this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
せんせいといっしょ:津止先生編
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
古書独特の匂いがする店内を見回して、
卯木 衛
は好奇心に瞳を光らせる。
「うわぁ、本がいっぱいだなー……」
その傍らには、同じく興味深げな様子の
来島 アカリ
。
翼獣について調べることを決めた2人は、早速行動を開始しようとしていた。
「すごい、けど。こりゃ、全部読むって訳にもいかねーな……」
「だな。こっから特定の要素を探すとなると、手当たり次第じゃ難しいし……」
アカリの言葉を受けて腕を組み、うーんと唸る衛。
やがて、その黄色の双眸に閃きが眩く走った。
「妖怪の話とか、あとは獣が出たぞーみたいな話を探してみるとか!」
「構わねーけど……妖怪?」
「ほら、鵺とかそういうアレ! ちょっと『っぽい』じゃん!」
「成る程……ん、いいぞ。わかった」
アカリの返事に、「よし!」と、衛は益々気合を入れる。
「じゃあ、役割分担! アカリくんは文字中心! 俺は図解中心で探していくってことで!」
「お、おう……って、いや、役割分担自体には賛成なんだけどちょっと待て」
衛が元気良くとび出そうとしたところで、アカリからストップが掛かった。
じとーっとした眼差しが、衛へと向けられる。
「俺が文字担当って……卯木、楽しようとしてねーだろうな……?」
「え? ……いや、ほら俺理系だからさ! 字は目が滑るから!!」
そっと視線を逸らす衛を前に、アカリは「むー」と唸った。
「微妙に納得いかねーんだけど……ま、いっか……」
呟いて、アカリが書架に目を走らせ始めたので、こっそりと息を吐く衛。
タイトルが目に留まったらしい本を手に取って表紙を確かめながら、
「あんまりこーゆーの詳しくねーんだけど……寝子島から異界に行った、みたいな本もアリかなー?」
なんて、アカリがぽつりと漏らした。
(もしかしたら、ライ達の……翼獣の世界に行ったっていうのもあるかもしんねーし……)
そんな想いは、同じく翼獣との再会を望む衛にも、言葉がなくとも伝わったようで。
「いいな! それじゃ、それっぽいやつ見つけたら共有で、そっからジャンルと情報絞り込みってことで!」
期待を胸に、2人はそれぞれに動き出した。
資料調査も伝承を調べるのも大好き! という
椿 美咲紀
もまた、やる気十分だ。
「寝子島の伝承を調べるなら、折角だしこの島独特のものを、ですよね!」
「何か、当てがあるの?」
こちらは既に郷土史関連に目星を付けている
仙藤 紫
が、書架から目を離して問う。
ふっふっふ、と、美咲紀は自信ありげに、不敵な笑みを浮かべてみせた。
「ズバリ、この島に暮らしていた人達の書きつけを探すのです!」
「書きつけ……」
「そう! 例えば、神社やお寺に奉納された記録に、そういう場所の行事の記録……」
「成る程。何か情報が残っているかもしれないわね」
「まだまだあります! 郷土史家さんや村役場に勤めていた人、或いは学校の先生が調べた記録とか……」
「ああ、郷土史家を当たるのは私も考えたわ。だけど……」
「そういうモノのありそうなとこを! 収集的にですね! あっ、江戸の頃の記録とかもあれば……」
「……椿さん、一ついいかしら?」
呼ばれて、美咲紀はハッとして紫の方へと顔を向ける。
「はい! 何でしょう!?」
「どれもとても意義深いと思うのだけど……それって、古書店に置いてある?」
「あっ……」
冷静なつっこみに、カチーンと石のように固まる美咲紀。
そんな美咲紀の石化を解いたのは、ふらりと様子を見に現れた
津止 孝道
先生だった。
「……どうした」
「ああっ、津止先生……!」
半分涙目な美咲紀に代わって、紫が的確に事情を説明する。
ふむ、と津止先生が顎に手を宛がう前で、紫はこう付け足した。
「ただ、彼女の求める物はどれも価値があると思います。私も、古書店以外へも視野を広げてもいいのではと」
「……検討に値する」
「でしたら、古書店で見つからない場合は……図書館や、寝子島の伝承を研究する人に当たっては?」
勿論、古書店で収穫があるのが一番ですがと締め括れば、頷きが返る。と、その時。
「熱心だねぇ。歴史の課外授業か何かかい?」
古書店の店主から、声が掛かった。無口に過ぎる津止先生の代わりに、
「そんなものなのです。寝子島の伝承を調べてるんだけど……」
と、美咲紀が応じる。ああそれなら、とにやりと笑う初老の店主。
「趣味でねぇ、この島の噂話を書きつけたものを集めてるんだよ。見てみるかい?」
「か、書きつけ……!」
美咲紀はきらきらと瞳を煌めかせ、紫と津止先生も、願ってもいない事態に思わず顔を見合わせた。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
せんせいといっしょ:津止先生編
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
神話・伝説
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年01月09日
参加申し込みの期限
2017年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!