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花の名は。
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万里のおもてなし
「花の展覧会かぁ……面白そう!」
閉ざされたカーテンの隙間から柔らかい日が差し込み、
桧垣 万里
の頬を薄白く照らした。
「でも、出かけるのめんどうだわ……」
気怠げに呟くと万里は胡桃色の瞳を細めて机の上に突っ伏した。
「もう、今日はクッキー焼いちゃったし……」
出かけない理由を十分に見つけたところで、万里はうんうんと頷き、不出を誓う。
肩の荷が下りたところで、万里は白い皿の上に盛られたハートのクッキーに手を伸ばした。
「ん、おいし……」
瞬間、万里は目を見開き意識を失ったのだった。
「うわー、花がたくさんあるー、すごいすごいとってもキレイだね!」
桜栄邸に足を踏み入れた万里は、目を輝かせてはしゃいで回る。その瞳の色は錫色。ろっこんが発動し、千里に入れ替わったことを示していた。
(万里の代わりに来てよかったなぁ!)
見る花見る花が物珍しく(といっても花に特別詳しいわけではないが)、万里――千里は、弾む胸の思うままにぐんぐんと庭の奥へと進んでいく。
そうして進むうちに、白いベンチとそのベンチを囲むように群生する青い花畑を見つけた。
薔薇、紫陽花、朝顔、眩しい青い花の群れの中に隠れるように、その花は咲いていた。
「わー、万里と同じ名前の花があるんだあ!」
五つの花弁は、中心が愛らしい白色で外側へ向かうに連れて鮮やかな青色が差している。
控えめな小花が四つ五つと身を寄せ合っている姿は勿忘草によく似ているが、万里の花は萼が花冠にぴったりと張り付き、茎や萼にまで藍色が伸びていた。
「かわいい花だなぁ。さすが同じ名前なだけあるな~」
千里は目尻を下げてだらしのない笑みを浮かべながらベンチに腰掛けると、他の花には目もくれず万里の花をじっと眺める。
「万里もこの花と同じ……いやそれ以上に可愛いもんね!」
飽きることなく千里は花を愛で続け、そのうち花の説明文が目に入った。
万里
花言葉:表裏一体
さる地方の民話に登場する花を復元したもの
その民話に基づき「万里」と名づけられたが、本来は「千里」という名前であるという説もある
「……本当は『千里』と――」
千里はその文字を何度も目で追い、咀嚼する。
その間、表情が抜け落ち、感情の読み取れない瞳には青い花が映り込んでいた。
「よし、このお花買って帰ろう!」
パッと花が開くように千里に笑みが咲いた。善は急げとばかりに千里はスタッフを探しに立つ。
かと思いきや、三歩ほど進んだところで千里の足はピタリと止まった。
「あ、でも勝手にお金使ったら万里に悪いか。うーん」
頭を抱える千里の背後に、そっと影が忍び寄る。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月22日
参加申し込みの期限
2016年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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