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中学生の期末テストのあれやこれや<物語編>
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全員の手に期末テストの結果が配られた。
「あー、やっぱり英語がダメだったー」
「前より国語が上がってる。見てくれよ、ほら」
「あたしは二教科で百点だよ!」
悲しみと喜びの声が入り混じる。
月守 輝夜
は落ち着いた様子で自身の成績を振り返る。
――勉強の成果が出たみたい。思っていたよりも点数は良いかも。
もうすぐ三年だから先輩として、今まで以上にしっかりしないとね。
鞄を手にして教室を出る。行動に迷いはなく、二年三組の教室を覗き込んだ。人を探すように見回して、見つけた。
その視線に気付いた
青木 慎之介
が明るい表情で走ってきた。
「月守、もうゴーホームなのか。俺もだから、一緒に帰ろうぜ」
「……慎之介くん、テストの結果はどうだった?」
「まあ、いつも通りっていうか」
「英語と体育は良かったんだね?」
「英語はパーフェクトだぜ! 体育はエクセレントって感じだな」
「他の教科は?」
慎之介は誤魔化すように笑った。その表情を見て輝夜は思ったことを口にした。
「また、勉強会しない?」
「お、いいのか? じゃあ、また月守のホームだな!」
「あの、今度は慎之介くんの部屋で、どうかな? ダメなら私のうちでもいいけど」
「ノープロブレム、俺のホームでやろうぜ!」
笑顔の即断であった。
旧市街にある慎之介の家に訪れた。
「ディスタイム、誰もいないから遠慮しなくていいぞ」
「お邪魔します」
慎之介のあとを控え目に付いていく。
先に部屋へ入った慎之介が、カモーン、と声を掛ける。輝夜はしおらしく続いて達観したような表情を浮かべた。
――勉強をするような部屋ではないよね。
部屋は雑然としていた。床には雑誌が開いた状態で放置されていた。見出しにバスケットボール特集とあった。漫画の文庫本が至るところで目に付く。
「たまにコールデイがあるから、コタツは必要だよな」
壁に立て掛けてあったコタツを両手で担ぎ上げる。床に散らばった物は足で退けて、空いたところにドカッと置いた。
「空いたところに適当に。そうだ、座布団がいるな。ちょっとウェイト」
部屋の隅に追いやられていた二枚の座布団を引っ掴み、投げるようにして置いた。
「オッケーだな」
コタツの一辺に慎之介がドカッと座る。隣り合った一辺に輝夜が腰を下ろした。
二人の勉強会が始まった。
輝夜の提案で卓上には期末テストの答案用紙が並べられた。
「最初はテストで間違えた問題を書き出して、もう一回、解いていこうと思うの」
「オッケーオッケー、なるほど、数学の問三のアンサーはそれか!」
「ダメだよ。私の答えを見たら」
さっと手で隠す。慎之介は残念そうな顔をした。
「答えを覚えたら勉強にならないよ。ズルはダメなんだからね」
「はーい、月守ティーチャー」
「青木くん、ふざけないでちゃんと復習してくださいね」
輝夜と慎之介は先生と生徒になり切る。少し間を空けて共に笑った。
堅苦しい雰囲気はなくなり、二人は気を楽にして問題に当たった。書き終わると答え合わせをした。全問正解するまで続けられた。
慎之介は両手を上げて後ろに倒れ込んだ。
「ベリータイアードだー、疲れたー」
「お疲れ様」
輝夜は横目で見て言った。慎之介は頭の下に手を入れて大きな息を吐いた。
「英語と体育だけのワールドってないのかなー」
「あったらいいけど、ないからこの世界で勉強を頑張らないとね。来月から三年生になるから、ちゃんとしないと進路にも響くよ。私もあんまり言える立場じゃないけど」
「英語なら俺がティーチするぜ」
「……また、お願いしようかな」
輝夜は恥ずかしそうに俯いた。慎之介はガバッと起き上がると、どこを、と詰め寄ってきた。
「え、急に、言われても」
「どこだよ。この教科書のページで示してプリーズ」
二人の肩が触れ合った。
「え、えええっと、こ、ここかな」
「あー、ここはポイントだな」
一層、身体を寄せてくる。密着した状態で輝夜は思った。
――私には英語のハードルが高すぎるよぉ。
顔は桃色に染まる。動揺した目が不自然に揺れた。
慎之介先生による英語の個人レッスンが始まった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
黒羽カラス
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月14日
参加申し込みの期限
2017年01月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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