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その頃、アウトレットの館内では——。
「呼ばれてなくても華麗に参上、悪いやつらを即刻退去!
魔法少女・
ラビティア
ちゃんでっす☆」
リズムよく名乗り上げた魔法少女が、長いツインテールを振って現れた。その派手な登場は、敵のみならず避難者たちの目も集めている。
星屑を振りまくような——ほぼ物理で出ているのが、魔法少女らしいところだ——決めポーズと、可愛い表情。
しかし内側の
黒兎 都
としての人格は、行動とは裏腹にため息をつくような気分だ。
(……うぅわぁ、勝手に口が動く。しかも我ながらすっごい痛い台詞……)
どう言うカラクリか分からないけれど、最早場のテンションに任せ、ノってる振りしてやりきるしかない。本来なら17歳の身体が10歳くらいまで遡っていることや、長い髪になった『外見の変化』がせめてもの救いだ。
(普段通りだったらあとで恥ずか死ぬの確定だよね……。変わっててほっとしたわ。とりあえず一人称だけでも『私』に変えとこ。
……でもこの変身っていつ解けるのかな?)
「うーん……」浮かんだ疑問に思わず考え込んでしまうが、その間も——名乗りが災いして——刻一刻と敵は迫っている。
「ラビティア! マジカルスティックを使うほろ!」
背後から聞こえた的確な指示に、ラビティアは光の中から先端がハンマー状になっているスティックを生み出した。
「今だほろ!」
「ええーいっ! ラ・ピット・フォール!」
ラビティアがマジカルスティックで地面を叩くと魔法の穴が開き、走ってきたマジューンがそのままスコンっと落ちてしまった。
「ナイスほろ、ラビティア!」
導いてくれたマスコットほろたんに振り返って、ラビティアは星屑振りまきポーズを決める。
「さぁ張り切ってやっちゃうよ~☆」
ラビティアのお陰で逃げ延びた避難者たちの中には、寝子島中学3年生の
水上 桜
が居た。
(どうなってんのよこれ。何なのよ魔法少女って。またフツウかッ!!)
高校進学試験の結果発表までの緊張の数日間を心穏やかな日々にしようと、好きなアクセサリーショップがあるアウトレットを訪れたところだったのだ。
あれを買ってこれを見て——、そんな普通の買い物計画は、マジューンの大暴れと魔法少女の登場で影形なくたち消えてしまった。無視しようにも館内放送が逃げるように促してくるからもうどうしようもない。
「さよなら普通、くたばれフツウ」
思わず出た呟き声に応えるように「見っけた!」と、声が聞こえた。
「——誰?」
避難者の中で一人足を止めた桜は、声の主が自分の足元にいることに気づいた。
「は、ハムスター?」フォルムは一応ハムスター、大きさはもう少し大きいし、色も水色の謎生物がそこにいる。
「……ほろたんだほろ」
ほろたんは若干目を逸らしながら言った。
「ほろ……たん?」
「ほろたんだほろ! さくらちゃん、魔法少女になってほしいほろ」
名前をごり押ししてくる可愛い謎生物は、首をちょこんと傾げ、小さな両手をつんつんつき合わせてかわい子ぶった。
「は?」
「魔法少女になって寝子島のフツウをまもってほしいほろぉ」
精一杯の媚だった。が、桜は思わずメンチを切ってしまいながら「はァ?」と繰り返した。そこでほろたんは全てが面倒になった。
「あんたが、魔法少女に、なるんだよ!!」
桜の自作したブレスレットが発光する。
(私こんな機能つけてないけど!?)
ぎょっとする桜の気持ちを置き去りにして、空中分解されたブレスレットはシャープペンシルくらいの短いスティックになっていた。
「スティックを手に取る! そんで振って! ほら早くッ!!」
「え? ええ?」
そんなことをしたいとも思わないのに、手は何故かほろたんの言う通り、スティックを握って振っていた。
そこからもう完全にオートだ。桜がスティックを放り投げると、その間に彼女のまとっていた服が、白と桜色のコスチュームに変化していく。落ちてくるスティックが手の中に収まる時、その形状は大きく、先端に桜の蕾をあしらった魔法少女の武器に変化していた。
「春を寿ぎ希望の訪れを告げる、魔法少女・
さくら☆ふぶき
! あなたの心の冷たい冬を吹き飛ばすわ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月09日
参加申し込みの期限
2016年10月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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