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【星幽塔】第六階層 彷徨い星と動かぬオルゴール
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(熱いッ!)
掠めたとたん、腕に激しい痛みが走る。だが、日和はバイオリンを奏で続け、少しでも長く足止めしようとした。けれども音色が震え弱まった時、追手たちは我に返ってしまった。
「貴様、魔女の手下か!」
1人の男性が、日和の細い手を掴む。思わず声を上げようとした日和だが、歯を食いしばって睨み付けた。
「彼女の事を知りもしないで、何が言えるの? 貴方達こそ、何者かに扇動されているんじゃないの?」
円の言葉を日和はしっかり聞いていた。かまをかけたら何か出るのではないかと思った彼女は、男性の目を見てしっかり言う。けれども、相手は何も言わず手を離した。
彼らは日和を置いて魔女の一行を追う。日和は腕が痛むのを我慢してバイオリンを抱えると、魁たちの後をこっそりと追った。
「何者なんだろうね」
日和を狙った矢を見た円は、庇いにいけなかった事を悔しく思いながらも追いついた彼女を手助けする。先ほどまで羊を全力で飛ばせていた瑠樹は少し草臥れた様子だったが、健気にもそれを隠しているようだった。
「それじゃあ、いくよぉ!」
「隠し階層へレッツゴーなのー!」
瑠樹の声にステラがあわせ、魔女を護送した一同が第五階層への道を行く。すると……一行の目の前に、大きな家が現れる。何かに気づいただろう、桃色の髪の女性がどこからとも無く姿を現した。アステリズムたちの集会所を管理しているエリオナイトである。
「! みなさん、けが人をこちらへ!!」
エリオナイトに案内され、一行は大きな家……アステリズムの工房兼集会場『クレイドル』へと入った。
* * *
その頃、
鴻上 彰尋
は地震に慌てる人々の所へと赴いていた。
彼は人々に頑丈な場所へ避難するように呼びかける。と、集会所に人々は逃げ込んできた。そこは他の場所より頑丈な石で出来ており、広さも十分にあった。
そこで彰尋はけが人の治療を行う。魔導書を開き、癒しの光を施す彼を、多くの人達が『聖者様』と呼んで頭を下げた。それに恐縮しながらも、彼は僅かに瞳を細める。
(彼女も含めて、この階層の人々を助けるには、現状だけじゃない問題も解決しないといけない)
衛の言葉を思い出し、僅かに唇を噛む。聞こえてくるのは、地震への恐れと、魔女への恨み言。その場所を、重く暗くも埋め火のような熱さを篭らせた怒り、憎しみがじわりと周囲を包もうとしているように思えてならない。
(このままでは……)
だが、今の彼に、その全てを払拭するような、力強い言葉を発するだけの自信が無かった。
「聖者様?」
不意に声をかけられる。彰尋が我に返ると、自分とさほど変わらないぐらいの青年が、心配そうに見つめていた。よく見ると、彼は足を引きずっている。彰尋は己を奮い立たせ、青年の足に癒しの光を当てるのだった。
(力不足かもしれない。けれど、やらないよりは絶対に良い)
彰尋は青年にむけて穏やかな眼差しを向け、そっと口を開いた。
* * *
――第五階層
(うーん、いまいち面白くないさね)
そうふくれっつらをしているのは
骨削 瓢
。彼は
法王失脚の際、民を扇動していた。
その勢いで法王へと不満を持つ人々を集め法王庁を乗っ取り、人が欲に正直になれる国造りに手を貸そう、と考えていた瓢は、てんびん座のアステリズム、
ナイト・オブ・リブラス
は法王の腹心だと言って彼(彼女?)の居場所を奪おうとしていた。
だが、人々は半信半疑だった。リブラスは多くの人々から慕われており、瓢の言葉に苦笑する。
「君の言う事が本当だとしても、リブラス様の事だ。わけがあったのだろう」
「むしろ、リブラス様のお陰であの混沌が徐々に落ち着いてきたんだ」
瓢は聖なる木の実ジュースを飲みながらも周囲を見た。活気があるのは良い事だが、瓢はそれだけでは面白くない。
その時、見覚えのある一行を見つけた。彼らは騎士たちの訓練所へと向かっていく。聞こえてくる内容に、彼はにぃ、と笑みを強めた。
(これはこれで面白くなりそうだよぃ!)
瓢は顔見知りとなった人々に、「そういえば……」と徐に口を開いた。
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ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
冒険
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月11日
参加申し込みの期限
2017年03月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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