはちびタイヨウの上を歩いて行ってくれぃ!」
「それは助かるな。けど……志波先輩は動けるんですか?」
油断なく蛇腹剣を構えたまま、サキリが問う。
「え……」
と呟いて、武道が固まった。
皆が何とも言えない面持ちで見守る中、うんしょと足を持ち上げる武道。
「……ウン、ダイジョウブデシタ☆ ちょっと靴はベタベタするケド!」
対ちびタイヨウ用のとりもちじゃなければ危なかった……と武道が額の汗を拭う。
足元の具合を確かめながら、「よし!」と円が瞳を煌めかせた。
「じゃぁ、次はボクの番で! いっくよー!」
ピシッと挙手して言い終えるが早いか、円の姿が揺らいで溶ける。
そして、瞬き一つの間に、円は車ほどの大きさの猫に大変身!
「しゃべれるかな? あーあー」
大胆な想像力の使いっぷりに皆が巨大猫と化した円を見上げる中、本人(本猫?)は常の調子で発声練習。
やがて、こほん、と咳払いを一つして。
ねこ円は、瞳をきらりとさせながらポーズを決めてみせる。
「おお、何だか強そう? これなら、たかこ先輩が相手でも……」
そこまで言った時、ドームの中に無機質な声が響いた。
――挑戦者・桜庭円、想像力熟成完了まであと僅かです。
「ええーっ!? ちょっと待って! まだやりたいこといっぱいあるのに!」
ねこ円が、非情な宣告を前にしてにゃーにゃー騒ぐ。
そんな円に声を掛けたのは、莉鳥だった。
「落ち着いて。恐らく、その姿には想像力を沢山使うだけの力があるんじゃないかしら」
「はっ、そっか! じゃあ改めて頑張っちゃうよ! 何だか面白いけど、初ちゃんが怪我するのも嫌だし!」
にゃー! とサイズを除けばどこまでも愛らしい手を広げるねこ円。
ちびタイヨウ達を絡め取るとりもち攻撃に、突如爆誕した巨大猫。
相次ぐ予想外の攻撃に呆気に取られていたらしい大魔女
タカコ
が、
「っ、これ以上馬鹿にはさせないわよ!」
と、円の声に我に返ったように、キッと眼差しを険しくした。
空中に、《氷の矢》が幾らともなく現れる。
いつの間にか上半身裸になっている武道が、脱ぎたての上着を構えて、
「ほーら、俺を狙ってごらんなさぁい☆ ……って数じゃないネ!」
と、頬に冷たい汗を伝わせた。
これをピンチと見て取って、皆の前にねこ円が立ち塞がる。
「ボクが受けるよ! 自分自身が創造物なら、ダメージ与えられる縛りもせーふかも?」
「だけど、その説に確実性は……」
莉鳥が、円の身を案じてそう零した。
「確かに、この賭けに負けたら大ダメージは免れないだろうね」
サキリも頷くが、大魔女は待ってはくれない。
風を切って《氷の矢》が迫る中、武道はこくりと喉を鳴らした。
(まだ力は残ってるみたい? なら……)
目を閉じて、想像する。
目の前の巨大猫が、更に力を増す姿を。
――挑戦者・志波武道、想像力熟成完了まであと僅かです。
再びあの声が響いたのと、《氷の矢》が円を襲ったのは同時だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月06日
参加申し込みの期限
2017年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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