this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
コロシアム再戦! オーガがコピーろっこんを使用!?
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
●●●覚悟の上に●●●
前線に立つ者のようには直接オーガにダメージを与えられないものもいる。
そういった者たちは、自分たちにできる範囲で生き残らなければならない。
「こんな時こそ、まず状況を把握することが大事、探偵の心得よ」
そう言いながら目の前で起きていることを持っているメモとペンで記し始めた緑。
最初に追ってきていたオーガは円に標的を定めてそちらに行ってしまった。
円自身が囮になるそぶりを見せていたので、一旦気に留めないこととした緑。
「おかしい、オーガ同士の連携が完璧すぎるわ…死角がないみたい」
『大振りの攻撃をされる』『オーガが倒れる』などと書いていた緑は違和感に気が付く。
確信を持ったのは、円がオーガの手で飛ばされ、後方のオーガがそれを受け止めたこと。
必殺の威力をもって攻撃をしてきた先ほどとは違い、その行動には統率性があった。
「後頭部に模様がある! 一部でいいからそれを消せ! それで奴らの連携は崩れる!」
オーガを切り伏せた刀の声が緑に届く。
どういう理屈かは理解できないが、その模様が鍵となっているらしく、消せば無効化もできるというもの。
『後頭部を』まで書いたときに、ふわりと体が浮く感覚があり、振り返るとオーガと目があった。
「油断しちゃったわ、でもちょうどいいところに来たわね」
両手が空いていたのが幸いし、メモをしておいた『オーガが倒れる』を破る緑。
緑のろっこん【既視感のデジャヴ】が発動し、緑を捕まえていたオーガが倒れる。
緑を捕まえたまま。
「いったぁ!?」
ろっこんは使い所も重要なのである。
そんな緑をはじめとしたもれいび達の戦いに、身をおいている人間が一人。
普段から鍛えている脚力や瞬発力は伊達ではないとでも言うようにオーガの攻撃を誘導している。
「っ…はっぁ! きっつい! けど、まだまだ!」
碧南は言葉で自分を鼓舞し、この局面を切り抜けている。
円が投げられたときは驚いたが、円が引き付けていたオーガたちは必然、碧南たちのほうに集まってくる。
サキリや刀、零とザ・ストレイトは確実に仕留めるために同一個体を攻撃している。
修や美咲紀は後衛で激を飛ばしながら不思議な力で傷を癒しているし、蛇那伊は蛇那伊で囲まれている。
となれば少し先で倒れた緑と碧南が引き付けるのが最善であると判断したのだ。
異形、それも人のような形をした巨躯にパワーショベルの如き力、筋肉の鎧をしているのにその敏捷。
フツウならとても相手にできるものではない。
しかし、円や蛇那伊、皆が作ってくれた時間で観察をし、ある程度の動きは把握できるようになった。
「あっっぶな…いっ!」
バックステップをした先に待ち構えていたオーガの攻撃を寸での所で回避する。
しかし、殺しきれなかった勢いにバランスを崩し、ごろりと転がる碧南。
転がるときに見えたオーガの方向にでんぐり返しを数回することでオーガの股を通る事ができた。
「バスケじゃ、ファールだけどッ!」
少しだけできたオーガの隙に立ち上がった碧南の細腕に意識を集中させ、腰を捻りながら拳を打ち付ける。
人を殴ることなど滅多にないがまるでタイヤを殴ったときのような弾力に、細腕に返ってくる反動。
痛さに悶えそうになるもアドレナリンの影響か、復活は早い。
「こっち!」
そんな碧南に声をかけたのは琴代だった。
声に従って碧南が走ったため、オーガが碧南を視界に捉えたときには少しばかりの距離があった。
「ありがと! あんなのが当たったら、すごく痛いよね」
「うん。消えちゃいたいぐらいに、痛いよ」
礼を言いつつオーガへの素直な感想を言う碧南に少し寂し気な笑顔で答える琴代。
碧南は首をかしげるが、それもわずかな時間。
襲ってくるオーガを何とか回避し、引き付けた状態を保つ緑、碧南、琴代であった。
「こちらはラッキーガールが死地で奮闘中! どんな魔法を持っているのか、早く見たいですね!」
観客の受けは良くないものの、端々に目を光らせる実況。
そわそわとしている観客にはどちらが勝っても面白いと考える輩もいるようだ。
「嘘だろ…? ボクの力を使ってるのに倒せないんだ…?」
そんなウケない実況の中、周りにも聞こえるぐらいに歯軋りの音をたて、焦りを隠しきれていない傀儡師。
他の制御ももちろんしているが、とある場所の制御は本当に神経を使っていた。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
コロシアム再戦! オーガがコピーろっこんを使用!?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
前回シナリオ
寝子島高校救出戦
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月12日
参加申し込みの期限
2016年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!