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【星幽塔】おつかいみんなでできるかな?(茹で蟹編)
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承:冬の元気なご挨拶? その1
――第二階層・蟹を湯掻いた場所から少し離れたところ。
「こんにちは、アヴィケンナ」
「あぁ。君は見覚えがあるけど、そっちの彼は? 君と同じ冒険者かい?」
第二階層のとある場所。
恵御納 夏朝
がのんびり寛いでいたアヴィケンナへ挨拶をすると、彼は
新田 亮
に目を向けて首をかしげた。
「俺は新田亮。最近この塔に来たんだ。よろしく」
亮がそう自己紹介すると、アヴィケンナは「そうか」と僅かに頷いた。
「それで、今日はなんの用? ……というか、……その箱は何?」
アヴィケンナが不思議そうに問い、亮が持つ箱に気づいて首を傾げると夏朝は事情を説明し紙へのサインを求めた。
「シドニウムさんから、茹で蟹のお届け物、です」
「蟹って……。あいつらしいな」
アヴィケンナは箱を貰い、礼を述べる。だがその顔には僅かに苦笑が浮かんでいた。
「よかったら一緒に食べたいと思っているが、どうだ?」
亮が夏朝と自分の分の茹で蟹を見せると、アヴィケンナは小さく頷き
「いいよ。どうせ今は暇だしさ」
と2人をテーブルのある場所へと案内してくれた。
椅子に腰掛け、3人で蟹を食べる。心地良い風が吹き、のんびりとした時間が流れ……そこで我に全員帰る。
「どうして、蟹を食べると無口になるんだろうな」
「知らないよ……」
「それだけ美味しいってことじゃないかな」
亮の呟きにアヴィケンナが突っ込み、夏朝が纏める。
だが、これじゃいけないと夏朝は気になっていた事を口にした。
「あのね。第二階層のこと、実は色々気になってるんだ。水道橋とか、他の場所の事とか、住人とか……。よかったら、教えてくれるとうれしいな」
夏朝がおずおずと問いかければ、アヴィケンナは「そうだな……」といいながら2人を水道橋が見える場所へと案内した。
水道橋は、今日も雄大な姿を見せていた。アヴィケンナはそれを見ながら静かに語り始める。
「かつては、ここにも大きな都市があった。けれど、今は……大部分が水没しているんだ。原因は、まったくわかっていないけど」
「まったく……? 記録も無いのか?」
亮が怪訝そうに問いかけると、アヴィケンナは頷く。
「僕の先代も知らなかった。だからそこは僕自身も気になってはいるけど」
話がそれた、と肩を竦めたアヴィケンナは、2人に水の中を見て、と仕草で教える。すると、そこには確かに都市の様な物が見えた。澄んだ水の奥底に広がる、オリエンタルな印象を思い浮かべるその都市は、一体どのような場所で、どんな人達が暮らしていたのだろう? さまざまな建物の間を悠々と魚が泳いでいく。そんな様子を見ながら夏朝と亮が思いを馳せていると、アヴィケンナは水中都市を見つめたまま言葉を続けた。
「ここからサルベージをしようとする連中もいる事はいる。けど、なんかモンスターが住み着いているらしくてね。皆ボロボロな様子で逃げ帰っている。大きな影を目撃した、とかも聞くし、危ないみたいだね」
だから、あまり近寄らない方がいい、とサルベージを試みる者たちに言うのだそうな。
あの水道橋は都市の名残っぽいようだね、とアヴィケンナが言えば夏朝は感嘆の息を漏らす。第二階層での戦いを聞いていた亮もまた、興味深そうに橋を見つめた。
(ん?)
水面から見える遺跡を見ていた亮は、そこで何か光るものを見つける。不思議に思って近寄ると、それは大きな何かの鱗だった。
「それは、多分竜の鱗だ」
アヴィケンナが珍しそうにそういい、一枚を手に取る。淡い水色の鱗は光にかざすと七色の光沢を見せる。亮はわずかに瞳を細め、わずかにため息を吐く。
「この間の戦いで散ったのかもしれないな。持っておくといい。お守りとか薬の原料とかで重宝されると聞くよ」
「すごく綺麗だね」
覗きこむ夏朝の言葉に頷きながら、亮は僅かに口元を綻ばせた。
3人はしばし蟹を食べながら、水底に眠る都市に思いをはせる。
「おもしろそう。行って見たいな。でも、なにかおっかないモノがいるんだよね」
「わくわくしてくるのはなぜだろうな。……興味深いよ」
夏朝と亮は、顔を見合わせて頷きあった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月23日
参加申し込みの期限
2016年10月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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