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新たな魔法少女たちが戦場に降り立つと同時に、拡声器を持った魔法少女の号令でぬいぐるみたちが飛び出してきた。
マジカルでメルヘン——、しかしぬいぐるみたちがアウトレットモール内で手に入れた角材やゴルフクラブや……果てはどこから出てきたのか謎の釘バットまで装備して振り回しまくるものだから、耳当たりの良い言葉だけでは説明しきれないハチャメチャな戦いになった。
「はぁい、みんなこんにちわ♪ 魔法少女・
ピュア☆ホワイト
ちゃん参上っ!
このマジカルメガホンで、悪ぅいマジューンちゃんをやっつけちゃうんだから♪」
この魔法少女の特別な魔法は、変身前の人間が使えるろっこんと酷似していた為、能力を「得意分野だ」と言い切れる程使いこなしている。
ただ……ピュア☆ホワイトちゃんこと
滝原 レオン
にとって、可愛らしい衣装と勝手に喋ってしまう口上は、微妙な事この上ない。輪をかけて微妙なのは、レオンの高校1年生男子の特徴を色濃く残した所為で、さして美少女化した訳でも無く、しかしぶさいくでもない、強いて言うなら中の上くらい? になってしまった少女としての外見だった。
(中途半端なんだよ! 美少女なら美少女、「うわキツ」なら「うわキツ」で通せよ!)
マジューン・ダークを足止めするぬいぐるみ軍を指揮しながら、そんな事を考えているピュア☆ホワイトの頭の上に、ほろたんが飛び乗ってきた。
「助かったほろピュア☆ホワイト。このままひまりんたちが達がやられたら、またイチから新しい魔法少女を沢山スカウトしなきゃならなかったほろ。
そんなめんどくさいの嫌だなーと思ってたとこほろ」
「お前も大変なんだな……ってゲスくないか今の!?」
「気のせいほろ。戦いに集中するほろ」
「……とにかく、あの化け物をぶっ倒せば元に戻れるんだな!? よーし、それならやってやる!」
開き直ったピュア☆ホワイトが「
みんなーっ!
」と新たな指示を的確に出し始めた。
それに合わせて、ほろたんも魔法少女たちを一箇所に集め始める。全ては大火力を持った魔法少女——、もとい魔砲少女の攻撃を待つ為だ。
『惑星M―16より救援に参りました、対マジューン機関【AMO】所属、コードネーム【ファイアクラッカー】只今より殲滅作戦にあたります』
ファイアクラッカーこといいなは自分で吐いたこのセリフを反芻し、(状況的にも後から参加する追加戦士枠ってヤツじゃないのかしら?)とふんわり思ったり(でもこんだけ動いて1mmもずれてないこの衣装はスゴいわね)と感心したり、(皆どういう理屈でビーム出したりするのかしら?)と考え込みそうになったものの、そこは全て『おやくそく』なんだろうとふんわりのまま置いておいた。
考える時間があるのなら、その数十秒すら戦いにあてて、これを終わらせたい。
(とっととこのこっ恥ずかしい衣装とおさらばするのよっ!)
ファイアクラッカーは『今、ボムを放って敵の行動を足止め致します』と仲間たちに合図し、ポーズをとった。
『雷よ我が元に、
ライディーン
!』
刹那の間にその場を閃光が支配する。ファイアクラッカーの広範囲攻撃が、マジューン達を殲滅せんと霰のように降ったのだ。
『今のうちに、残った敵を集中攻撃するのです、皆さん!』
「オッケー任せて!」
らぶりぃおったーは応えながら、『ぷりてぃおったーワンド』から水流を放つ。
「おったぁアクアすぷらーっしゅ!」の声と共に敵が消えていくのを横目にして、さくら☆ふぶきもスティックを一振りした。
「攻撃は最大の防御なり!」
敵に向かってスティックをかざすと先端のつぼみが花開き、そこから猛烈な桜吹雪が迸る。
巻き込まれたマジューン・ダーク達は闇に還って逝った。さくら☆ふぶきは可憐な見た目に反して攻撃特化した魔法少女だったらしい。
その攻撃から逃れようとするマジューン・ダークも居たが、ラビティアの作るラ・ピット・フォールに飲み込まれるように次々と落ちていた。
「さぁ悪い子たちにはきっちりお仕置きだよ? マジューンなんかぜーんぶ落としちゃうんだから!」
ウィンクしながらビシッと決めたラビティアだが、内面はテンションだだ下がりだ。
外見10歳の魔法少女が枯れきった心持ちで、今目の前で繰り広げられる光景を俯瞰で見つめていると、背後から肩をぽんっと叩かれた。巴がブラッディマリーを肩に乗せて、不器用に感謝を述べた。
「この借りはいつか返すよ」
心が死にかけのラビティアの代わりに、らぶりぃおったーが巴に笑みを向ける。
「沢山の魔法少女がいるんだもん! これならきっと、この危機も乗り切ることができるわ……みんなで頑張らないと、ね☆」
巴はふんっとツンデレな反応で戦いに戻っていった。らぶりぃおったーがぷりてぃおったーワンドを握り直したところで、ほろたんが肩に飛び乗って耳元に囁く。
「ノリノリですね武道さん」
「志波武道? だぁれわかんなぁい☆
武美ちゃんは清楚アイドル系美少女だよっ! 共通点なんてないじゃなぁい♪」
「……競パン」と言いかけたほろたんだが、いつも余計なことを言いすぎてしまう口は、今度ばかりは閉じておいた。
ノリノリになることで吹っ切れる何かもあるのだろう。
そう考えると魔法少女の大体がそんな感じに見えて、なんだか胸がきゅっとなってしまうほろたんである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月09日
参加申し込みの期限
2016年10月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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