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コロシアム再戦! オーガがコピーろっこんを使用!?
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●●●昏倒の檻に●●●
「だっっぁああああぁあぁああああ!!!!!」
叫び。
「ん、があああぁああっあああぁあ!!!!!」
耐え。
「ふううぅぅうう、はぁあああぁあ!!!!!」
律し。
ギリギリの所で蛇那伊は数体のオーガに引けを取らない激闘を繰り広げていた。
いつかの恫喝に弱かった兵ではなく、いつかに行った無限の相手が出てくるところでもない。
体力、攻撃、防御、知力。
今この時は全てにおいて不利な状態で研ぎ澄まされた神経と要所で発揮する火事場の馬鹿力で保っている。
「はんッ! 巨人だかオーガだか知らないけど、腰が引けてるんじゃないかしら!?」
荒い息を秒レベルの意識で整え続け、オーガたちに向き合う蛇那伊。
当のオーガたちも目を縫われた1体を除き、若干肩を上下させていた。
双方とも土で体は汚れ、所々に切り傷や打撲跡がありつつも目は死んでいなかった。
「ほら、かかってきなさい。相手してあげるから…ッ!」
相手に挑発をしながら、自分の体に言葉の燃料を注ぐ蛇那伊。
後衛の修や美咲紀を直接守るという思惑からは外れたが、結果的に戦力を減らせているのは僥倖だった。
大剣を持ったオーガが天高く構え、真っ直ぐに蛇那伊へと突撃をしてくる。
この打ち合いの最中に、それが本命の攻撃ではないことが分からない訳がない。
分かっていることと往なせることは全くの別物であるが、蛇那伊には妙な確信があった。
「だから、腰が引けてるっていってるでしょうがぁあ!!」
オーガが大剣を振り下ろす瞬間にそれが【分解】され、行き場のなくなった力でバランスを崩す。
蛇那伊はそれを見越していたかのようにオーガの腕を掴み、懐に入ると拳を突き上げる。
筋肉を伝い、内部にダメージを与えられた確かな感触と別のオーガの攻撃が来ることが同時にわかる。
「修ちゃん、こっちは気にしなくていいのよぉ?」
「そうか。だが助かったのも事実だろう?」
「あら確かに。感謝ぁ、するわぁぁ!」
蛇那伊は会話をしつつ目の前のオーガと向かってきたオーガを鉢合わせさせるように押しやる。
が、躊躇なくオーガの後頭部を殴り、勢いで蛇那伊を潰そうとする。
蛇那伊の読みは正しく、押しやったと同時に後退していて難を逃れるが、その先に待っているオーガ。
大剣は不要と悟ったのか、大振りと言うより速度を重視したタックルをするオーガ。
足を崩させて転ばせようと身を屈めるが、寸での所でオーガがピタリと動きをとめる。
と思ったらその後ろから別のオーガが突進をかけ、接触のタイミングをずらしてきた。
「ち…ッ! 傀儡師の力ってのも厄介ね!」
悪態をつくが、似たような戦法は先ほどから何度か見ている。
加えて、ダウンしていたはずのオーガがウィンドミルのような動きで下段を攻めてきた。
避けるためにバックステップとジャンプを同時にする蛇那伊。
空中に浮いている状態で先ほどのタックルは受けきれない。
「おおおぉおおおぉ!!」
避けた方向にいるオーガの拳は不可避なものであり、何度か受けた拳だ。
今回も急所をはずさせるように体を捻る蛇那伊だが、傀儡師の力が働き、背中に直撃をもらってしまう。
直後、蛇那伊は嫌な感触とともに世界がぶれたように感じられ、呼吸も難しくなった。
手足は言うことを聞かず、冷たい地面に打ち付けられる蛇那伊は意識を手放してしまった。
「尾鎌っ! …ッ! すまない、少し離れる」
「うんっ! シュー君も気を付けて!」
蛇那伊の状態に気がついたのか、修は美咲紀に声を掛けて絶壁へと走り出す。
【舞花の祈り】を使っていた美咲紀は視線を動かさず、けれども修へ返事をする。
そう遠くない距離の絶壁にたどり着き、息を整える。
以前、コロシアムの壁を破壊したときはそこに敵わない相手がいた。
けれどもそう躊躇していられない状況であるのは理解しており、覚悟を決めて絶壁に手を触れる。
「前はフツウを願った、それは今回だって」
変わらない、と口にする代わりに無意識に力の入った手を伝って【分解】の発動をする。
すると、ひとつ、またひとつとブロックほどの大きさに絶壁が分解されていく。
前と変わったのは絶壁の奥にはただの絶壁があったこと、分解されたものが自由落下しないこと。
「前に俺が壊したんで変えたんだな。…だが関係ない。俺が必要としてるのは、力だからな」
多くの分解した絶壁がふわりと浮かぶ。
修は振り向き、大仰に手をあげると分解した絶壁が空へと浮かんでいく。
それは放物線にも似た軌道を描き、蛇那伊を囲むオーガたちの上空に来たとき、修は手を振り下ろす。
「食らえ。お前らが犯した罪には軽いが、パワーは十分だろう?」
オーガたちを襲う分解した絶壁。
蛇那伊を巻き込まないように注意をしながら、しかし、落ちていく分解した絶壁は土煙をあげていく。
オーガたちがどうなっているかは分からないが幸い、補充はいくらでもある。
修は神経を削りながらも止めどなく絶壁を分解し、オーガ達が居た所へと次々に落としてく。
「重力系の魔法とでも言うのでしょうか!? でも、土煙はどうにかなりませんか!」
観客が戦いの様子を見られないことにブーンイングをいれ、困りながらも実況を続けるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
前回シナリオ
寝子島高校救出戦
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月12日
参加申し込みの期限
2016年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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