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【星幽塔】おつかいみんなでできるかな?(茹で蟹編)
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「蟹、とどけまーしタ! シドニウム、いるますカー?」
トワ・E・ライトフェロゥ
が第一階層から料理の差し入れをもって来た頃。丁度診療所はある意味修羅場と化していた。円はシドニウムの指示に合わせて道具を準備していたし、刀は街の人とけが人を運んでいた。そして、剛はシドニウムと共に手当てに当たっていた。
「これはどうしたデスか!?」
「何でも家の修理中に落ちたみたいでね。その巻き添えになった人もいるのだよ」
シドニウムは額の汗を戻ってきた円に拭いてもらいながら傷を縫っていた。トワは円の案内で自宅スペースに行き、差し入れをテーブルに置く。
「月詠からの差し入れデース。後で食べるですヨ」
「シドニウムさん、喜ぶよ!」
円とトワは笑い合うと、一緒に清潔な包帯の補充を始めた。
怪我の手当てが終わりひと段落すると、5人ともくたくたになった。トワは月詠から託された料理をテーブルに広げ、剛は第五階層で手に入れた聖なる木の実のジュースを振舞う。中断していた昼食の再開だ。
「これ、すっごく美味いっ」
「確かに美味いな。炭酸で割っても美味しいだろうな」
刀とシドニウムがそう言い合っていると、トワがさり気なくこんな事を聞いてきた。
「アステリズムはとーもーだーち、違うらしいデスケド。シドは、友達と思うです?」
「あぁ。まぁ、いて座の先代……ジョバンニ殿には大変世話になったよ。てんびん座の先代リブラス殿は、物凄く堅苦しくてとっつきづらかったが」
と穏やかに答えるシドニウム。懐かしそうに目を細めた顔は、少し子どもに返ったようだった。
「上のfloorのアステリズムも知ってるです? フランみたいに継いでいる人も居そうデスけど……」
「そうだろうな。見知った者もいることはいるが、今はどうか解らないんだ。……君たちの目で確かめて見て欲しい」
シドニウムは苦笑しながら、どこか不安げな顔になっていた。
食事が終わると、円と剛の願いもあって白竜、カドュケウスの元にやってきた。カドュケウスはのんびりとした雰囲気で冒険者達を出迎えた。
(竜の生態系とか、ロマン感じるなぁ)
円は傍らでのんびりとする白い竜に触れながら傍らのシドニウムに問いかける。
「ねぇ、どんなことをして過ごしたの?」
「我輩が物心つく頃には、かに座の先代とカドュケウスの元にいたな。いつも湖で蟹を取ったり、いっしょに遊んだりしていたよ」
シドニウムは普段よりも穏やかな顔で答え、傍らにいる竜の顔を見上げる。と、カドュケウスは
「シドは、暗闇を怖がる所がある可愛い子どもだったよ。先代様に負けないほどマイペースだがな」
と言って肩を竦め、シドニウムは「父さん!」と声をあげる。そんな様子に思わず笑ってしまう4人。
「なあなあ、竜ってどないな事が嬉しいんやろ?」
兄ちゃんたち家族やんか、と興味深そうにに剛が問えば、1人と1頭は顔を見合わせる。シドニウムは眼鏡を正し、もう1度ちらりと竜を見て口を開いた
「他の竜はどうかは解らないが、カドュケウスは首を撫でられるのが好きだ。ただ、逆鱗に触れてはいけないから注意して欲しい。それと、水浴びが好きだ」
カドュケウスがうんうん、と頷いて首を上げる。よく見れば喉元に1つだけ逆さに生えている鱗があった。妙にオパールのような艶がある。
「ここはな。我々竜族にとって一番触れられたくない場所だ。私の場合は悪寒がする。だから、決して触らないで欲しい」
「おう。注意するわ」
剛はごくり、と息を飲み、真面目に返事した。その他にも「参考になるかは解らないが」と食べ物の好みやスキンシップについても話を聞かせてもらう剛達だった。
剛は傍らに呼んだ黒竜を見、頭を撫でながらシドニウムたちにこう問いかける。
「よかったら、相棒の名前、考えてくれへん? まだつけていないんや」
剛の言葉にシドニウムは
「クロちゃん」
返す刀で返し全員が「そのまんまじゃん!」と突っ込みたくなった。傍らのカドュケウスは申し訳無さそうに首を下げる。
「……こいつはネーミングセンスが無くてな。私からはプシュケとかはどうかと思う」
優しそうな子だから、と穏やかに言えば、剛は少し考える。
「ほな、吟味してみますわ。おおきにっ!」
心から礼を述べる剛に、トワと刀、円は良い名前に決まるといいな、と頷いた。
この後、第二、第三階層へ向かった担当者からも各アステリズムからのサインが届く。その際、トワと
鴻上 彰尋
と
大天使 天吏
は剛が聖なる木の実ジュースを分けてもらう事に。
(まぁ、3人ともくじであててもうたんやけどな)
と剛は苦笑する。食事で飲んだ剛はお土産に貰った金平糖の袋を見つめ、圭花と海斗が今どうしているか考えたのだった。
そして、
新田 亮
と共に報告に来た
恵御納 夏朝
は、何故か帰り際金平糖の袋をシドニウムから受け取った。
「患者さんからお礼にもらってな。よかったら食べて欲しい」
「え? いいの?」
不思議そうにする彼女に、シドニウムはニッコリ笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月23日
参加申し込みの期限
2016年10月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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