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空想ラストバトル!?
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青の試練 ~姫騎士の大冒険~
ブブ・ベルゼの姿が消えた後、
志波 武道
は青のドームの天辺を見上げた。
「え? 見られてるの? イェーイ、ミテルー☆」
ふざけて手など振ってみるが、軽薄めいた笑顔の裏、脳みそはフル回転だ。
(さて……どう戦うべきか……)
フツウを壊す存在にならない為に。誰かを傷つけないで済むように。
過ぎる恐れは胸の底、武道は思考を深く深く巡らせる。
観客へアピールする武道を寸の間目に留めて、ゆるりと辺りを見回すは
大天使 天吏
。
(参加者の意思はどうあれ……確かに、見世物としては面白そうね)
ならば精一杯楽しんでやろうと、天吏は密やかに口元を緩めた。
「魔界には以前行った事があるし、こういう趣向も個人的には嫌いじゃない」
そこはまあ良しとするよ、と、肩を竦めるのは
サキリ・デイジーカッター
だ。
「実に悪趣味な見世物だけど盛り上げよう……ベルゼには、言いたい事もある」
赤の双眸が、瞬間、鋭く光った。
一方、
桜庭 円
は「うぅん」とマイペースに首を傾げる。
「悪魔って、チャンスも与えるから不思議だよねぇ」
「そうね。不可思議なことだらけだけど……先ずは、戦う準備を」
応じた
椎井 莉鳥
が、一行の内で最初に想像力を発動させた。
パチパチ、と手に纏うは小さな雷。
「おお、やる気満々だ! うーん、ボクは何を想像しようかなあ……」
早速戦闘態勢を整える莉鳥を前に、円が幾らか声を弾ませた。
そんな2人の様子を横目に、
骨削 瓢
はへらりと笑う。
「さて。面白そうな催しだが、出演する以上ギャラは出るんだろうねぇ」
軽口に応える声はないが、状況を打破しなくてはという考えは変わらない。
(……ま、どう治めるかは個々によるがね)
そんなことを胸の内に嘯いて、瓢は今日も今日とて喜劇を求める。と、その時。
「あ、そうだ! 猫ってあの大きさで、物凄い身体能力発揮するよね」
「ネコ?」
円が不意に上げた声に、武道が首を傾けた。
猫がどうしたのか、と、問い返す暇は生まれず。
何故なら――ドーム内に新たな人影が2つ、現れたからだ。
常以上に厳しい眼差しで立つは、今は大魔女たる
タカコ
。
そして、一行とタカコの間に立つのは、自称姫騎士の
ウイ
である。
「成る程……これが、《試練の物語》ってやつなのね」
頭の中に流れ込んできた越えるべき試練の内容を噛み締めて、莉鳥が呟く。
レイピアを構えたウイが、ドヤ顔で声を上げた。
「遂に追い詰めたわよ大魔女! さあ、いざ尋常に……」
「って、ちょーっと待ったあ!!」
武道が、今にもタカコに向かっていこうとするウイにがしっとしがみつく。
「ちょ、ちょっと何よ!?」
「ウイちゃん、だっけ? 自信満々はいいけど、無謀はお勧めしないぜぃ」
「なっ、あんた、姫騎士に対して失礼だわ!」
武道に捕まったまま喚くウイに、円がはしゃいだ声で言った。
「わぁ! 初ちゃんやる気満々じゃん!」
「な、何よあんたも! ういは姫騎士よ! 無礼だわ!」
「おお、姫騎士! かっこいいじゃん!」
「そうよ、かっこいいのよ! ……って、なんか調子狂うわね……」
うーんと首を傾げるウイは、本当に自分を姫騎士だと信じ込んでいるようだ。
ともあれ、円の助力(?)もあって、何とかウイの早速の暴走を止めることに成功した武道。
そんな面々のやり取りを目に、天吏は静かに考える。
(……犬杜初、で間違いないのかしらね、彼女は)
ふふ、と、天吏は少し笑った。
(人間らしい感情で言えば守ってあげたいが正解なのかしら)
まあいいわ、と瞼を閉じ、想像力を働かせる天吏。
(楽しそうだし、付き合ってあげる)
見る間に、天吏の姿が変化していく。
身に纏うは白いドレス、手には召喚獣を呼び出す依り代となる魔具の鳥籠。
ドレスの裾を揺らして、天吏は武道の腕の中で暴れているウイの前に跪いた。
「私は国につかえる魔獣召喚士、私も加勢いたします。どうか、大魔女討伐を成功させましょう!」
「へえ……うん、いい心掛けね!」
天吏の言葉に、ころっと機嫌を良くして口元を綻ばせるウイ。
そんなウイを見て、遠くから厳しい眼差しでこちらの様子を窺うタカコを見て。
(初や北風先輩、皆に役割を押し付け、道具として操るなんて……)
サキリは胸の裏に、今は決して表に出さないベルゼへの怒りを渦巻かせていた。
(だけど……今はこの状況を何とかしないと、だね)
手の中に、蛇腹剣が握られるところを想像する。
顕現した蛇腹剣を一振りして、サキリは満足げにゆるりと微笑した。
(刃物は、僕の肉体の一部の様な物……想像するのは容易さ)
蛇腹剣は、これまでにも何度か使ったことのある武器だ。
手に馴染む武器を握り直し、サキリはウイの元へと歩を進めた。
「我が主、麗しき姫騎士よ。どうか、無茶な突撃は控えてくださいませ」
「何よ、ういは……」
「御身を大切にしていただきたいのです。――この刃と命は、全てあなたの為に」
言って、恭しく一礼するサキリ。
暫く考えた後で、わかったわ、と、唇を尖らせながらもウイが言った。
そして、武道が拘束を解くや、改めてタカコへと声を張るウイ。
「というわけで仕切り直しよ! 覚悟しなさい、大魔女!」
「笑止、といったところね。羽虫が何匹増えようと同じことだわ」
冷静に言い放って、タカコは何やら呪文を唱えた。途端、
『ちょろーん!』
わちゃわちゃと現れたのは、タカコの使い魔たる
ちびタイヨウ
の群れ。
「これは……厄介ね」
向かってくるちびタイヨウ達を前に、莉鳥は雷の力を纏わせた手を前に突き出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月06日
参加申し込みの期限
2017年03月13日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月13日 11時00分
参加キャラクター一覧
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