【星幽塔】おつかいみんなでできるかな？（茹で蟹編）｜リアクション

【星幽塔】おつかいみんなでできるかな？（茹で蟹編）

おまけ
（蟹以外の料理、何にしようかな）
　第一階層に戻った水上桜が店を巡っていると、目の端を何かが通った気がした。不思議に思い辺りを見渡すも、違和感を覚える以外はなにもない。人々が行き交い、暖かな喧騒が溢れているだけだ。
「何だったんだろう……？」
　首をかしげた彼女は、とりあえず食事にしよう、と思い１軒の食堂に入る。カウンター席につき、メニューを広げる桜だったが、何故だろう、空腹感が僅かに減った気がした。

　食事を終え、後片付けも終わった美咲紀はシドニウム特製のハンドクリームを手に塗りながら満足げに一日を振り返っていた。
（本当にほっこりした一日でしたにゃ～）
　ぽかぽかとした心地のまま、のんびりしていた彼女だが急に違和感を覚え、辺りを見渡す。だが、そこには何も無い。
「気のせいでしたか……」
　そう言い安堵する美咲紀だったが、ほんわかとした気分は消えていた。ただ、妙な違和感だけが、彼女の中に取り残された。

　桜と美咲紀が感じた違和感。それが何なのか、今は誰も解らない。
　ただ、その違和感は……靄のように２人の中に残ったのだった。

（おまけ・終）

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あとがき

担当マスター：菊華伴
ファンレターはマスターページから！

はい、どうも菊華でございます。
このところ寒くてかないませんがいかがお過ごしでしょうか？　菊華は寒さに負けそうです。

という話は横においておくとして。
今回はおつかい＆第１～第５階層のアステリズムと交流しよう！　という内容でした。
楽しんでいただけたでしょうか？
まずはガイドに登場してくださった旅鴉月詠さん、まことにありがとうございます。

お使いは大成功でした。
おまけにシドニウムまで手伝っていただきまことにありがとうございます。
今後もいろんなアステリズムが出てくるかと思いますが、
みなさんよろしくおねがいします。

また、今回のダイスロールは、お土産判定でございました。右のダイスの数は個数です。
何をどれだけゲットしたかは個別コメントをご覧ください。
今後も僕が手がける【星幽塔】シナリオではダイス判定を出す所存です。

皆さんのアクションにより色々とわかった事とかありました。
これがどうなるかはさておき、皆さん、今後も星幽塔をじゃんじゃん攻略していってください！
その塔の先には何が待ち受けているのか！
皆さんの目で確かめてくださいっ！

それでは、このあたりで。
また縁がありましたらよろしくお願いします。

＊・＊・＊・＊・＊

＞参加者の皆様へ
取得アイテム：蟹カレー
シドニウム曰く「第四階層の名物」とのこと。
現実世界でいうと、タイ料理のプーパッポン（渡り蟹のカレー炒め）に似ていますが、
辛味はマイルドに抑えられています。

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