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【A3:教室前廊下】
「ほらほら、こっちだ!」
作成中のバリケードの前に立つ形で、信彦は左階段側から流れてくる感染者の注意をこちらに向ける。
信彦達が左階段を放棄した理由は、修が陽太達から提供された資材と行動の情報を聞けた事に起因していた。
資材を運ぶ時間、組み立てる時間――それらのリスクを考えた上で、より強固にバリケードを構築するのであれば、あえて階段を放棄したとしても十分なメリットはあると判断した上で。
「ちっ、大分出てきたようだね」
2-6の資材を使い、作業の八割を終わらせ、巴は感染者達の姿を確認する。
目視出来るだけで8体、崩壊に巻き込まれ潰された分を差し引いても、どれだけが3階に向かってしまったのかは、今の巴には判断出来なかった。
「今はこちらを終わらせるのが先だ。八十八旗も無理はするなよ」
「分かってるさ! それに……彼女の無事だって確認してないんだ。プロポーズするまで死ねないって!」
集団から抜け出す形で突出した感染者の一人を、モップの柄で全力で突き、信彦はその距離を離す。
二人での作業になる為、どうしても作業自体は遅れてしまう。
その為に、信彦は時間を稼ぐ為の目的を持って、あえてその身を危険に晒していたのだ。
「馬鹿な事言ってないで、前に集中しな!」
「もちろ――おっと!」
一人二人だけであれば、信彦でも十分に対処は出来る。
――だが、それほどに感染者は甘くはない。
バリケードに接近する数が徐々に増えていく度に、信彦も奮戦していくが、それでも距離は少しずつ詰められる形になっていた。
「よし、出来た! 信彦、さっさと下がって――」
人一人が通り抜けられるだけの隙間を残し、完成したバリケード越しに巴は信彦に声を掛けようとする。
しかし――
「八十八旗!」
修の叫びは、目の前で襲われる信彦の姿を見た為に。
捕まれるより早く、信彦はモップで一人を突き飛ばし、反転する為に足を動かすが――追いすがった感染者は信彦の腕を掴み、そのまま噛み付く。
「がっ……! この、離れろ!」
事前に防衛用として、信彦は腕にカーテンの切れで固定する形で教科書を巻いている。
それらは
引っかかれる等の切り傷
からは守ってくれるが、ここまでしっかりと噛み付かれてしまえば、効果は薄い。
――その為に、信彦の腕に巻いた教科書は徐々に赤く染まっていた。
「修、ここは頼んだよ!」
このまま、その状況を巴は眺めているつもりは無い。
修に一言だけ伝え、隙間から巴が飛び出す。
「離れな、化け物!」
狙う位置は目元。そこに、巴はバットを振る要領で全力で感染者に振るう。
直撃した感染者は雄たけびを上げ、そのまま信彦の腕から口を離し、背中から後ろに倒れこむ。
「急げ、桜崎! 後ろに来てるぞ!」
隙間から修は二人に声を掛け、巴に状況を伝える。
「す、すまない、巴ちゃん……」
「礼なんざ後でいい。動けるんなら、とっとと逃げるよ!」
痛みこそあれ、信彦の行動には支障は無い。
二人は感染者から逃げる形で隙間へと向かい――その場所を通り抜け、感染者が通るより早く修が隙間を封鎖していた。
【構築成功】
A3第一バリケード:強度1.0(2-6)
【感染】
八十八旗 信彦
:5%
【B3:3-3前廊下】
崩壊音を聞いた後、ナタリアと陽太の二人と合流した刀達は、即座に行動を起こしていた。
「あぁ、そうそう、これが欲しかったのよん!」
3-4には一人の感染者しか居らず、制圧自体はすぐに終わる。
内部に侵入し、刀とナタリア、そして透が扉から廊下を監視している中で、真央は教材室で手に入れた紙粘土を陽太に渡していた。
「探しておいてよかったのだ! でも、陽太ちゃんセンパイはそれを何に使うのだ?」
「秘策ってやつよん。でも、ちゃんと真央ちゃん達の役には立てるつもりなのねん」
紙粘土を手に、陽太は鼻歌交じりに
粘土細工の作成
を始め、真央もそれを興味深げに見つめていく。
陽太が創作にいそしんでいる中、廊下を監視していた三人は片側の引き戸付近へと集まっていた。
「……というわけです。断片でしか見ていませんが、確実だと思いますよ」
透が、二人に対しそれを口にする。
――由貴奈が話さなかった
特効薬を手に入れていた事、そしてストーブの解体に必要な工具を求めている事を。
「取引としては少し弱い気がします。少なくとも、私ならそれだけでは手放さない」
それらの情報を整理した上で、ナタリアは二人に自分の意見を口にする。
「断られる可能性が高い、か……でも、壬生先輩がこれを欲しがってる事には変わりは無いんですよね?」
刀の質問に、透は頷きで返す。
直近の記憶しか読み取れはしなかったが、それでも確度としては十分な物であった為に。
「一度聞いてみた方が早いかもしれませんね。それに、あちらも終わったようです」
透がポケットに仕舞っていた携帯を取り出し、二人に見せる。
由貴奈との連絡先の交換は透が行っており、連絡として送られてきたメールには、3-9の制圧が成功した事が書かれていたのだ。
「どちらにせよ、動くか守るかを早く決めたほうがいい」
ナタリアが短く言葉を口にし、覗いた廊下を二人に見るように促す。
――階段からゆっくりと姿を現した5人の感染者の姿を確認するように、と。
「そうだな。信用は置いておいても、少なくとも共闘くらいは出来ると信じたいが」
刀達はこちらから裏切るような事はしないが、相手から裏切られた場合は容赦するつもりは無い。
その中でも、特にナタリアは自分達が生き残る事にのみに固執しており、必要であれば相手を利用することも厭わない意志を強く持っていた。
「なら、早めに打診したほうがいいでしょう。今なら、まだどうにか出来ます」
3-9に向かうまでの間、少なくともこちらに向かってきている分の感染者は倒しておく必要がある。
その為の協力を要請する為、透は由貴奈にメールを送っていた。
【B4:3-9前廊下】
「じゃあ、行きますよ壬生さん……!」
ねむるが教室の引き戸を開くと同時に、二人は廊下へと姿を現す。
――透のメールを読んだ上で、由貴奈の出した結論は【共闘】であった。
「つき合わせちゃってごめんねぇ、ねむねむ」
「いいですよ。俺は壬生さんを守るだけですから」
元より、ねむるの目的は護衛であり、行動の決定権は由貴奈に一任している。
だからこそ、由貴奈がそちらを選んだことに反対せず、透達のグループをこちらに迎える為に廊下へと出ていたのだ。
「……来たねぇ。倒す時は頭を狙う、忘れずにね」
「えぇ、分かってます!」
3-4から飛び出した透達を確認し、引き連れた感染者を共闘して倒すべく、二人はそのまま戦闘行動へと入っていく。
承認:3-3・3-9解放
Round2 End
▼各グループ状況▼
A:5/5 感染:
八十八旗 信彦
B:5/5 感染無し
C:5/5 感染無し
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年05月20日
参加申し込みの期限
2014年05月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年05月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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