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■好きな誰かを描きましょう
新田 亮
、高校生。
このくらいの歳になると、絵画の授業というものにもある程度のなじみが出てくるものだ。
果物を見て描きましょうだとか、風景を描きましょうだとか、クラスメイトと向き合って互いの顔を描きましょうだとかだ。
誰もが通る道ではあるが、中でも判断に困るのが『好きな人を描きましょう』というあれだ。
さすがに中学生を超えてからはみな気恥ずかしくなるのか、そういった課題に触れることはとんとなくなるが……。
「ただいま。あれ、あいつもう帰ってるのか」
家に帰ると、玄関に自分より小さい靴が並んでいるのを見かけた。
この靴は、親戚から預かっているという子のものだ。
まだ外で遊んでいそうな時間だが、なにか家でやることでもあるのだろうか。
部屋に行ってみる。
その子は床に新聞紙と画板とスケッチ用の紙を広げ、絵の具を手に唸っていた。
どうやら絵画の宿題でも出たらしいのだが、どうも悩んでいるようだ。
「どうしたんだ? 俺に話してみろよ」
話をまとめるとどうやら幼稚園で好きな人を描きましょうという課題が出たらしく、(これはまあ大体がそうなるのだが)母親の絵を描くように言われたらしい。
みな決められた時間のうちに描き上げたのだが、その子の絵は人間に見えないとひどく馬鹿にされたらしい。
どうも絵の具を押しつける時に乱暴にしてしまう癖があるようで、顔や身体のバランスが大きく崩れていた。
一度乱暴にしてしまったせいでそれを修正すべく線を入れ、しかしその線もまた乱暴に……という繰り返しである。
なんというか、性格の出る作風だった。
家に帰ってからも(おそらく求められてはいないだろうに)描き直そうとするほどである。そしてその努力は空回りをおこしているようだ。
「よし分かった。兄ちゃんも手伝おう。よく見てろよ」
亮がその子に教えたのはおおよそにして三つだ。
力を入れないこと。
取り返そうとしないこと。
最初の形を見続けること。
「どうだ? お、すごいじゃないか。よく頑張った」
できあがった絵画を見て、亮は満足げに頷いた。
これを見せれば、きっとだれも馬鹿にしないだろう。
そして恐らく。
これを見せたかったであろう人物も、喜んでくれるだろう。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月10日
参加申し込みの期限
2016年12月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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