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■ケース1:昨日なんて大嫌い
佐藤 瀬莉
は早朝に目を覚ます。
防音効果のまるでないアパートの壁や床を通して、朝練やらなにやらで動き出す人々の物音が耳に付くからだ。
ざらついた布団の中で目をこすり、身体を起こせばもう一日は始まっている。
お世辞にもいい目覚めとは言いがたいけれど、瀬莉にとって朝は嫌いなものじゃあなかった。
昨日よりはマシな今日であればいい。
来年の今頃はもっとマシになっていればいい。
そう考えることが出来るからだ。
少なくとも過去を遡るよりはいい。
寝間着を乱暴に脱いで、制服を手に取った。
寝癖と整えるために、歯ブラシを持って洗面台に向かう。
歩くたびにみしみしと音をたてるアパートの床。自然とソフトに歩く癖がついたことを、彼女は自覚していない。
している自覚といえば、最近ひどく目が悪くなったということくらいだろうか。
洗い場は当たり前のように共同だ。隣ではよく見知った顔が歯を磨いているが、瀬莉は最低限の挨拶だけで済ませていた。
深く関わりたくない。
長い人生の共とはしたくない。
それは、強く自覚していた。
「こんなところ、出て行ってやる」
それが老朽化したアパートからという意味で無いこともまた、自覚していた。
部屋に戻って、登校の準備をする。と言ってもいつもの鞄を持つだけだ。
前の住人から譲り受けた(正確には代々受け継がれているらしい)粗末なちゃぶ台の上には、フランス語の参考書と時計制作の本が積まれている。
これが、彼女に残されたほんの僅かな聖域だった。
扉を開ける。
行ってきますを言う相手はいない。
いらない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月16日
参加申し込みの期限
2016年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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