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ヒーローズ!外伝 ~消し得ぬ炎の上の日常~
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読み掛けの新聞を前に、
風雲児 轟
は少し笑う。
新聞には、『パブリックエネミー』を名乗る輩が起こした事件が報じられていた。
そういう事件は増え続けているが、真の『パブリックエネミー』たる轟が関与するものではない。だが。
「まあ、予想通りだな。これまでの事件を考えれば、どの勢力にも嫌気が差すのも頷ける」
と、轟は、微塵も取り乱してはいなかった。
名を騙る者が頻出する一方、最近、『パブリックエネミー』に情報提供や支援を申し出る者も増えている。
(無論、スパイや俺を捕らえようとしてる奴も中にはいるだろうが……)
そういう不穏分子は、自分に辿り着かせなければいいというだけの話だ。泳がせておけばいい。
現状、世間には大きな衝突や変化がない凪いだ状況が続いているが、
(それも嵐の前の静けさ……すぐに状況は動く)
故に轟には、自身を取り巻く全てを利用して、準備をしっかりと整えておく必要があった。
新聞をぐしゃりとして、スマートフォンを手に取る轟。
(作戦決行だ……各勢力への、襲撃を促す!)
指をすいと動かすだけで、『パブリックエネミー』に与する者達が行動を始めるだろう。
襲撃先には各勢力とは何の関係もない場所も含んだが、それにも確かな理由があった。
(一つは、『パブリックエネミー』のイメージ)
轟達は、決してダークヒーローという枠に分類されるものではない。
(俺達は――全てに対して敵対姿勢を見せる、『公共の敵』だ)
轟にはそのことを、周囲にしっかりと認識させる必要があった。
自分の理想に群がる連中にも、それ以外の者達にも。
もう一つは、『試験』。
(俺に協力する事は全ての敵になる事だと、自称協力者達にわからせる必要がある)
自分達への憎悪を、その身で受けさせるのだ。
そうして厳選し生み出された『公共の敵』こそが、各勢力へと攻勢をかける――。
轟の口元に、ふっと笑みが浮かぶ。
「陰に隠れてこそこそと悪巧みをする小者達……真の悪はお前らじゃない。この俺だ」
言い放って、轟は、躊躇うことなく、仮初の平和を壊す起爆スイッチを押した。
ネット上に流れ出した轟の指令は、あっという間に広まるだろう。
そして、『試験』に合格した者達は、間もなくして動き出す。だから。
「ヒーロー達、平和を願う市民達――目先の些事に囚われず、本当の敵をしっかりと見定めろ」
でないと、と、轟は双眸を鈍く光らせた。
「本当に、世界を滅ぼしちまうぞ」
そうして、ひと時の日常は音も立てずに崩れ落ちていく――。
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あとがき
担当マスター:
巴めろ
ファンレターはマスターページから!
お世話になっております、ゲームマスターの巴めろです。
まずは、ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
今回は、ヒーローズ世界での日常を描かせていただきました。
パラレルなひと時、楽しんでいただけましたら幸いでございます。
なお今回、この世界のこれからを動かし得る行動を起こされた数名の方には、
手に入れた手札を個別コメントにてお伝えしております。
ヒーローズの次のガイドが出るまでに、コメントページにて、
----------
獲得:『△△』
----------
というふうに手札を公開いただいた場合、
もし次回のヒーローズにもご参加いただけました際には、
その手札をご利用いただけるようになりますのでご一考くださいませ。
勿論、手札は今回個別コメントにてお伝えするものばかりではございません。
PC様方がそれぞれに持ってらっしゃるもの、手に入れられたものを、
存分にご活用いただければと存じます。
また、この世界での出来事は、現実のPC様の預かり知らないものでも、
ひとつの『夢』としてPC様の心の片隅に置いていただいてもOKです。
このパラレルワールドが舞台のシナリオも、有り難くも3話目となりました。
今回お預かりいたしましたアクションの数々を踏まえまして、
完結に向かって、次回のガイドも準備して参ります。
重ねてになりますが、ご参加くださった皆様に心からの感謝を。
この度も本当にありがとうございました!
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担当ゲームマスター
巴めろ
前回シナリオ
ヒーローズ! ~魔女は偽りの慈悲を歌う~
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月20日
参加申し込みの期限
2016年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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