this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
コロシアム再戦! オーガがコピーろっこんを使用!?
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
●●●悪夢の末に●●●
時間は少し遡る。
ザ・ストレイト、蛇那伊、円、そして寝子島の皆に助けられた琴代は後衛で呆然としていた。
今まで倒されるだけの悪夢だったはずなのに、見覚えのある人たちに助けられた。
加えて、不思議な力で自分の腕が動かせること。
「今までの、悪夢じゃない…?」
「武井、これは夢ではない。惚けるのは少し早い」
呟いた琴代に話しかけたのは、頭に手を添えてオーガたちを凝視している修だ。
このコロシアムに来てからさほど時間は過ぎていないが、状況はおおよそ把握している。
隣では琴代のために四拍子のリズムを取りながら踊っている美咲紀もいる。
「武井が、俺たちがなぜここにいるのか。それは分からないがこの状況は打破しなければならない」
「シュー君の言う通りだね。武井さん、このままじゃ敵に狙われちゃう」
力強い言葉を吐く修。
踊りが一段落ついた美咲紀が琴代と同じ目線に座り、言葉を紡ぐ。
「例え夢でも『倒されたら終わる』保障なんてないもの。むしろ夢なら有利にできるハズなのです。」
「でも、今まで、見た夢だと…」
「だまって倒されるだけじゃ武井さん痛いでしょ。いやでしょ」
状況がフツウじゃないと感じている琴代に、それでも夢ではない、感じる心はフツウなのだと説く美咲紀。
弱気な琴代に少しずつ力が宿っていくのを感じた美咲紀はにこやかにこう繋げた。
「夢と判れば望むようになったりするでしょ、時々。空飛べたりスイーツ降ってきたり。今がその時!」
「ああ、俺たちには武井の力が必要だ」
琴代はその言葉がなんだか昔の自分のようだと、懐かしいものを見るような気分になって顔を綻ばせる。
すっと立ち上がった琴代は美咲紀と修に対し頷き、オーガの方へと一歩を踏み出した。
「わたし今踊って怪我治せてますもの! 回復は任せて!」
「さすが美咲紀だな」
「ふふーん、それほどでも」
歩みだした琴代に胸を張る美咲紀、それを誉める修。
軽口を言い合う2人だが、次の瞬間に見せる表情は真剣そのもの。
相手を退けるだけが戦いではないと2人は肝に銘じているのだ。
そして、最前線で1体のオーガを相手取るサキリ、刀、零の3人。
サキリは【斬空赤刃】の影響で赤く輝くナイフでオーガの肌を切り裂いていく。
零も動き回るサキリと刀を巻き込まないように【朱雀之舞・翼刃】でオーガを切り裂く。
刀は得物が無いためにオーガの攻撃を抑制するように動いている。
隣のオーガはザ・ストレイトが引き付けており、目の前のオーガを倒すのが先決だと判断する刀、サキリ。
「面妖な…もう事切れていてもおかしくはない」
少し離れたところからオーガを切り刻み続けるものの頑丈と言う域を越えている事に驚いた。
目を縫われ、まばたきが出来ずに瞳を充血させるオーガの攻撃のキレは一向に下がらない。
ならば、と冷静に、しかし情熱的に舞を続ける零。
「僕もこの手の事態には慣れてるけど、これは少々面倒だね」
サキリの攻撃は良く切れるが、太い腕や足を切り落とすほど長くない。
オーガの攻撃を瞬間移動で回避しつつ、傷を与えていくが致命打にはなりにくく、手間取ってしまう。
その時、サキリの目に入ってきたのは倒れたオーガが使っていた大剣だった。
あれを使えれば、と近づいて持とうとするが、びくともしない。
「これは、直接受けると危ないね」
苦笑いと共に呟くサキリはナイフを握り、次の行動に移る。
多少不格好になるものの、大剣を自分が扱いやすい程度に切り落とす。
そうすることでナイフより強い武器になると考えたが。
「御剣! これを使って!」
「…! 恩に着る、デイジーカッター!」
高々と加工した大剣を投げるサキリは刀に声をかける。
サキリの声に呼応した刀は、立っていた場所に小さな土埃だけを残して剣を取りに行く。
目の前のオーガにとってはサキリの瞬間移動にも似た現象に思えたのだろう。
見えぬものは無視して零のところに向かうがそれは悪手であった。
「今回も見世物ってのは気分が悪いが、上等、やってやるよ!」
刀はろっこん【加速】を使い、文字通り加速しての行動ができるようになる。
それに加えて進化した能力で本来足場にならないものを足場にし、加工した剣へと近づいていく。
いくつかの足場を経て、サキリが投げた剣を空中で握り、感触を確かめつつ、オーガへと落下する。
「…後頭部に模様? またあいつか!」
オーガの後頭部に模様が描かれており、それもろとも手にした剣で切り裂く刀。
オーガの血らしき、緑の液体を避けて次の標的を定める刀たち。
「見ていただけましたでしょうか! 風を操る地球人! この力、欲しいとは思いませんでしょうか!」
痛みに声を上げることもなくオーガが倒れた時、観客が沸いた。
その様子に煽るように実況が言葉を重ね、熱狂は作られていくのであった。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
コロシアム再戦! オーガがコピーろっこんを使用!?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
前回シナリオ
寝子島高校救出戦
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月12日
参加申し込みの期限
2016年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!