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【星幽塔】第八階層 妖精のオーブと2人の乙女
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●影
骨削 瓢
は見逃さなかった。
皆が泥の巨人と戦闘をしている時、確かに黒いモノが洞穴の隙間からスーッと出てきたのである。
黒い影は音もなく森の奥へと消えていく。
瓢は後を追った。
「おたく、この塔でよく見かける影だろう? どこへ行こうっていうんだい?」
戦闘はすっかり仲間任せで、瓢はここいらでいいだろうと影に声をかけた。黒い影が、動きを止める。影はぼんやりと人型を作った。
『お前は……異世界の者か』
それは、聞いているだけで鬱々としてくるような声音だった。
(こんなのをピレーとやらは四六時中聞かされていた訳かい。そりゃおかしくもなるわいな。ご愁傷様)
瓢は内心思いながらも影に話しかけた。
「お前さんは五階層の影とはまたちいっと違うようだねえ? あっしはちょっとおたくらとは縁があるんだけどねえ?」
『それは、私ではない』
「だから分かってるよい。全然違うもの」
瓢は肩を竦めながらも言葉を続けた。
「あっしはね、敵じゃないよい。何なら巨人が倒されるのを防ぐために滝壺とやらに陣取っていてもいい」
『なぜだ』
影の問いに瓢はにいっと笑った。
「あっしがおたくらに手を貸すのは、単純に『その方が面白いモノ』が見れそうだからさ。おたくらの正体が何で、何故灯りを消すのかにも興味が湧いてねぇ」
瓢は森の暗闇に同化しかけている影をじっと見つめる。影が鬱々と瓢に答えた。
『……くだらん。面白いモノなど何もない。オーブを消す、ただそれだけだ』
「何でオーブを消すんだい?」
影はその問いには答えなかった。人型が消え、闇が濃くなる。影が森の闇に溶け込もうとしていた。
「ちょいと待ちなって!」
慌てて瓢が叫ぶが、みるみる内に影そのものが見えなくなっていく。あの陰鬱な声だけが森を侵食するように静かに響いた。
『せっかく手紙を止めて混乱を呼べそうだったのに……』
ふつり。影の気配が消えた。
(……どっかに行っちまったのかい? せっかちな奴だねぇ)
瓢は腕組みをして溜息をつく。そして大きな声で闇に向かって呼びかけた。
「おたくがいらないなら、代わりに巨人の核、いただいてくよぉーい!」
しかし返事はない。瓢はぽりぽりと顎を掻いた。
(天に消えたか地に消えたか。……巨人のところに戻るとするかねえ)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月24日
参加申し込みの期限
2016年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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