this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
魔法少女、ときどきマスコット或いはヒーロー
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
アウトレットの外では、巴とひまりんがそれぞれ別のマジューンを相手にしていた。ハンマー型のマジューンの巨体からののし掛かり攻撃を受けて、ひまりんの額に汗が浮かんでいる。
「……お、重いッ!! でもここで離したら——!」
攻撃が避難者に行ってしまう。なんとしても持ち堪えなくてはとプルプル震える腕に力を込めた時、急に重さが半減した。
必死で気付かなかったが、いつの間にか隣に涼しげな色のコスチュームの魔法少女が現れていたのだ。
「せーので投げ飛ばしますよ!」
「う、うんっ!」
膝を曲げた二人は「せーの!」と声を揃えて一気に力を解き放った。勢いに押されたマジューンは吹き飛んで観覧車にぶつかる。
「観覧車が!」
ひまりんは掌に生み出したスティックをしならせ、長い紐状の光で観覧車が倒壊して避難者たちの上に落ちる大惨事を防いだ。しかしその間にマジューンは立ち上がってひまりんの方へ走ろうとする。
「そうはさせません」
形を持った光が、銃弾のようなスピードでマジューンにぶつかり、凶行を制した。
北条 冬華
が変身したこの魔法少女は、マジカルな大鎌から光の攻撃を放つことが出来るのだ。
「私のマジックストライクで援護します」
「ありがとう! ……おお」
観覧車を地面に横たえるように下ろしたひまりんは、冬華の魔法少女姿から目が離せなくなってしまう。
クールな印象の揃いの白いマントと長いグローブと、キュートなチェックのミニスカート。ひまりんの中の人陽毬はコスプレイヤーとして素直に良い印象を受けたのだが、視線が固定していたのはそこではない。
「これはこれは……フヒッ」
胸部と腹部を覆う布の圧倒的な少なさ。ヘソ出しのみならず胸元すら大きく露出するデザインに、同性にすら萌えられるおたくのサガが発動していたのだ。
ひまりんが思わず漏らした平和を守る戦士としては余り相応しくない音を背後に聞いて、冬華は膝をすり合わせる。
「以前も似たようなことがあったような……、この服も何度目かなんです。……でもやっぱりちょっと恥ずかしいので」
「あ、ごごごめんね!」
ひまりんは慌てて視線を逸らしてマジューンへ向かっていった。
「こればかりは、経験があってもなかなか慣れません」
冬華は呟く。
彼女が魔法少女に変身したのは、先程ひまりんに言った通り、これが初めてではないのだが、現れた敵や自らが使える魔法も以前の現象とは異なっている。経験は参考にならないかもしれない。
しかし今は他にも魔法少女がいるのだ。
「敵は結構手強いかもしれませんが、みんな力を合わせて戦えば勝てるはずです!」
「うん!」
冬華の声にひまりんは背中で答えて、長い紐状の光を鞭のようにマジューンに巻きつかせた。
千載一遇の機会に、冬華とひまりんは視線を合わせた。冬華は魔法の力で何倍にも引き上げられた脚力で、マジューンへ向かって地を縮めるように走り寄ると、ボクシング部で鍛えた技術で抉るようなアッパーを食らわせた。
別の個体にトドメを刺していた巴が思わず振り返る程の勢いで、マジューンは空高く飛ばされていく。
「——もう一発!」
「ええ、いきますッ!」
冬華は片手を頬につけながらマジューンが落ちてくるのを待っていた。
その時である。
「受けてみよ、土偶突撃!」
「へ?」と「え?」を重ねながらぽかんとした冬華とひまりんの目の前で、茶色い物体——いや、土偶の魔法少女が、落ちてくるマジューンに体当たりの突撃をかましたのだ。
マジューンの姿が黒い靄になって消え失せると、土偶の魔法少女がくるりと冬華たちのほうへ首を回した。
「あなたも、……魔法……」
「……少女、なのですか?」
よくぞ聞いてくれました! と言うように、土偶の魔法少女は土っぽいメガネのテンプルを持って、クイっと押し上げた。メガネを持つ者のみに許された、知的にして不敵なポーズだ。
「魔法少女・
土偶姫
!
遮光器は眼鏡の一種、土偶は女性像。つまり遮光器土偶とは古代の眼鏡っ娘なのでござる。
眼鏡さんたちの平和のために戦うでござるよ!」
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
魔法少女、ときどきマスコット或いはヒーロー
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月09日
参加申し込みの期限
2016年10月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!